「へへへ……オイラの"邪視"の敵じゃなかったな」
「くっ……」
鋼鉄の肉体を誇るヒーロー・メタルクラッシュは、トカゲ怪人・イビルリザードの「見たモノに毒を与える」という能力に敗北し、地に伏していた。やがて怪人は、ヒーローの下半身のヒーロースウツを力任せに破り始めた。
「貴様……俺に何をするつもりだッ……!」
「へへ……お前のヒーローとしての能力を、オイラが貰うのさ」
「なにっ!?」
「ほうら、オイラの目を見ろ……」
「あ……」
毒と薬は紙一重。瞳に映った相手に対して、毒の種類も量も自在に与える能力が「精力剤」の効果を与えていく。ヒーローの呼吸が荒くなり、厚い胸板が上下する。にんまりと嗤った怪人は、屹立したヒーローのチンポに跨がり……腰を落とした。
ヌチッ! ヌチヌチヌチッ! ズチュン!
「ンホォッ!!?」
ヒーローの声帯から、情けない喘ぎ声が漏れた。怪人は、腰を浮かしては落とす動作を、何度も繰り返していく。
「ハァッ、ハァッ……へへ、さすがはヒーローだな。こっちも立派なモンじゃねえか」
「は、はヒーッ! ンッ、あっ! くうぅぅっ……!」
怪人の言葉に対して、ヒーローは何も返す余裕がない。肉体は発情し、瞳に屈辱と欲情が混じり合う。アナルの粘膜がもたらす快感が臨界点を迎え──
「オラッ! イケっ! 射精してヒーロー辞めちまえ!」
「ん゛いっ! い゛ぃぃぃいいいっ!!!」
ヒーローの肉体が弓なりに仰け反り、オルガスムスに達した。どさりと肉体が床に落ちる頃には、銀色のヒーロースウツは消え去り、毛深い三十路男の肉体が残されていた。涎と涙を垂れ流して、ヒクヒクと痙攣する元ヒーロー。一方、イビルリザードは、黒く濁ったヒーロースウツを着込んでいた。
「へへへ。これでヒーローの力はオイラのモンだ。一般人になったお前は、戦闘員の素体にしてやるよ」
(終)
何かがおかしい、と豊島三曹は感じていた。自衛隊による大規模接種会場。地域住民たちが続々と訪れ、接種を受けている。自衛官である豊島自身も、一ヶ月前に接種を受けていた。会場で誘導を行いながら、豊島は自身の目線が男性に──逞しい男性に向きがちなのを感じていた。
(ンッ……)
迷彩服の奥で、男根が疼く。豊島は異性愛者だったはずだが、一ヶ月前から急速に同性の肉体に対する興味が高まっていた。それは他の自衛官たちも同じで、駐屯地では男同士の熱烈なスキンシップが行われるようになっていた。
豊島の視線が、一人の接種希望者で止まった。黒いタンクトップからは、日焼けした逞しい腕が剥き出しになっている。肉体労働者だろうか? 厳つい風貌をした、三十代くらいの男だった。豊島がゴクリと喉を鳴らした。男がパーティションの向こうに消える。少し時間が経つと、男は接種後エリアの椅子へと座った。少しぼうっとした表情をしていた。
(あぁ……あの人も、俺と同じになったんだ)
ナノマシンの注入。価値観のアップデート。地域住民への効率的なナノマシン接種。これが「マスター」から与えられた、豊島たちの最優先任務だ。任務をまた一つ果たした達成感で鼻息が荒くなる。迷彩服の中で豊島の男根は怒張していた。しかしふとした瞬間に、彼は正気に戻った。
(いっ、いや……駄目だ。今日こそは、誰かに知らせないと……)
自衛隊にあるまじき任務。もう何度、疑問が芽生えたかわからない。しかし、体内に高濃度のストレス反応を検知したナノマシンが、速やかに疑問を摘み取っていった。豊島の表情筋が、急に緩んで笑顔になった。
「はい。次の方はこちらに詰めてくださーい」
豊島の反抗心を塗りつぶすように、肉体の反射を最小限にしたうえで、迷彩服の中で静かに射精が行われた。豊島はブルッと体を震わせると、何事もなかったように案内を続けた。
(終)
王国の治安を脅かす、邪悪な魔術師エンゾ。アラン団長率いるオルター騎士団は、廃れた砦跡にエンゾの魔術工房を発見し、踏み込んだのだが──
「エンゾ……我々をどうするつもりだ」
騎士団長アランは、強張った口調で問うた。工房内に蠢いていた、異形の魔獣の群れ。オークやワイバーン、ミノタウロスやハルピーなどの魔獣を継ぎ接ぎしたキメラたちによって、騎士団は捕らえられていた。工房内に蠢く異形の姿から鑑みるに、騎士たちが「素材」として扱われる末路は、容易に想像できた。エンゾが答えた。
「ええ、皆さん五体満足で王都にお帰り頂きますとも……ある意味ではね」
エンゾがパチンと指を鳴らすと、工房の奥から、筋肉と脂肪が非常に発達した、豚のような魔獣たちが現れた。
「オークを豚と混ぜ合わせた、オークピッグです。精力絶倫すぎて、精神系魔術への耐性も最低でしてね。これより彼らと皆様のチンポを挿げ替えて、私の魅了呪文で支配していきます」
※
「おほっ! チンポ! チンポォォ!」
「ウオッ! ウオッ!」
エンゾの工房内は、混沌としていた。騎士たちは拘束を解かれたものの、魔獣のチンポの虜となり、理性が蒸発していた。皮が余った太短いチンポをひたすら扱き、自慰を繰り返す者。騎士同士、あるいは騎士とオークピッグで性交に及ぶ者。性欲に溺れた騎士に、次々にエンゾの魅了呪文が命中し、性欲と忠誠心が結びついた魔獣チンポの騎士に堕ちていく。
「お゛っお゛っ! やめろ、お前たち……! ん゛ひぃ!」
アラン団長も濁った喘ぎ声を漏らしつつ、部下のフェラに耐えていた。だが、部下の口腔内に緑色の濃厚な精液をぶち撒けた途端、魅了呪文が団長に命中した。アラン団長の屈強な表情が弛緩する。彼もまた、魔獣チンポの騎士に堕ちていた。
「んおぉう! 魔獣チンポ、最高ぉおう! 皆、すぐに射精だッ! エンゾ様に栄光あれ!」
(終)
「諸君。まずは上等兵への昇級、おめでとう。これより肉体のアップデートを行う。木星圏に侵入した『メサイア』との戦闘は依然として──」
イガラシ曹長は淡々と連絡事項を告げていった。「メサイア」は、宇宙進出後に遭遇した、人類の天敵である。彼らに対抗するため、人類は遺伝子を大きく再デザインした。成長も、専用の装置を使うようになったのだ。
「それでは制服を脱いだ者から順に、ポッドに入っていくように」
イガラシ曹長が説明を終えると、みんな軍服を脱いでいった。
「ヨシオカ マサノリ上等兵、ポッドへ入ります!」
「よし、入れ」
最初に脱ぎ終えた同期のマサノリがポッドへと向かった。マサノリも僕も、外見上は10歳前後の子どもだ。僕も制服を脱ぐと、緑色の薬液に満ちたポッドへと入った。薬液のおかげで、呼吸は問題ない。蓋が閉まると内部でライトが点灯し、稼働を始めた。
(んっ……あぁっ!)
しばらくすると、肌がむず痒く、関節のあちこちが痛くなってきた。骨格が変わる。腕も足も、筋肉が太く逞しくなっていく。そしておちんちんがググッとデカくなり、皮が剥けて反り返っていく。
(だ、だめっ! ああっ!)
鋭い快感が背中を貫いた。白い液体が緑色の薬液の中に散らばる。これが、射精なんだ……僕はポッドの排水が終わるまで呆然としていた。全員が出てくると、曹長が説明を続けた。
「次に、諸君らにセックスを行って貰う。これは『メサイア』の精神攻撃に対して、仲間同士の愛情が有効なためだ。また、円滑にセックスを行うため、諸君らの性的指向は同性愛に設定してある」
隣にいた、18歳ぐらいで屈強な坊主頭の男が僕を見た──マサノリだ。マサノリは低くなった声で、恥ずかしそうに僕を呼んだ。
「コウヘイ……その、いいか?」
「うん……」
マサノリと僕はキスをし、唇とチンポをぐりぐりと重ね合った。
(終)
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お題を元に800字で小説を書いていくチャレンジ。今回は、
「怪人」+「襲い受け」
「予防接種」+「自衛隊」
「騎士団と魔獣(集団)」+「チンポ挿げ替え」
「少年兵たち」+「男色青年兵化」
の4本でした。
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くろねこ@9605
2021-11-30 09:01:53 +0000 UTCkoh
2021-11-29 11:51:03 +0000 UTCくろねこ@9605
2021-11-16 12:18:20 +0000 UTCブウ
2021-11-15 18:29:36 +0000 UTCくろねこ@9605
2021-11-15 05:42:48 +0000 UTC黒竜Leo
2021-11-14 11:49:43 +0000 UTC