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ミニラ
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ギスギスシェアルーム!第2話

「はぁ……私もまだまだですね……」


ぎしり。

一人の少女がベッドに腰かけ、ぼんやりと天井を見上げていた。


「あの程度のことで我を忘れて、あろうことか大勢の前で醜態を晒してしまうなんて……心の鍛錬が足りていない証拠です……」


解放した窓から夕風が流れ込み、少女の長い茶髪をサラサラと揺らす。頬に掛かった乱れ髪を右手で掻き直しながら、正面に設置された無人のベッドへ目を向けた。


「帰ってきたら……謝ったほうが良いのでしょうか……」


学園寮唯一の二人部屋。ルームメートはまだ帰って来ない。

昼間の出来事を思い出し、少女の赤い瞳が切なく揺れた。



今日の部活動。先に手を出してきたのは確かに向こうだった。

なかなかゴールが決まらないからといって、練習ではご法度とされるハンドを繰り出してきた。


相手の少女・オーラとのいざこざは、今に始まった話ではなかった。

1年の春、入部テストで対戦した際には、激しいゴールの応酬の末に4-4の引き分け。


 「絶対に……っ!私が入部するんですからぁ!!」

 「先輩たちに認めてもらって……部に入るのは!絶対私ですっ!!」


お互い熱くなってしまい、終了のホイッスルが鳴っても掴み合いをやめられず、当時の先輩たちに引きはがされたのをよく覚えている。


以来、トレーニングに日々の練習、レギュラー争い。事あるごとに彼女と張り合い、意識し合って成長してきた。それ故に今日、彼女の "攻め" に対して「やられた以上黙っていられない」と熱くなってしまったのは事実だった。



しかし、だからといって "反撃" をしたことは、果たして正しいことだったのだろうか。向こうは仮にもプレーの流れの中で妥当な攻めを行ったのに対し、自分はラフプレーをしてしまったのではないか。


そんな後悔が、少女の頭の中でぐるぐると巡っていたのだ。


「やっぱり……帰ってきたら私から謝りましょう……。今日はオーラが先にお風呂に入る日ですから、もうしばらくすれば帰ってくる筈……」


そう呟くと赤眼の少女・ベリルは浴室へ向かい、もうじき帰ってくるであろうルームメートのために入浴の支度を始めた。





「……遅いです!!」


いくら待っても件の相手が帰って来る気配はなかった。

風呂の支度はとうに済み、残るは彼女の帰宅を待つのみだった。


「意味が分かりません……!どこで道草を食っているのか!私は……私はこんなに悩んで、謝罪をする決意も固め、お風呂の支度までしてあげているというのに……!」


一向に帰って来ない相手への苛立ちに、頬を膨らませる。


「なんだか……自分が馬鹿みたいです……っ」


ベリルは身に着けていた衣服を脱ぎ始めた。学園の制服を脱ぎ、バンダナを外し、下着姿になる。ワインレッドのブラのホックを外すと、チームトップクラスの魅力的なボールであると周囲が羨むほどの巨乳が、ポヨンと露わになる。そのままパンツに手をかけ、太ももからふくらはぎへとずり下げてゆき……ベリルはあっという間に一糸まとわぬ姿となった。


「もういいです!私が先にお風呂、入らせていただきます!」


窓から差し込む夕日に照らされた美しい肌色が、浴室へと向かって行った。







「なっ……! この散らかし様は一体……!?」


問題のルームメート・オーラが帰宅したのは、そのすぐ後であった。

脱ぎ散らかされたベリルの衣服を見て、オーラは唖然としてしまう。


「なるほど……昼間のことで私に当てつけですか……。ひとが悩んでいた事も知らないで、あの人は……っ!」


ベリルとの今後について真剣に悩み、帰宅が遅れたことが馬鹿らしく思えてきたオーラ。ふと、浴室の電気が点いていることに気付いた。


「お風呂の支度だけ済ませて、自分は着替えてどこかへ出ていったという事ですね……」


そう呟くと、オーラは身に着けていた衣服を脱ぎ始めた。学園の制服を脱ぎ、下着姿になる。ホワイトのブラのホックを外すと、ベリル同様チーム随一の魅力的なボールであると羨まれている巨乳が、プルンと揺れて姿を現す。そのままパンツに手をかけ……オーラはあっという間に一糸まとわぬ姿となった。


「まったく、あの高飛車女……このままにしておけません……っ!」


ベリルへの苛立ちに頬を膨らませながら、オーラは浴室の扉に手をかけた。

その先に、同じく苛立ちを限界まで募らせた "ライバル" がいる事も知らずに――



《第3話につづく》

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遭遇の時、迫る!!

ミニラ

ワクワク

zuizhixue


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