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CG集『吸精女帝カサンドラ(仮)』WIP

序章 ~契約~


あるところに、エルフの国とオークの国があった。

エルフたちは体つきこそ華奢だったが、頭がよく、知恵を出し合い議論を重ねて順調に国を発展させた。

オークたちは体つきこそ屈強だったが、短気短慮で粗暴な性質が災いし、なかなか文明を発展させることができずにいた。


ある時、オークの国で王の血筋が途絶え、王制が廃止された。

詳細は不明だが、それを機にオークの社会は急激に変貌を遂げていく。

礼儀作法を覚え、問題を武力で解決する回数が減っていった。

オークたちは知恵や教養を身につけようとしたのだった。


そして……、


エルフの女王カサンドラは決断を迫られていた。

エルフの国は今、オークの国から侵攻を受けようかという状況だったのである。

近年のオークの国の目覚しい文明の発展により国力は逆転しており、

もし本格的な戦争になればエルフの国は多大な損害を出した上で敗戦することは目に見えていた。


エルフの国に残された手段は少しでもマシな条件で停戦条約を結ぶことであった。

会談は困難なものになるかと思われたが、カサンドラは奇妙な提案をされる。

「女王陛下には我が国に来ていただきたい」

それは、現在の座を退位して上皇となり、上皇兼外交大使としてオークの国に身を移してほしいというものだった。


カサンドラは優秀な女王だった。

頭脳明晰冷静沈着、滅多に感情を表に出すことなく、常に冷徹に、堅実に国を統治していた。

オークたちはその力を貸してほしいのだという。

しかしそれは表向きの理由である。

実のところ、オークたちは以前から女王カサンドラに執心していたのだ。

オークたちが欲しているのは女王の持つ為政者としての器量ではなく、カサンドラ自身であった。

カサンドラの気高さ美しさ、また、女王という高貴な立場は隣国のオークたちをも魅了していたのである。


カサンドラが条件をのむなら、何事においても一方的に決められることはなく交渉の余地が残される。さらに友好条約を結び、友好国として対等な関係が約束されるという。


誰がどうみても破格の条件である。

カサンドラ一人がオークの国に行くことで国の平穏は約束されるのだ。

オークたちの目的は最初からカサンドラ一人だったと言える。

カサンドラというたった一人のエルフのために国同士の問題を引き起こしたのだった。


「妾に貴殿らの奴隷になれと申すか」

「奴隷だなどと……! 大使としての役割さえ全うしていただければ、陛下には何不自由のない生活を約束いたしましょう」

「戯言を……!」

しかし、カサンドラに選択の余地はなかった。


          ◆


カサンドラの前に一人のオークが立つ。

「これを飲んでいただきます」

魔術的な仕掛けの施された契約の場において杯を渡される。

杯からはとうてい飲みものとは思えない異臭が放たれている。


「それは催淫剤です。それを飲んだ者は体の細胞が作りかえられ、対象の種族に強い劣情を催すようになるのです。その種族の体臭を嗅げば乳首が立ち、男根を舐めれば股座から滝のような愛液が垂れ落ち、一度女陰を突かれれば、一夜たりとも我慢できぬ肉欲の炎に燃やされるという代物にございます。そして……」

オークは言う。

「その種族の精を定期的に摂取せねば生きられぬ体となるのです」


かつてより、契約者の命を担保にした魔術的契約は頻繁に行われてきた。

単純にこういった効果の魔法や薬物が存在するわけではなく、

複雑な術式や儀式など、様々な条件を満たしてはじめて成立する契約である。

この場合、契約者が自らの意思で杯を飲み干さねばならない。というのが条件の一つだ。


「陛下には、我々オークに対し敵意を持ってほしくないのです。陛下には、我々なしには生きられぬ体になっていただきたいのです」

「この契約で寝首をかかれぬようになるとでも?」

「陛下を雁字搦めにはしたくはありません」

オークの言葉は本心であった。

洗脳や暴力などによる支配をしてしまいたくはなかったのだ。

どれほど選択の余地がなかったとしても、完全な人形ではなく、意思を持った女でいてほしかったのである。


カサンドラは契約を交わして杯を空ける。

他のエルフへと女王の座を譲り、自らは上皇としてオークの国との外交役を務めるため、オークの国にその身を移すことになる。


かくしてカサンドラの、オークの国での生活が始まった。





01 ~献精~














カサンドラ(仮) 01





はい。

新作のつもりで一年以上前から作ってたCG集です。

長い上に拙い作品でごめんなさい。

ぜんぜん完成しないので、少しずつ公開しながら完成させていくやり方にしようかと思います。

このあたりのことは活動報告でくわしくおはなしすると思いますので見ていただけるとありがたいです。


作品としてはこのまま完成でもいいのですが、まだまだ改善の余地はありますし、修正もすると思います。


ご意見ご感想は常に受け付けておりますが、本作の場合とくに、今のうちなら改善できますので、何かありましたら言ってみてください。

せっかくなのでより良いものにしたいと思ってます。


文字の大きさはいつもより小さいですが大丈夫でしょうか。

画像サイズは1280*960にしましたが、大丈夫でしょうか。

「私は○○を使って読むのでこのサイズがいいです」など、それぞれの環境の事情については言ってもらわないとわからないと思います。


内容や絵に関するものもありがたいです(言うこときく保証はありません)。

できればお手柔らかにお願いします。


後で匿名で物申せるようなフォームでも作ろうかと思います。


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