放浪の剣士フォーヴァル~魔女の刃と大地の宝珠~六話
「………………はあ」
剣の呪いは解け、後はあの男を探すのみ。
しかし幾多の魔物を屠り捨て、”大地の宝珠”と呼ばれる古代...
2021-12-08 06:48:05 +0000 UTC View Post
「………………はあ」
剣の呪いは解け、後はあの男を探すのみ。
しかし幾多の魔物を屠り捨て、”大地の宝珠”と呼ばれる古代...
2021-12-08 06:48:05 +0000 UTC View Post
洞窟を根城に村を襲う山賊を始末したのは数日前、山を下り枯川沿いの荒野を抜けて、目的地である朽ち果てた古代遺跡に辿り着いた。
2021-12-08 06:45:48 +0000 UTC
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灰色の空、灰色の木々、灰色の大地……目眩すら覚えるほどの乾ききった風景の底で、着衣をくぐり抜ける肌寒い空気を吹き付けられたまま、ダ...
2021-12-08 06:42:38 +0000 UTC View Post
「どうかしたのか?」
「何がだ?」
緑生い茂る薄暗い山道を半分ほど下った辺りでレシドスが静かに口を開く。
行為を終え...
2021-12-08 06:41:29 +0000 UTC View Post
「ここか……随分と時間がかかったな」
油布を先端に巻き付けた松明を手渡される。
赤く鮮やかな炎が、剣を振り回せるところ...
2021-12-08 06:40:02 +0000 UTC View Post
「…………」
自分を、母を踏みにじったあの男……ゾーグラスの足取りを追って三年、”海の遥か先、灼熱の巨竜を打ち倒した”と...
2021-12-08 06:38:49 +0000 UTC View Post
「……誰かいるの?」
母に頼まれ、薬草レウトレガを摘むために鬱蒼と青緑の葉が生い茂る薄暗い森の奥へ向かったフォーヴァル。 2021-12-08 06:36:08 +0000 UTC View Post
「あ……」
買ってやった銀のピアスが電灯に煌めく、穂乃香は不安げに眉尻を下げて葉を落とした茂み越しにベンチへと目線を向け...
2021-12-08 04:55:16 +0000 UTC View Post
初めて見た恋人の裸体に目は釘付けに、桃色に染まる素肌が布団に隠れると我に返り、カーペットの上に置かれていたクッションを乱暴に蹴飛ば...
2021-12-08 04:53:48 +0000 UTC View Post
肌を舐め撫でる冷風のおかげで多少は落ち着きを取り戻す、多少火照りを残しながらも立ち上がった穂乃香は、クローゼットに備え付けの収納ボ...
2021-12-08 04:50:59 +0000 UTC View Post
土曜の昼下がり……真上近くに居座る太陽の直射日光が窓から室内へと入り込む、去りゆく涼風を引き止めるようにライトグリーンのカーテンを...
2021-12-08 04:45:36 +0000 UTC View Post
「…………遅れちゃって、ごめんなさい」
「いいよ。しばらくは暇だから」
遠慮がちにドアを開く音、次いでパイプ椅子を引く...
2021-12-08 04:37:51 +0000 UTC View Post
「ただいま」
「…………………………おかえり」
「七海、もう帰ってたのか。ずいぶんと早いんだな」
「うん……」
...
2021-12-08 04:33:43 +0000 UTC View Post
取材の甲斐なく、当然かもしれないがUFO目撃に関して有益な手がかりは得られなかった。
それでも記事は書こうということになり、穂乃香が...
2021-12-08 04:31:17 +0000 UTC View Post
「穂乃香さんだ、どうしたのかな……」
夜、机に向かって宿題をしていると穂乃香からメールが来た。
それと同時にせわしない...
2021-12-08 04:21:39 +0000 UTC View Post
「…………」
新聞部部室、魁人の作業している背中を目で追ってしまう。
両の瞳では彼の後ろ姿を見ながらも、思い出すのは直...
2021-12-08 04:20:02 +0000 UTC View Post
昼休み、遮る物のない屋上は強い日差しに照らされており地面のコンクリートも座れるかどうかというところまで温められていた。
しかし吹...
2021-12-08 04:18:31 +0000 UTC View Post
穂乃香が電車で痴漢されてから二週間後、皮肉にもあの事件がきっかけで二人の仲はさらに接近することとなった。
ありふれた先輩後輩の間...
2021-12-08 04:10:21 +0000 UTC View Post
穂乃香が新聞部に入部してから三週間が経った。
記事を書かせてみたり、単独で取材に向かわせたりとあれこれ試してみたが、入部直後の自...
2021-12-08 04:06:07 +0000 UTC View Post
夕暮れの住宅街、朝洲直久は隣のクラスの少女、芦澤穂乃香の後ろ姿を舐めるように見つめていた。
オレンジ色の絵の具を塗りたくった世界...
2021-12-08 04:03:45 +0000 UTC View Post
変わり映えしない退屈な毎日にも楽しみはある、男は商店街の片隅でマッサージ店を営んでいた。
表向きは指圧を中心とした平凡な店だが、...
2021-12-08 03:34:16 +0000 UTC View Post
「…………先輩っ、先輩ったら」
遠くで育美の声が聞こえるが、涼はそれに気が付かず、腕を引っ張られてやっと我に帰った。
<...
2021-12-08 03:03:58 +0000 UTC View Post
「ふう………これで終わり、と…」
生徒会役員も楽じゃない、平の役員でもすべきことはたくさんある。
新崎育美は、小さく息...
2021-12-08 02:55:43 +0000 UTC View Post