・はじめに
この前FANBOXくんに
いままで一度も全体公開したことないっすね、した方がよくないすか(圧)
みたいなこと言われたんでDragoonのメイキングとデザイン画は全体公開にしました。
(2024/05/27追記)
支援者限定にしました。
以下簡易メイキング
・ 制作前に考えること "本来のDragoonとは"
"騎兵の一種でドラゴンという名の小銃で武装していたためこの名がついた。16世紀にフランスを発生の地とする竜騎兵は、第一次世界大戦以前までは各国陸軍で重要な役割を果たした。" (コトバンクより引用)
要約すると近世ヨーロッパの銃火器を装備した騎兵のことを指します。
キャラとして描きたいDragoonは馬に乗っていませんが、ハイテク武器を駆使し、しなやかな体躯とその装備で機動的な攻撃ができる「龍機士」というキャラコンセプトで描き始めました。
①ラフ "コンセプトの整理と統合"
「龍機士」というコンセプトを立てましたが、これらを微分したワード「ドラゴン」「銃器」「騎士」をこのキャラに統合したいと思いました。
これが最初に描いたラフです。
矢印は全体のベクトルを意識するための指標です。
騎士の槍には銃身を仕込み、手元のトリガーから中距離攻撃ができるイメージです。
騎士らしく装甲ヘルムを被ってます。またドラゴンの要素として鋭角の多いシルエットを意識しました。
②加筆 "キャラを美しく魅せるには"
大事なのはメリハリです。
華奢な女の子がクソデカ鎧を纏っているとアツいですよね。
しかし極端にそれをすると人体のラインや魅せたい要素が損なわれてしまう。
SWAVは欲張りなので良いとこ取りします。
つまり素体をベースとして、柔らかいものと硬いものが隣になるよう意識してアイテムを配置していけば簡単にメリハリができます。この手法だけでも「見た目だけ」良さげなキャラはある程度できます。
(案件だとストーリーの展望や性格等を反映させる必要があるためもう少しややこしいです。)
これは模索していた時のカラーラフです。
最初は白ベースで進めようと思っていましたが、これではスペースシャトルのようでコンセプトから逸れると感じ、最終的には黒ベースで進めました。
③清書 "可愛さを維持しつつ3Dでディテールを編む"
これは黒ベースで進行し、程よく描きこんだカラーラフです。
ここまで来ればイメージは固まっているので後は詰めるのみです。
理屈は捨て置き描き進めるだけなのですが、あえて言うとすればこの段階から大きくシルエットを変えるのは避けた方が良いです。
経験則ですが「やっぱこのマントは無しで、、」とかいじり始めると永久に終わらなくなり、絵が破綻してしまう傾向があります。
どうしてもモヤモヤが残るようであれば最初から書き直すか、あるいは振っ切って最後まで描き切るかの二択がおすすめです。
個人的にディテールの詰め方としては線画、ベース塗り、詳細塗り、影をある程度描いた上で制作した3Dオブジェクトのコンポジットやフォトバッシュを施したりします。何も使わず描き切ることもあります。
制作したアセットの一部
雑でもいいのでラフモデルを組んでおくと加筆も楽で、キャラデザにも説得力が増す気がします。全てZBrushで制作してます。
ちなみにSWAVは海外の映画やゲームのアートが好きです。なのでカナダにある大学のAAAゲームアート制作を専門とする講義をオンライン受講し、コンセプトキャラクター&メカデザインにおける3DCGやフォトバッシュの手法を身に着けました。
その時の講師が"Call of Duty - Infinite Warfare -" "Need for Speed Payback" 等多数のAAAタイトルでコンセプトデザイナーを務めたAaron Beck氏だったのは幸運でした。
海外でなくとも国内にも優秀な講座が沢山あるので、目標に近づくために授業を受けてサイドアームを増やしておくのは得策です。
そしてあとは全部ぶちこんでペイントオーバーすれば完成です。
【完成稿】
【デザイン画】
・おわりに
こんな感じでデザイン画やその他諸々をFANBOXにだいたい月1でアップしてます。
今回みたく気まぐれでTips的なものを載せたり、以前の記事では背景含むイラストのメイキングも載せてるので興味ある方は他のも見てね。
あらお
2024-04-11 16:41:31 +0000 UTCSWAV
2024-03-30 07:00:29 +0000 UTCあらお
2024-03-23 07:49:14 +0000 UTC