
■試合内容 今回は凛香VSエリザベスで、ゲームのラスボス戦の再戦となっております!! 導入編なので短め&立ち絵や回想絵多めです。 挿絵は全6枚、SSは約5500文字です(pixiv換算で読了まで約11分)。 それでは対戦よろしくお願いします~。 ■Content of the match This time it is Rinka vs. Elizabeth, a rematch of the ...
前回に引き続き、凛香VSエリザベスでゲームのラスボス再戦マッチです。
試合開始早々にボディを効かされ動きが止まってしまった凛香は、
そのままボディラッシュでお腹を滅多打ちにされてしまい…………
的な感じで、新年一発目のドミネーション回になります!!
挿絵は全5枚、SSは約7900文字です(pixiv換算で読了まで約16分)。
それでは対戦よろしくお願いします~。
■Content of the match
Continuing from last time, Rinka vs. Elizabeth is a rematch match of the game's last boss.
Rinka was hit by a body blow early in the match and stopped moving,
She was then hit in the stomach by a body rush and ............
This will be the first domination episode of the new year!
There are a total of 5 illustrations including standing pictures and differences.
あけましておめでとうございます!!
今年も皆様に楽しんで頂ける様な作品を作っていきますので、本年もよろしくお願いします~。
そしてインフルでダウンしていた為、12月後半分の更新が遅くなってしまい申し訳ありません。
このPart2が12月後半分になりますので、今月は残り2回更新予定となります。
それでは本編をどうぞ~。
Happy New Year!
I will continue to create works that you will enjoy this year as well, so please look forward to working with me again this year~.
And I apologize for the delay in updating the second half of December, as I was down with the flu.
This Part 2 will be the second half of December, so there will be two more updates this month.
Now, let's get to the main story~.
★最後にアンケートがあります。プラン内容の方針を決める要素になりますので、よければ皆さんのご意見を教えていただけると幸いです。
There is a survey at the end. This will be a factor in deciding the content, so if you would like to give us your opinion, please do so. (Japanese)
★For non-Japanese users★
Please take a moment to translate and read this short story on sites such as https://www.deepl.com/translator m(_ _)m
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Broken Champion and Irreplaceable Rival - Rinka VS Elizabeth - Part2
※JK=Jyoshi Kousei=High school girl
だが、少女は知らなかった。
(アタシの今の全力…………たっぷり味わいなさい!!)
”壊し屋(ボディブレイカー)”の二つ名で知られるエリザベスが、アンナやミサといった強敵相手に連敗を喫してしまった事で、今までより成長する必要性がある事を強く実感していた事を。
「やぁぁぁっっ!!!」
鍛錬の方向性はアンナの様な耐久力やミサの様なカウンター等、色々選択肢はあったものの―――――選択したのは、純粋な腕力の強化だった。
「おぶぅぅぅぅぅぅっっっっっっ!!!!!!」
力強く固めた筈の腹肉は拳の形に歪ませられ、胃袋が直接圧迫されている激痛で少女の口からは情けない絶叫と大量の唾液が吐き出されていく。
「お゙っ…………ん゙お゙お゙っ……………………」
想像を遥かに超えた衝撃を叩きつけられた結果、一撃で身体をくの字に折り曲げられ、もはや呼吸すらままならないでいる凛香。
無様に口を大きく広げながら悶絶する少女の姿がスクリーンに映し出されていき、会場はこの日一番の盛り上がりを見せていた。
「凛香選手、ボディの打ち合いで完全に力負けしてしまいました!!!
完全に悶絶してしまっておりますが大丈夫なのかぁ!!?」
極度のスロースターターである凛香に対して、開幕に自身のMAXを持ってくるべく入念な調整を施していたエリザベス。
目の前の光景はそのコンディションの差がもたらした結果だったのだが、観客達の目には両者の間には相当な実力差があるかの様に映っていた。
そして痛みで動けないでいる凛香を見て、金髪の少女はニヤリと笑みを浮かべると共に優雅に口を開いていく。
「It's a show time…………」
告げられたのは、これから始まる地獄を彷彿とさせる絶望の台詞。
「お゙っ…………ん゙お゙っ……………………」
だが幸か不幸か、虚ろな瞳を浮かべて悶絶してしまっている少女の耳にその言葉は届いてはいなかった。
「んぶぅぅぅぅっっっ!!!」
開幕の狼煙として穿たれたのは腰の入った強烈なボディアッパー。
鍛えられた元王者の腹筋を軽々と突き破り胃袋にまで衝撃を届けたその一撃は、少女の腹肉に拳の跡を刻みつけながらゆっくりと引き戻されていく。
「あ゙え゙え゙え゙っっっっ!!!!」
そして間髪入れずに追撃として放たれたのは、人体の急所を的確に抉るレバーブロー。
朦朧としていた少女の意識は余りの激痛で強制的に呼び戻され、同時に全身からは大量の脂汗が浮かび上がっていく。
「追加のボディ二連撃~~~~!!
凛香選手、全く反応出来ずに貰ってしまったぁ!!!」
「ん゙お゙っ……あ゙っ、お゙え゙え゙っっ…………」
格下の相手から挑まれる側だったその少女の口からは、まだ試合が始まったばかりだとは到底思えない程の情けない嗚咽が漏らされている。
「アハッ♪ 相変わらずセクシーな顔してくれるわね……」
力の込められていない柔らかな肉を殴りつけた手応えと対戦相手の悶絶顔を見て、エリザベスは悟っていく。
目の前にいる恐るべきライバルはまだ本調子からは程遠く、故に、攻めるなら今が絶好の好機であると言う事を。
「…………それじゃ、ペース上げてくわよ」
そして”壊し屋(ボディブレイカー)”の二つ名を持つ彼女の本領発揮とも言える、本格的な蹂躙劇が幕を開けていった。
「必殺のボディラッシュが炸裂~~~~~!!
凛香選手の腹が滅多打ちにされてしまっております!!!」
「ん゙お゙っっ……ごひゅっ……あがぁっっ、うげぇぇぇっ…………」
きめ細やかな白い柔肌へと紅い拳の雨は絶え間なく降り注いでいき、着弾の度に雌の無様な鳴き声がリングに響き渡っていく。
「お゙ゔゔっっ…………んぼっっっ…………ぶひゅぅぅぅっっっっ…………」
無防備に晒されている腹肉は深々と対戦相手の拳を受け入れてしまい、一撃毎に脳天まで突き抜ける衝撃と内臓が暴れ回っているかの様な激痛が少女を襲っている。
「お゙っ……ん゙あ゙っ…………お゙え゙え゙え゙っっっっ!!!」
先ほど無理やり覚醒させられた意識は既になく、凛香は小刻みに痙攣しながら白目を剥き、口からは大量の涎を垂れ流し続けている。
まず間違いなく、表の試合であれば即座にレフェリーストップがかかっているであろう惨状だった。
「凛香選手、圧巻のボディラッシュを前に手も足も出ない!!
というより……既に失神してしまっているのかぁ!!?」
「まだ寝るにはちょっとばかり早いわよ凛香!!
…………これで、起きなさいっ!!!」
息継ぎなしで連打を繰り出していた為、呼吸の限界に近づいていたエリザベス。
少女は一度手を止めて大きく息を吸い直すと、腰の入ったボディアッパーを放っていく。
「んぶぅぅぅっっっっ!!!!!」
辛うじて残されていた肺の中の酸素を根こそぎ吐き出させるかの様な強烈な一撃。
それで少女の身体は限界を迎えてしまったのか、盛大に唾液の飛沫を撒き散らしながら、糸の切れた人形の様に膝から崩れ落ちていった。
「凛香選手、早くもダウンを奪われてしまった~~~!!
しかも……見るからにダメージは甚大です、果たしてここから持ち直せるのか!?」
「お゙っ……ん゙お゙っ、がぁっ…………」
最後に貰ったボディアッパーで再び意識を覚醒させられたものの、込み上げてくる嘔吐感で呼吸もままならない様子の元王者。
「Stand up 凛香…………貴女ならこの程度、何ともないでしょう?」
そんな、嗚咽を漏らして這いつくばるライバルの姿をエリザベスは満足気に見下ろしており、汗に塗れた顔には生来の嗜虐的な笑みを浮かべていた。
(エリザベス……また強くなってる。 まさかこんなにパンチが重いなんて…………)
ヒクヒクと痙攣する腹筋にグローブをあてがいながら、涙目の少女はライバルの成長ぶりを改めて実感していく。
まだ試合が始まってから1分と経っていないにも関わらず、半失神状態で散々殴られてしまったお腹は既にかなりのダメージを負ってしまっており、所々に紅い痣が刻まれていた。
(でも…………私は負けないっ!!)
開幕から滅多打ちにされ一方的にダウンを奪われてしまったものの、それで凛香の闘志が衰える事はなく、少女は立ち上がりファイティングポーズを構えていく。
そして唇の端から垂れている涎を腕で拭い取ると、鋭い眼光で対戦相手を睨みつけていった。
「アハッ、イイわねその目♪ …………貴女やっぱり最高よ、凛香♡」
対するエリザベスの方も瞳に溢れんばかりの闘争心をギラつかせており、バンプアップされた自慢の筋肉も活躍の場を求めるが如くその存在を声高に主張していた。
「ボックスッ!!!」
「開始早々ボディラッシュを貰ってしまった凛香選手ですが、まだ気合十分といった様子!! 果たしてここからどう盛り返していくのでしょうか!!?」
(エリザベスのあのパワー……守ってばかりだと押し切られる!!
ここは、こっちから攻めないと!!)
腹筋が痛みを訴えかけてくるものの、持ち前の精神力でそれを無理やり抑え込んでいく凛香。
そしてお互いの間合いに入ったと同時に少女は拳を握りしめ、対戦相手の顔面へ鋭い右ストレートを放っていった。
「やぁっっ!!!」
「ぶふぅっっっ…………ナイスパンチ♪」
元王者の強烈な拳を受け頬肉を大きく歪められたものの、エリザベスの視線は凛香を見据えたままであり、その筋骨隆々の剛腕に力を込めていく。
「それじゃ、次はこっちの番……ねっ!!!」
JKリーグ随一の剛力で繰り出したのは、先ほど蹂躙してもはや解れきっているであろう腹への一撃。
当然の如く下の防御を固めていた対戦相手に防がれてしまったものの、そんな事はお構いなしとばかりにエリザベスは強引に腕を振り抜いていった。
「つぅぅっっ…………!!!」
(ガードの上からっ、効かされっ……)
ダメージの抜けていない腹筋へと、ブロック越しに"壊し屋"の拳が突き刺さっていく。
完璧に防いだにも関わらずその衝撃で少女の身体は硬直してしまい、大きく目を見開いて数瞬の間動けずにいた。
「んがっ、ぁっ…………まだまだぁっ!!」
金髪の少女が腕を大きく引き絞り追撃を放とうとしている最中、辛うじて立ち直った凛香は素早く体勢を整えるやいなや、お返しとばかりにキレのある左ボディを放っていく。
「んお゙っっ!!…………効くわね、でも……この程度じゃ止まらないわよっ!!!」
鍛え上げられた腹筋に蒼い弾丸が突き刺さり、少女のライトブルーの瞳に大粒の涙が浮かび上がってくる。
だがそれでも尚エリザベスは動きを止める事はなく、凛香のボディ目掛けて再びその紅い拳を振り下ろしていった。
「んぅっっっ!!!!」
相手の狙いは分かりきっているため凛香の防御は余裕で間に合っている。
だが正確にブロックしても尚効かされてしまっており、その蠱惑的な色香を帯びた肢体は小刻みに震えてしまっていた。
「リング中央、女の意地とプライドを賭けた殴り合いだ~~~!!
果たしてライバル同士の”雌比べ”はどちらに軍配が上がるのか!!?」
教科書通りに上下へと打ち分け効率的に拳をヒットさせていく凛香に対して、エリザベスの方は狙いがバレているボディへの攻撃を愚直に続けていく。
「はぁ、はぁ……覚悟しなさい、エリザベスっ!!!」
「カモ~ン凛香…………心ゆくまで殴り合いましょう♪」
戦術の差はあれど、二人はその瞳に溢れんばかりの闘争心を浮かべている。
そして観客の熱気が渦巻くリング中央、少女達による激しい攻防が繰り広げられていった。
「ぜぇっ……はぁっ…………くぅぅっっっ!!!」
「凛香選手、辛うじてブロックが間に合うものの……その顔は苦痛で歪んでしまっております!! ガードの上からでも効かされてしまったのかぁ!!?」
互いに片手の指の数ほどの拳を交換した僅かな時間にも関わらず、両者は言い逃れの出来ない位ハッキリと明暗が別れてしまっていた。
(嘘でしょ、ここまで一方的に押し込まれるなんてっ……)
作戦通り初手で自身のベストコンディションを発揮しているエリザベスに対し、凛香の方は若干体が温まってきてはいるものの、依然として本調子からは程遠い状態にある。
その上先程のボディラッシュのダメージが予想以上に尾を引いている事も相まって、狙いの分かりきった腹責めであるにも関わらず、凛香は完全に打ち負けてしまっていた。
「まっ、まだっ…………負ける、もんかぁっ!!!」
痛みに耐えながら歯を食いしばり、少女は反撃の右拳を振り抜いていく。
「ぶふぅっっ!!!」
革が頬肉を叩きつける軽快な音がリングに響き渡り、殴られた側の体勢が一瞬崩れ落ちそうになるものの―――――金髪の少女はそれでも尚、不敵な笑みを浮かべていた。
「ハァイ凛香、動きが鈍くなって来たんじゃないかしら?
次は強いの行くから……ちゃんと耐えなさい?」
その言葉と共に大きく右腕を引き絞ると、エリザベスは硬く拳を握りしめていく。
「…………ッッ!!!」
(ボディが来る……お腹を守らないと!!)
試合が始まってからここに至るまで、一貫して腹部への攻撃を続けているエリザベス。
普通の選手であれば明らかに不自然な行動なのだが、彼女の二つ名が隠れ蓑になっている為、凛香はその違和感を見逃している。
―――――だから気付けなかった。
「えっ、嘘………」
この一瞬の為だけに、金髪の少女は愚直な腹攻めを繰り返していた事を。
そして、自身がまんまとその術中に嵌められてしまったという事に。
「ぷぎゅっっっっっっ!!!」
「強烈なアッパーカットが炸裂~~~~~!!!
凛香選手の体がおもちゃの様に軽々と吹っ飛ばされていきます!!!!」
「んぁっ……………ぁぁ………」
完全に虚を突かれた顎への一撃。
激しく脳を揺らされてしまった結果、少女の意識は呆気なく断ち切られている。
数瞬前まで必死にお腹を守っていた筈の腕はだらんと宙へ放り出されており、相手を殴る為の両の手は力を失い中途半端な握りこぶしを形作っていた。
「おねぇ!!!」
「凛香!!!」
そしてリング上で綺麗な放物線を描いている少女の肉体は、客達の歓声と身内の悲鳴を一身に受けながら――――そのまま吸い込まれる様にキャンバスへと堕ちていく。
「凛香選手またしてもダウ~~~ンッッ!!
真っ向からの殴り合いで完膚なきまでに打ち負けてしまいました!!!」
「ぁっ…………あぁっ……………………」
試合が決まってもおかしくないようなド派手なダウンに会場が湧き上がる中、少女は自身に何が起きているのかさえ分かっておらず、ピクピクと痙攣しながら焦点の合わない視線を彷徨わせ続けている。
「しかも…………これはどう見てもノビてしまっております!!
凛香選手、果たして意識を取り戻し立ち上がる事が出来るのか!!?」
「がっ…………んお゙っ……………………」
弱々しく咥えられたマウスピースが口から零れ落ちても凛香は依然として目を覚ます気配を見せず、時折ビクッと痙攣を繰り返すのみである。
そんなレフェリーのカウントだけが虚しく進んでいく中、意識の失われた少女の耳に悲痛な叫び声が届けられていった。
「何やってんの凛香!! 由乃ちゃんの前で情けない姿晒してんじゃないわよ!!」
「おねぇ、まだ1ラウンドだよ!! おねぇならまだ全然やれるよね!!」
それは、半ば絶望的な状況にあっても尚ここからの逆転を信じているセコンド達の声。
少女が愛しく想っている者達の言葉は何よりも凛香の励みになり、リング上ではとある変化が起こっていた。
「んぁっ…………あーちゃん……由乃…………」
妹達の声援で意識を取り戻した凛香の瞳には徐々に生気が取り戻されていき、身体の震えも自然と治まっていく。
(そうだ、由乃も見てくれてる……だから、私は負ける訳にはいかないんだ!!)
そして緩慢な動きではあるものの、少女は自らの足で立ち上がり、再び闘う為の構えをとっていった。
「まっ、まだっ…………まだやれますっ……」
レフェリーへアピールするものの、その膝はガクガクと震えてしまっており、アッパーのダメージから抜け出せていないのは誰の目からも明らかである。
だが、"堕ちない少女(アンブロークン)”の二つ名通りの見事な復帰劇に会場は先程よりも大きな歓声で包まれていった。
「ボックスッッ!!!」
「何とか立ち上がった凛香選手ですが、まだ1ラウンドは大分時間が残されております!! 果たしてゴングまでどう凌いでいくのでしょうか!!?」
「ぜぇっ、はぁっ…………」
(この状態だとインファイトは分が悪いわね……今は距離を取らないと)
真っ向から殴り負けてしまった点に加え、受けているダメージも少なくない事から、この場面はアウトボクシングで凌いでいくべきだと判断した凛香。
カウント一杯休んだ事が功を奏し足の動きが多少戻って来ていた為、軽快なステップワークで対戦相手から距離を取っていく。
―――――つもりだったのだが、気づけば少女はあっという間にコーナーを背負わされてしまっていた。
「えっ……そんな、なんで…………」
まるでこちらの動きを先読みしているかの様な預言者じみた動き。
疾さ自体は凛香の方が数段上手である為、この状況に少女は戸惑いを隠せないでいた。
「ハァ~イ凛香……貴女とアタシの仲じゃない。
そんなつれないことしないで殴り合いましょうよ♪」
少女が感じた通り、凛香の試合を研究し尽くしているエリザベスには”ある程度”彼女の動きが読めている。
先読みの精度自体はそれ程高くはなく、それ頼りで押し切れる程の物ではないのだが―――――今回は偶然予測がハマってしまい、凛香は不運にも追い詰められてしまっていた。
(この距離は不味い……とにかく、ガードを固めないと!!)
打ち合う事を早々に諦め、亀の様に丸まって全力で防御を固めていく凛香。
それを見たエリザベスは妖艶な仕草で舌なめずりをすると共に、両腕に宿っているその剛腕を遺憾なく振るっていった。
「あっ、うっ……くぅっ…………」
「凛香選手、コーナーでサンドバッグになってしまったぁ!!
手も足も出ず防戦一方ですが、この窮地を脱する事は出来るのかぁ!!?」
幸い直接の被弾は避けられてはいるものの、凛香は絶え間ない猛打の嵐に晒されており、ガードの上から何度も強烈な拳を叩きつけられている。
「つぅっ……んぅっ……あんっっ…………」
(このままじゃ不味い……早く何とかしないと!!)
焦りが募るものの有効な打開策は何一つとして思い浮かばず、少女はただ必死に身体を丸め嵐が通り過ぎるのを待つ事しか出来ないでいる。
「ヘイ凛香! 守ってるだけじゃアタシには勝てないわよ?…………それっ!!」
そして、そんな少女の儚い抵抗を嘲笑うかの如く、エリザベスは力任せに強引な一撃を振り抜いていく。
「あぅっ…………はっ!!」
(しまった、ガードが崩され……)
純粋な膂力で劣っている凛香はその攻撃で必死に固めていた腕を崩され、エリザベスの前に無防備な顔面を晒してしまう。
―――――そして、そこからは一瞬だった。
「はびゅっっっ!!!」
隙が出来た直後に差し込まれたショートアッパーは少女の顎をカチ上げていき、凛香の意識は瞬時に混濁させられてしまう。
「ぁ、んぉっ…………おぶぅぅぅっっ、ん゙あ゙あ゙っっ、がひゅぅぅっっっ!!!!」
動きが止まった対戦相手へ向けて金髪の少女はボディの三連打を放っていき、紅い弾丸は柔らかくなってしまった少女の腹筋を更に抉り取っていく。
「ん゙お゙っ……あ゙っ…………お゙あ゙あ゙っ……………………」
「凛香選手、完全に悶絶させられてしまったぁ~~~!!
ですが、この状況でそれは余りにも危険極まりない!!!」
実況が述べた通り、これで終わってくれる程地下のリングは優しくない。
それを証明するかの如く、白目を剥いてしまっている少女の土手っ腹へ向けてエリザベスは勢いよく拳を振り下ろしていった。
「んぶぅぅぅぅぅぅぅぅっっっ!!!!!」
背後のコーナーポストごと串刺しにするかの様な渾身の一撃。
丁寧にほぐされた腹は紅い拳を深々と受け入れてしまい、その衝撃は余す所なく少女の肉体を駆け巡る。
「………………あら?」
更なる追撃に出ようとしたエリザベスだが凛香の様子を見て”何かを悟った”為、笑みを浮かべながら深く埋まった拳を引き抜いていった。
「お゙っ…………ん゙あ゙っ……………………」
完全に脱力してしまい、膝から崩れ落ちていく少女。
またしても為す術なくダウンを喫してしまうのだが―――――これまでとは異なり、少女の腹筋はとうとう限界を迎えてしまう。
「お゙え゙え゙え゙え゙っっっ…………」
「凛香選手、早くもこのラウンド3度目のダウン……あぁっと、遂に吐いてしまったぁ!!!」
「あ゙あ゙っっ……がっ、あ゙ゔゔっっっ…………」
意識は残されているものの、それが良かったとは到底言い難い程に少女は地獄の様な苦しみの中で喘いでいる。
(ダメっ……腹筋っ、オシャカになっちゃってるっ……)
順当に行けば、実績に勝る凛香が勝利するであろうと考えられていたこの試合。
だが蓋を開けて見れば手も足も出ず蹂躙され、あまつさえ1Rで嘔吐させられてしまっている有様である。
「凛香選手、震えるばかりで全く動く気配が見られません!!
もしや、ライバル相手にこのまま1ラウンドでKOされてしまうのかぁ!!?」
ここ最近連敗が続いているという事も相まって、”もしかすると凛香はこのまま何も出来ずに負けてしまうのではないか?”、といった空気が観客達の間にも流れ始めていた。
【堕ちた王者とかけがえのないライバル】Part3(Fin?)へ続く_____
現在進行系でプロットを練っているので、Part3で終わるのか以降も続くのかは未定となっております。
■postscript
We are currently working on the plot, so it is undecided whether it will end with Part 3 or continue after that.

■前回 ■試合内容 前回に引き続き、凛香VSエリザベスでゲームのラスボス再戦マッチです!! 1R目からボディを滅多打ちにされてしまい、遂には嘔吐させられてしまった凛香。 果たしてこの逆境を覆し、ライバル対決を制する事が出来るのか!? 挿絵は全6枚、SSは約9000文字です(pixiv換算で読了まで約18分)。 それでは対戦...
ナッツが主食
2025-01-10 10:06:06 +0000 UTCどら焼き
2025-01-09 00:00:14 +0000 UTCナッツが主食
2025-01-06 10:33:56 +0000 UTCきのこ
2025-01-06 08:13:00 +0000 UTCナッツが主食
2025-01-06 06:34:44 +0000 UTCナッツが主食
2025-01-06 06:33:26 +0000 UTCMo Mo
2025-01-06 04:28:49 +0000 UTCどら焼き
2025-01-06 03:44:06 +0000 UTCナッツが主食
2025-01-05 22:34:59 +0000 UTCJayLoCco
2025-01-05 20:44:45 +0000 UTCナッツが主食
2025-01-05 14:44:58 +0000 UTCナッツが主食
2025-01-05 14:40:36 +0000 UTCナッツが主食
2025-01-05 14:39:51 +0000 UTCナッツが主食
2025-01-05 14:39:01 +0000 UTCナッツが主食
2025-01-05 14:37:44 +0000 UTCHaff
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2025-01-05 09:13:10 +0000 UTCイテ-い
2025-01-05 06:28:18 +0000 UTCMarcacis
2025-01-05 05:18:11 +0000 UTC