ロッテリアがゼンショー傘下になってから、薄切り牛肉を使った新メニューが続いている。そして今回登場したのは「フィリーチーズステーキバーガー」。
なるほど、ついにフィリーチーズステーキに目をつけたか、というのが第一印象だった。これは個人的に期待したい。
ただ、一方で不安もあった。元々のフィリーチーズステーキは、飴色にソテーされたオニオンと薄切り牛肉を、塩・胡椒のみのシンプルな味付けで仕上げ、そこにとろけるチェダーチーズを合わせてパンに挟む――という極めてミニマルな構成。
素材の味を活かした潔い一品だからこそ、本場の味を知るフィラデルフィア人たちに愛され続けている。果たして、これをファストフード向けにどうアレンジしてくるのか?
結論から言えば、やはり「そのまま」では不安だったのか、BBQソースを加えてきた。まあ、その気持ちは理解できる。ファストフードとして提供する以上、パンチのある味付けや、万人受けする要素を入れたくなるのは当然だろう。
味自体は悪くない。牛肉の旨味とチーズのコク、シャキシャキしたオニオンの甘みが合わさり、全体としてのバランスは取れている。BBQソースの甘辛さがアクセントになり、これはこれで食べやすく仕上がっている。
ただ、やはりコンセプトとしては、かつての絶品チーズバーガーのようにシンプルに勝負してほしかった。
フィリーチーズステーキは、本来の作り方でも十分に美味しく、むしろそのシンプルさが最大の魅力だったりする。そこに余計な味を足すことで、せっかくの良さがぼやけてしまった印象を受けた。
とはいえ、ロッテリアがこうした海外のサンドイッチを積極的に取り入れている姿勢は評価したい。今回の試みが次にどうつながるのか、今後の展開にも期待したい。
ゼロファイター
2025-02-02 03:17:24 +0000 UTCwaldo
2025-01-30 05:27:24 +0000 UTC