この絵の話です
https://www.pixiv.net/artworks/82301268
前回、ラフを描く前に全身から描いたよという話はしました。
fanbox post: creator/11833485/post/1105486
【ラフ】
【線画】
ペン変えてみました。すごく使いやすかったです。
https://assets.clip-studio.com/ja-jp/detail?id=1702020
線画作業正直めっちゃすき。楽しい。
【陰影】
いつものグリザイユ。顔とおっぱいの描き込みは重要。
ポニテはここで描き込まないで、後で直接色を置いていきます(粗く塗って顔や胸へ視線誘導させるため)
髪はあまり細かい影描きません。
描き込みすぎると微妙になるので、ふわっとした階調で済まします。
服の影わからんです。なんか四角とか三角の形をベースにしつつ、単調を避けるという事だけ意識してますが、全然わかりません。
【色乗せ】
ベース色を乗せます。くすみます。
基本的にここからは色を乗せた状態で調整。
グリザイユは手段でしかないので、最終的に色を乗せた状態でなんとかするのが本来の目的。(ここよく陥りがち)
【肌の色を調整】
陰影レイヤーの上にスクリーンで肌の血色を良くしていきます。
影色ではどうにもできない色を出したい時は、ベースの色を追加したりします。
肌に赤い影を入れたり、服の灰色の部分に赤っぽい影を入れたり。
【空気感】
前後関係を意識して空気感を入れます。
ここでの空気感の役割は「後ろにある」という感じを作り出すこと。
ただ流行ってるからそれっぽく入れたろ!って浅い気持ちじゃダメでした。
適当に色を置くんじゃなくて、後ろにあるものを徐々に遠くに追いやるイメージです。
色が重なってわかりづらいな、ってところに空気感入れると前後感を出せて立体感出せます。
【ハイライト】
空気感とやってることはだいたい同じです。こちらは「前に出す」という役割を意識。
イラストそのものがウソなので、光源だのなんだのに縛られず絵の見栄えを重視してウソのハイライト入れます。(やりすぎるとチープになるのでほどほど)
わかりやすいところで言えば、前髪とポニーテールの境界が曖昧だったのでそのへんたくさん入れてます。
もう一段、陰影の段階を追加するつもりで入れるのも良いと思います。
【寒色と暖色を入れる】
寒色(乗算):下にあるもの、影になっているところ
暖色(オーバーレイ):頭や胸など目立たせたいところ
色に深みを加えます。
【加筆と加工】
頬とか追加の髪を最後に描きます。なんかシルエット複雑にすると良い感じになると思います。
鮮やかさが足りなかったのでフォトショで色調補正したものを、オーバーレイで乗せて調整しました。
個人的にですが、今回の絵でブレイクスルーができたかなと思います。
特に空気感やハイライトの役割を見出だせたのが大収穫です。
数カ月後には微妙って思うかもしれませんがそれはそれで成長しとる証。早くなりたい。
あとやっぱり動きのある絵を描くのはとても楽しい。これからもそういう感じの描いていきたいですねえ。