音が……頭に響く
聞いてると、思考が薄れていって……何も考えられなくなる
でも、そうあることは今はいいと言われる
疑問を抱こうとするけれど、また音が響いて疑問は霧散して言葉を受け入れてしまう
これはセラピーだという
そうだ……私は……セラピーをしてもらいに来てたのだから……何も……
なにもおかしく……は……?
ぁ……ぁぁ……おかしく、は……ない……
頬に……何かを押し付けられている……
変に熱くて……なにか……脈動していて……そして……おかしな、臭い、が……
ぁ……この臭い……は、心にも……体にも……いいものだって……
そう……なの……かしら……
で、でも医者が言うの……なら……その……通りで……
この臭いを嗅ぐとき……私がどうなっているかと、聞かれた……
なにか、いやな、気持になる……と、思ったけれど……それはあまり良くわからないから……抱くこと、らしい……
本当は、この臭いをかぐと、私はとても幸せな気持ちになって、心が……心臓が……体が昂っていく……それが、正しい反応みたい……
そう言われると、なにか……胸が……お腹の辺りが熱く……なって……きゅんきゅん……してきて……
ぁ……ぁぁ、ぁ……
こ、れ……ち……ちが──────
ふぁ、ぁぁぁぁ……
どんどん……どんどん……熱ときゅんきゅとした刺激が……お腹を中心に……広がって、体が……ゾクゾクって……なっていく……
でも、それは正しい反応で……誰でもそうなるものだって……
そう……なの、ね……それなら……何も……おかしくはなく……て……ぁ、ぁぁぁ……っ
それを覚えたら……次は……これを舐めろと……言われる……
感謝の気持ちを持って……愛おしさを持って……
よく……わからないけれど……それは……しなくてはいけないから……
私は……舌を伸ばして……熱いそれを舐める────
ビクッビクッ! って……お、おな、かが……か、勝手に……びくびくって……
甘い刺激が……生まれて背筋を駆け抜けて……頭を、幸福な色を垂れ流す
す……ごい……
ぺろぺろと、舐めるたびに……脳が満たされていく……
お腹の奥が切なくなって……体が震えてしまうけれど……悪いものがデトックスされているから……正常だという……
ぁぁ……それなら……もっと……もっと……これ、を……