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【小説】愛息子と、ペット1匹。

愛する息子がいる。

血の繋がりはないけれど、そして世の中に認められることもないのだろうけれど。それでも構わない。自信を持って言える。彼は私にとってかけがえのないただ一人の子。許されるのなら、昼も夜もずっと寄り添って生きていきたい。

だけどこの世は資本主義。稼がねば生きていけない。分かっていても切ないものだ、大きなため息が自然と溢れる。

昼休み、私以外誰もいないオフィス。私はネクタイを少し緩めて、スマホのフォトフォルダを開く。

その画像のほとんどが息子の写真だ。ほんの僅かな充電の時間。家では彼が嫌うから吸えないタバコの煙。屋上の空に垂れ流して、その行方を目で追いながら、就業までの時間を数える。

もう一度スマホを眺める。最近、フォトフォルダに新しい顔が加わることになった。

家で寂しく私の帰りを待つ息子のために、ペットを一匹、与えたのだ。

楽しそうに遊ぶ犬、そして少年の姿。きっと今も、息子はペットと楽しく遊んでいるはずだ。

今日は帰りにペットフードの補充とあわせて、ウェブカメラも買って帰ろう。仕事中も彼らの様子が眺められるなら、この切ない時間を乗り切る活力になるかもしれない。

帰宅したらすぐに彼は私の胸に飛び込んでくるだろう。その想像だけを活力にして、再びネクタイを締め直した。

通勤には不便だが、車なら30分ほど。都会区の名前を冠していても、この地域は傾斜も多くここ最近は新しい家も立たない静かな地域だ。私はここを気に入ってる。車の通りも少ないから、息子も安心して遊ばせられるし、何より、最近買い始めたペットがいくらうるさくしても迷惑をかけることがない。

築40年の木造ボロ屋だが、息子が待っていることを思えばかけがえのない愛の巣だ。

玄関を開ける前からはしゃぐ声が聞こえる。鍵を開けて、ただいまの一声。

ほらやっぱり。扉を開けると、まずは一匹の犬がこちらに気づいて私の胸に飛び込んできた。

「ただいま、ジョン」

ジョンはしっぽを振って顔をベロベロと舐め回す。

どうせクリーニングに出すスーツだ。抜け毛とよだれがいくらつこうが構わない。

「いい子に遊んでいたかい?」

ジョンは一つ吠えると、また奥へと引っ込んでいく。新しいペットとの生活は順調のようだ。ぐしゃぐしゃになったスーツを脱衣かごに放り込む。靴下も、ネクタイも。全部脱ぎ捨てて、私は裸のまま、ジョンがいる部屋に向かう。

そこには、鎖に繋がれた一匹のペット。最近仕入れた、生意気なオス。

「た…だずげて…もう…もうやだよぉ……ッッ」

少年はすすり泣く。その指先は血で滲んでいた。爪が剥がれかけている指もある。無理やり、こじ開けようとしたせいだろうな。彼の首元の革の輪を。

ジョンは……息子は、そんな彼を黙らせるように、少年の尻の上にのしかかった。きっともう、今日も何度も済ませた行為なのだろう。

「いやだっ!いやだ……ぅぁあああん!!!」

少年はすでに彼の爪の後だらけの尻を必死にふって、ジョンを振り落とす。かわいそうに、ジョンは小さく一声鳴くと諦めて部屋の隅に行ってしまった。

まぁ、もう何発も出したあとだろう。気持ちはあっても彼のペニスはもう突き刺す力を失っているようだし、また明日遊べばいい。

私は少年の前に立ちはだかる。そして一度、その頬を突き飛ばした。

「息子に逆らうな。」

「た、たずげてくださぃぃいいい……もう、もう、あああああ~~~!!! 家、家にかえしてぇえええ!!!」

帰してと言われても、この少年の住所も名前も私は知らない。ただ、ジョンを連れてホームセンターまで出かけたときに、いじらしくも店の外で待っていた彼のしっぽを、いたずらで引っ張ろうとしていたクソガキだということしか。

親は見てない。見てないからこんなガキが生まれるんだ。しつけもなってない、クソガキ。人の息子をいじめる、害悪だ。こんなガキは、許せない。親は見てなかった。誰もみてなかった。ホームセンターで買ったばかりの、工具が私の手にあった。だから。

「ペットにしてやったんだ。」

うるさいクソガキの頭を踏みつける。顔面を床に、尻を天に差し出すポーズのクソガキの尻から、ぼたぼたとジョンの愛液がこぼれ落ちる。何度もジョンに使われて、惨めにもメス犬の穴の形になった少年のケツ穴。いや、大切なジョンの精液をこぼすなんて、犬マンコ以下のゴミだ。

「しっかり溜めておかないとダメだと言ってるだろう。」

ペットの尻から溢れる息子のザーメンを、私はレロリと舐め取り、じゅるりと飲み込んだ。ジョンと私が一つになる瞬間、心地よい。ペットが来るまでは、息子の情欲は私が機械を使って絞り出していたが、やはり生身で絞ったほうが温度も味も保たれる。

一通り舐めすくったあと、ペットの穴に指をぶちこむと、まだ中はじっとり濡れている。これだけ残っていれば十分か。愛する息子と私はつながることはできない。だけど、精液を混ぜ合う事はできる。一つの穴を使って、息子も、私も射精をする。それが、私達の愛の行為。認めてくれない世界の中で出来る、尊い儀式だ。

チンポをぶち込むと纏わりつく暖かさ。クソガキのケツの温度なんかじゃない、大事な息子の絞り汁。さすが私のかわいい息子、精液まで私に優しい。ああ、彼が喋れれば、きっともっと愛の言葉を交わすことが出来るのに。

チンポぶちこまれて下品な声で泣きわめく、こんなクソガキさえ言葉が通じるというのに、神様はひどい間違いをしたものだ。

ジョンとの愛は平坦ではなかった。今までも、これからも。

こんなに愛しているのに、ジョンはきっと私より先に死んでしまう。こんな悲劇があるだろうか。私はその怒りを、悲しみを、ガキの穴に叩きつける。おいガキ、糞をもらすな!何度も浣腸して、メシなんか点滴以外あげてないのに、余計なものを吐き出しやがって。愛の行為が台無しになるだろうが!

まぁいい、それでもお前もいつか、私の息子になるのだから。

ジョンが天に召されたそのときは、お前をジョンにする。

余計なパーツは切り取って、ジョンの体毛を全部お前に植え替える。外側も、内側も、ジョンのぬくもりと匂いで満たして、そうすればジョンは、永遠とは言えなくても、少なくとも私が死ぬまでは一緒にいてくれる。

それまでしっかりジョンのすべてが染み付くように。ジョンから出るものは糞便の一滴まですべて与えてやろう。

愛する息子と、ペット一匹の生活は、今日も明日も、ずっと続く。

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めちゃんこ久しぶりの短編小説でした。

たまにはこういうのもアリですかね?

Comments

ありですよ~。久しぶりにゾワっとした><

天河近衛


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