NokiMo
彩

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白の道



「なんだろうこの道…すごい真っ白、夢雪ともはぐれちゃったしとりあえず進んでいけば会えるかな?」


 華雪が入り込んだ不思議な通路、そこは床・壁・天井の全てが白く染まっていた

ライトは点いていて明るいが窓などはなく、奥に扉らしき物が見えるのみだ


「夢雪も別の場所で同じような事になってるのかな?この先で会えればいいけど…それにしても少し歩きにくいな、この白いのは何なんだろう?」

 離れ離れになった夢雪の事を考えながら白い通路を歩いていく

床を覆う白い物体の感触が不気味に柔らかく、それでいて滑りやすいせいで多少歩きにくいが転ぶこともなく通路奥へと辿り着いた


「これ…白く埋もれてるけど扉だよね?このボタンで開くのかな?」

 辿り着いた先にあったのは輪郭だけ残してほとんどが白い物質に埋もれている扉のような物、扉には取っ手やレバーのような物は付いておらず手前にはこれまた白く覆われて歪な形になった台座と少し白っぽくなっている赤いボタン


「戻ってもしょうがないし押すしかないよね」


ガリッ…ガコン

 少し硬い音を立てて赤いボタンが沈んでいく、だが扉が動く気配がない

「あれ、開かない?もしかして白いのが引っかかって動かないのかなぁ」


 明らかに目の前にある扉の開閉用と思われた赤いボタンだったが押し込んだところで扉に変化はなく動こうとする音はしない、だが


ドッ、ドドドドドッ


扉とは違うところから音が鳴り響く


「え、なに?なんの音!?」

 謎の音に驚いて扉の周りを見るが特別何かが動いてるわけではない、もしやと思い後ろに振り返ると…


「何か流れてきてる!」


 音の正体は通路脇に設置されていたパイプから大量に流れ出る液体の音だった

3本の太いパイプから流れる大量の液体は金網を通り抜けて床下をすぐに満してしまった、それでも止まることはなく床上にまで迫ってくる

「ん、この匂いって…蝋?もしかして天井まで白いのってここが液体の蝋で沈んだからってこと!?」


ドドドッと激しい音をたてて流れ続ける液体の蝋、それと今いる通路の特徴からして最悪な事が予想できる、今はまだ足首程度の深さしかないがこの短時間でここまで沈んでしまったと考えればあまり時間はない、そう考えた華雪は開く様子のない扉を諦めて反対側にある入ってきた扉に向かって走りだした


バシャンッ バシャンッ バシャンッ

「んんっ、もう走りにくいな…水位も上がってるし急がないと…!」


華雪が走り出す頃には足首よりも上にまで液体の蝋は溜まっていた

まるで浅い川を走るように液体の蝋で満たされた白い通路をバシャバシャと水しぶきを上げて走り抜ける


ある程度進んだころで水位も上がりバシャバシャと軽快に蝋をかき分けるには重く、ザボン…ザボン…と膝下にまで達している蝋の中をなんとか進んでいた


「このままだと扉まで辿り着く頃には蝋の中を泳ぐ羽目に…いや、それだけは絶対ヤバい…急がないとっ、うぁああ!!?」


 上がり続ける水位に焦っていた華雪は目的地である扉だけを見つめて必死に進んでいた、それが悪かったのか華雪は悲鳴を上げながら…

 蝋の川で思いっきり転んでしまった、顔から真っすぐ全身が沈むほどキレイに倒れ込んでしまった


(な、なに?なんで倒れたの!?)


 華雪自身どうして倒れたのか理解できていなかった、何かに足を引っ掛けた感覚もなければ歩いた時にそんな物は無かったはずだ


ザバァ!!

「ん、ぷはっ!はぁ、はぁ…左足がおかしいんだけど何が……え?」


 液面に顔を上げた華雪が違和感のある左足を見るとそこには、半透明の触手が足に絡みついている光景だった

触手は液面から伸びていて生物というよりかは蝋の液体そのものが触手となって絡みついているようだ


「え、な…どういうこと!?」

 ただの溶けた蝋の液体だと思っていたが、液体の一部がこうして絡みつき動きを制限してくるとなれば驚くのも無理はない


「そういえば蝋なのに熱くないし、すぐに固まってない…やっぱ普通なわけないよね、とりあえずなんとか抜け出さないと何されるか…!」



 華雪は足に絡みついた触手を払いのけようと足を振るが半透明の見た目からは想像できないほど触手は頑丈でほとんど動かすことができない

それならばと床の金網に指を引っ掛けて前へ進もうとするが触手に掴まれた左足は動かず、ただただ腕の疲労が溜まる一方だった


「んんーーっ……ふぅ、んんんーーー!!!」


それでもなんとかこの状態から抜け出さないといずれ蝋の中に沈んでしまう、その焦りと恐怖からなんども前へ進もうと力を振り絞る


その時


グチョっとした音と共に液面から新たな触手が生まれた、そして前へ伸ばしていた右腕に巻き付いてきた


「え!?あ、腕にまで巻き付かれたら抜け出せなくなっちゃう!!」


 左足の触手の事すらまだ解決できていないのに更に右手にも同じ問題が絡みついてきた、触手に巻き付かれた右腕はその場にガッチリと固定されてしまい動かすことができなくなってしまった


「ん、もうっ!なんなのこれ…んんっ、全然動かない!!」


 触手に固定された右腕を掴んでなんとか引き抜こうとするがほんの少し揺れる程度で巻き付いた触手から引き抜ける様子は全くない、触手に掴まれてるというよりか体に着いた蝋と一体化してるといった方がしっくりくる


「はぁ、この姿勢も疲れるし長くは続かな…ぁあ!!」



 ほぼ海老反り状態で力任せに動いてたのもあり華雪の体力は消耗していた、そこにさらなる追い打ちが華雪を襲う


新たな触手が再び生まれて左腕に絡みついてきた


「ダメ!両腕に巻き付かれたら何もできなくなる!!」


左腕に絡みついた触手は左手を右腕から離すように動いて華雪は両手を封じられてしまった、今度は両腕を上に持ち上げてそのまま華雪の体を釣り上げていく


「え?え?ちょっと、このままどうするつもりなの?」


両腕を掴まれたままだんだんと上に持ち上げられた華雪はそのまま蝋の川から上げられ、触手に支えられた状態で宙に浮かされてしまった

 液蝋の中から引き上げられた華雪の体から余分な蝋が蝋の川へと流れ落ちていく


「蝋の中から出れはしたけど動けないんじゃ意味がないし…いつの間にか右足にも絡まってるし」


 今や両腕両足に絡みついた触手によって完全に動くことができなくなった華雪、ただ吊るされたままできる限りの抵抗をするしかなかった

体を捻ったり腕を曲げてみたりとジタバタするも一切効果はなかった、そんな事をしていると突如


バキッ、パキキッ


っと乾いた音が響いた、その音の正体は


「あ、体が固まってきてる!?」


パキパキと音を立てたのは華雪自身だった、音と共に薄っすらと白くなった華雪の体は蝋が固まって全身の動きが制限され始めた


「まずい、すぐには固まらないけどやっぱり蝋なんだ…これだけで動きに違和感が出るくらい硬い……このままだと」


 固まり始めであるにも関わらず指先や顔の動きに違和感があるほど蝋は硬くなっていた、完全に固まってしまえばどうなるのか華雪は想像してしまう


「とにかく触手から抜け出さないと…んん!もう、離して!!」


 腕を振り、足を振り、体全体を使って触手に抵抗する

それでも触手が緩んだり離れる様子は一切感じれない


華雪が必死な抵抗をしているなか、新たな出来事は始まっていた

それは、華雪の真下


ズズズッとゆっくり形作られていく新たな触手、両腕の触手を解くことに夢中になっている華雪が気づくことはない

しっかりと成長し十分な長さを確保した触手は一気に成長する、そう


真上に


「んひゃん!!?」


勢いよく伸びた触手はゴツンと音を立てて華雪の股間にぶつかった


「んひぃっ!?な、なに!?んっんあぁ…触手がまた増えた?」


 新たな触手は股間に密着し華雪の割れ目に沿うように前後に動く、蝋をたっぷり吸い込んだショーツと液体と固体の中間みたいな触手が触れ合い、動くたびにグチュグチュとヤラシイ水音を立てる


「んっ、ぁあ…ひゃあっ…こ、これじゃ力が入らな…んんっ」


 抵抗しようにも両腕と両足は触手によって固定されてしまい動かせるのは胴体のみ、だが股間を擦る触手から逃れようと腰をクネクネと動かす姿はまるで触手を誘っているかのような淫らな動きにしか見えない


「あぁっんん、でも下着があるから、んっ…入っては来ないよ、ね…っ」


 グチュグチュと音を立てて割れ目を擦り、硬く飛び出た突起を撫でるもそれ以上の事はしてこない、単純に布という壁が触手の侵入を防いでるようだがこのまま終わるはずもなく異様な感覚が華雪を襲う


「な、なんか下着が硬くなってる!?」


 パキッパキッと小さく鳴り響く硬い音、それと共に感じる腰回りの硬質感

なんと股間の触手が触れているショーツが次第に硬くなっていた、どんどんと硬さを増していく感覚に華雪が戸惑うもその変化が止まることはなく、ついにショーツは完全に固まってしまった


「んんっ、なんか硬い物でゴリゴリされて変な感じ…でも下着を固めちゃったのは失敗なんじゃないのかな?これじゃ逆に安心でき、る…あれ?」


 股間周りに感じる締めつけ感と硬質感、それがだんだんと緩んでいき…


「ひゃんっ!?な、なんで…直接触られてる!?」


 さっきまであった強固な蝋のショーツという壁、それがほんの数秒後には消えていて触手が割れ目を直接撫で回してくる


「んっんぁ…も、もしかして溶けちゃった?さっきのは蝋が固まったんじゃなくて蝋に変えられて…」


 華雪の予想通りショーツの蝋が固まったのではなく蝋そのものに変えられてしまい体を覆う蝋に溶け込んでいた、強固な守りを失った股間は触手の思うがままに撫でられる


「ぁっ…んぁあっ!っ、は…ぁあん」

 触手が前後に動き敏感な肌を直接撫でる、興奮で尖った陰核は蝋の触手に埋もれるように撫でられ、柔らかい割れ目の肉は触手がピッタリと張り付き全体をヌルリと撫でていく

 異質でいて優しくも硬さのある独特な感触に華雪の興奮も増していく


そして触手の動きが止まる


「あ…そこは」


グッと触手が押し当てているのは膣口、ヒクヒクと蠢く割れ目の奥にゆっくりと触手が伸びていく


「…っ、んん!んぁああ!!」


 割り広げられた柔らかい割れ目の奥から蝋に染められていない鮮やかなピンク色の粘膜が見える、だがそれも蝋の触手が挿入されると共に白い膜に覆われていく

しっかりと濡れた膣と液蝋に包まれた触手、お互いが抵抗を無くして膣内部はローション以上にヌルヌルになっていた


 抵抗なく突き進む蝋の触手はついに最奥にまで到達して華雪の膣は蝋の触手で満たされてしまった


「っ!!んっ、ぁあん…ぁあん、すごい……気持ちいい…ぁああっ」


 最奥まで到達した触手が今度はゆっくりと引き抜かれていく、ヌルヌルと滑る触手の感触に華雪は思わず声が漏れてしまう


「あぁ、抜かれて…ん、んん!!!」


 そのまま触手が引き抜かれるかと思った時、再びグチュっと一気に挿入された


「んっ!ぁあん!!あっ、んひぃ…んっ、あっ、あっ…んん!」


 その後は何度も何度も最奥を突くようにグチュグチュと音を立てて上下を繰り返し始めた、蝋と愛液を撒き散らしながら華雪は快楽の波にのまれていく



「あっんんっ!あひっ…んっ、あぁん、今度は…なに?」

快楽に喘ぐ華雪の眼の前にはまた新しい触手が現れていた、今度の触手は2本生えておりどちらも先端の形状が今までのとは変わっていた



 その両方とも先端が茶碗のように広がっており、どこかに絡みつこうとしてるわけでもない

「んっ…ぁあ、な、何をして…んひゃあ!?」



不思議な形をしていた触手は華雪の胸に向かって伸びていき、茶碗のような部分を使って華雪の両胸を包むようにして張り付いた


「ぁあっ、胸に吸い付いて…っ!!ひぁあああ、吸わないで!!!」



すっぽりと胸に収まった触手は広がった部分を使って胸を柔らかく揉みしだき、興奮で尖った乳首に服の上から吸い付いた

触手の茶碗部分の根本部分では半透明な突起が蠢いている、あれが乳首を撫で回しているようだ


「はぁっ…ああ、んっんん!!やっ、うっ…くぅぅ……ぁあん、ダメ…」


 股間では変わらず触手が膣を貫き、両胸は揉まれて乳首は吸われる、敏感な部分をひたすら責められ続けている華雪はついに限界を迎える


「あぁ、イク…イッちゃう…むり、我慢できない、イクっ…ん、ぁあああ!!!」


 触手の責めによって絶頂する華雪、快感によって膣が収縮して蝋の触手を締め付ける、だが股間の触手は止まらない


きゅうきゅうと締め付ける最中にも触手は容赦なく動き続ける

キツく締め付けたまま触手が引き抜かれ、触手表面の凹凸によってより強く膣壁が刺激される

そして今度は締め付けによって狭まった膣を触手が押し広げながら貫いていく、表面の蝋によって抵抗なくヌルリと進む異質な感触が更に快感を増していく



「ぁああ!!ダメ!!イッてるのに止まって!!んっぁあ!ひぁあああああ!!!」


 絶頂に絶頂を重ねた華雪は股間から激しく潮を吹いてしまった、ブシュッと音を立てて飛び出した潮はスカートにぶつかると飛沫となってボトボトと蝋の川に落ちていく

潮を吹いたあともビクビクと体を痙攣させて快楽の波が収まるのを待っていた、だがその間も触手が動きを止めることはない


「はっ、ぁああ…ぁあん…あっ、んんっ」


休まることのない快楽の波に華雪の体力は消耗していく、それでもやっと触手の動きに慣れてきた頃


パキッ


硬い音が響く、そしてその音はバキバキと大きく鳴り響き続いていく


パキキ、パキンッ


バキン!


音の連鎖が途絶えた時、華雪は


身につけている服の全てが真っ白に固まっていた


「へ?な、なにこれ!?」


青みがかったシャツも艶のある黒いスカート、艷やかなラバー質なニーソックスもその全てが無機質な蝋独特の白に染まっていた


「んんっ足が全然動かない…腕もほとんど動かないし体も捻れない……」


つま先から太ももまであったニーソックが固まった事によって両足は完全に固定されてしまい、上半身も服が固まって一つの鉄板のようになってしまったせいで体を傾けることも回す事もできなくなってしまった


「あぁん…これじゃ、んっ…動けなくて、余計に気持ちよく…んんっ!」


 止まることのない触手の愛撫によって与えられる快感、体のほとんどが動かせなくなった今、体を動かして快感を逃がす事ができなくなりさっきよりも敏感になってしまった


だがそれは長くは続かなかった、それが華雪にとって良い事とは限らないが



ドロ…


「ん?この感じさっきも、まさか!?」


 服が固まって肌に感じる硬質感、さっきはその後どうなったか

華雪がそう思っていると変化は一気に現れた


ドロドロ…ビチャッ


「ぁああ!!ふ、服が溶けて!?」


 真っ白に固まった服は形を崩しながら溶けてしまい、肌を覆う蝋と溶け合いながら流れ落ちてしまった


硬い蝋の服が消えたことによって再びある程度の自由を得た華雪だったが、華雪にとっての利点はそれだけであり服が無くなったことによるデメリットは大きい


「んっ、あああ!!触手が直接肌に!ぁあ…ひぁああ!!」




今まで服の上から間接的に胸に触れていた触手も服の守りが無くなった今、柔らかくヌメリのある蝋の触手で胸全体にピッタリと張り付き、蠢く突起で乳首を舐め回し吸い上げてくる


「ぅううっ…蝋の感触が、んっ…ぁあ!」


 胸全体に張り付く蝋の吸盤と中央の突起、固まりかけの蝋による独特なヌメリと感触がゾクゾクとした快感を与えてくる

それに加えて両手足に絡みつく触手がグジュグジュと蠢いて手足の全体を撫で回している、液体の蝋は肌との抵抗を極限まで減らしていてヌルヌルとした感触が全体に伝わってくる


「んんっぁあ…ん、このままじゃっ…ぁあ、またイカされちゃう……え?何、腕が持ち上がって?」

 胸と股間からはもちろん、更に両手足からも伝わる快感に震えていると不意に両腕が動かされた、今まで顔の横に固定されていた腕が両方とも頭の上に持っていかれる


「んっ…まって、この体勢だと力が上手く入れられない…っ」


 両足は固定されたまま両腕を上に伸ばした状態にされた華雪、少し反るような姿勢になり前へと突き出された無防備な胸は更に感度が増したような気もする


 パキ…パキキキッ!!


 突如鳴り響く乾いた音、パキパキと音を立てて何かが固まっていく

それは

「っ!え、ああ!!か、体が固まって!?」


 華雪の体が白く染まり硬くなっていく、だんだんと色を失って蝋人形となる未来が近づいているようだ


「あぁ、体がどんどん固まって…指が動かせなくなってる…!」


 パキ…と音が収まった頃には体を覆う蝋はかなり硬くなっていた、ここまで硬くなると顔を左右に向けるのにもかなりの力が必要で、指先に関しては力が足りず全く動かなくなってしまった



「んっ…あん、ま、待って…なんで、蝋が硬くなってるはずなのに、んんっ…さっきよりも気持ちよく感じるの?」


 蝋が固まるということは肌の上に殻ができるということ、それならば肌に直接触れる事はできないはず、いくら触手が動こうとも固まった蝋の上を撫でてるだけならここまで感じるはずがない


なのに

グチュグチュと蝋の触手に貫かれる度に

胸を揉まれ乳首を吸われる度に

手足の触手がジュルリと蠢く度に


今までよりも強い快感が湧き上がってくる、あまりの快楽に体が跳ねると固まった蝋の膜がミシミシと音を立てて軋む


「ぁ、んんっ!!だ、だめっ!う、動けないのにこんなに気持ちいい…!」


 胸に張り付いた半透明な触手の中では白く濁った乳首が転がされている、ぷっくりと膨れ上がり肥大化した敏感な乳首が蝋でできたヌルヌルの突起で舐められる


股間では硬くてほどよく弾力のある蝋の触手がグチュグチュと水音を立てて勢いよく出入りしている、表面の凹凸が腟内に溜まった愛液と蝋を掻き出し辺りに散らす

 そして入り込む時には襞を巻き込みながら固くなりかけている膣壁を押し広げて最奥にまで突き入れる


 手足の触手はもはや性感帯の塊と化した四肢をシゴき、処理ができないほどの快楽を叩きつけてくる


「っ!!ぁあああっ!!だめっ、こんなの我慢できないっ!イッちゃうっ、あっ…ん、ひぁああああ!!」


 凄まじい快楽の波に抗うことは叶わず、大きな絶頂を迎えてしまった華雪

スカートという障害が無くなったことにより吹き出した潮が勢いよく真っすぐ飛び散っていく

硬い蝋に覆われた体が仰け反るほどの絶頂に全身からバキバキと蝋が割れる音が鳴る


「ぁあ!あああっ!!」

絶頂の余韻ですら喘ぎ声が止まらない、だが体の痙攣は先程よりも弱くなっているのか蝋が砕ける事はなくミシミシと硬く軋む音が鳴っていた



「ん…はぁ、はぁ、ん、ぁんっ…あっ、あぁ……え?また腕が…」

しばらくしてようやく余韻も収まった頃、再び両腕が触手によって動かされる、今度は腕を後ろに回されて胸を突き出す姿勢にされる

 それと同時に腕に絡まっていた触手の先端が吸盤の様に広がると頭と顔に張り付いてきた、これにより顔を左右に向ける事すらも禁じられてしまい周囲を見ることすらできなくなってしまった


「また力が入れにくい姿勢に…今度は顔まで、何をするつもりなの?」


 グチョ…グジュグジュ……

足元から聞こえる不気味な音、だが顔を固定された華雪はそれを確認することはできない

だが、それもすぐに正体が判明する


「んっ!?」


新たな触手が華雪の顔面に迫ってきたからだ


今までの触手と比べるとかなり細いそれは明らかに口を目指して進んでくる


「んー…(これ絶対口狙いだよね…)」


 口を閉じて顔をなんとか逸らそうとするも、触手に頭をガッチリと掴まれてしまっている状況ではほとんど意味がない

そうしている間にも触手は少しずつ近づいてくる


「……」


互いに睨み合い状態が続く、だが今の状況で有利なのは触手側なのは明確


パキッ…パキパキパキッ!!


触手の蠢く水音と華雪の膣を抉る触手の音だけが響いていた通路に大きな音が響く


「え?あぁ!!体が固まって!!んっ…ぁああん!!!」


 仕掛けたのは触手側だった

蝋が一気に音を立てて固まってしまい華雪の首から下は蝋の色が肌色を覆い隠すほど白く染まっていた

さっきまではなんとか動くことが可能なぐらいの硬さではあったが、ここまで白くなった蝋はまるで金属の様に硬くなり華雪の動きを完全に阻害している

そして硬くなった蝋は同時に肌の感度を上げていく、膣や胸はもちろん固まった四肢すらも…


「っぁああ!んっ!??んぶっ!?」


 パキキッ!!

全身の硬化とそれに続く全身の性感帯化による尋常じゃない快楽

思わず嬌声を上げてしまった華雪は口を開けてしまい触手はそれに反応して口内へ先端を突き入れる

口に広がる蝋の味と匂い、そして舌や歯が蝋に包まれていく感覚


突き入れると同時に顔の蝋までも一気に固められてしまい、口を閉じることすらもできなくなってしまった、わずかに透けて見える肌と髪の色が華雪であることを主張している


ほとんど色を失った体は触れられるだけでも感じてしまうほど敏感な性感帯の肌となっている、それは見えないが口内も同じ事

蝋の触手が入り込んだ口の中は蝋の液体が溢れ、隅々まで行き渡って固めていく

そして固まった口はまるで第二の膣のように快感を感じてしまう、ジュボジュボと勢いよく前後する触手によって絶頂へと導かれる


「んんっ…!!ん、じゅぶっ、んっんんん!!!!」


もはや絶頂の痙攣ですら軋むことが無くなった蝋の殻、華雪は震える事もできず溢れる快感の全てを動かない体で受け止めるしかなかった


(早く…早く抜いて!気持ち良すぎて変になる!!)


口の中で蠢く触手の刺激だけでも再びイッてしまいそうになるほどの快楽に襲われ、早く触手が抜けてくれることを祈ることしかできない


ズボっ…ボタ、ボタボタ…


華雪の願いが通じたのかわからないが触手が口から引き抜かれる、栓になっていた触手が抜けたことで口内で撒き散らした蝋液の余りが口から溢れ出てくる

蝋が全て流れ落ちるとそこには真っ白な洞窟と化した華雪の口が見えた


「…ひゅー、ひゅー(え?声が出ない!?な、なんで!?)」

声を上げたはずが出てきたのは空気が抜けてるような音だけだった、触手から吹き出た蝋液によって口内だけでなく声帯までも固めてしまっていた、固まった声帯はただの穴の空いた通路でしかなく、いくら声を出そうとしても空気が通る音しか出ない


「ヒュっ…ヒュヒュッ(んっ、ぁん、固まった体が…んんっ、ダメ、気持ち良すぎて…)」


指一本動かすことができず更には声も出せないまま固まった体を触手に責め続けられ、表情を変えることすらできなくなった華雪は静かな表情のまま耐えきれないほどの快楽を与えられてる


 快楽に耐えてる目の前では口から抜け出た触手が異様な事になっていた、ドクンドクンと脈打つにつれて先端が巨大化していく、そしてそれは華雪の頭よりも大きな物となった


(これで何をするの?頭から蝋を滝みたいに浴びせるつもり?)


あまりに巨大な触手に何が起こるのか全く予想がつかない、もしもその巨大な先端から大量の蝋を吐き出されたら華雪の体は分厚い蝋によって完全に固まってしまうだろう


ズズ…グチュリ……

(ん、近づいてきてる…まさか本当に頭から?)


巨大化した触手がグチュリと水音を立てて華雪の方へと近づいてくる、その大きく口を開けた中には固まっていない蝋の液体がタプタプと波打ってるのが見える

だが見えてるだけで全く動くことのできない華雪がそれに対して何かする事は叶わない


(やっぱ頭から浴びせるつも…え?)


 大きな触手の先端が視界の上へと消えていく、このまま蝋が大量に降り注いでくると思っていた矢先、華雪の視界は半透明な膜に覆われて目の前に映る通路が歪む


(な、なにが起きてるの!?)


 予想外の出来事であり何が起きたのかもわからない華雪は真っすぐ前を見つめたまま驚く、触手は華雪の頭上から蝋を浴びせるわけでもなく


その巨大な口を使い


華雪の頭を丸呑みにしていた


半透明に歪む視界に溢れる蝋液、グチュグチュと響く水音

固定された視界と得られる情報から華雪は察した


(まさか、膨らんだ部分に飲み込まれてる!?)


 まるで逆さまになった金魚鉢を頭に被っているような感覚、だがこの金魚鉢の口部分は首にピッタリと吸い付いていて中の液体が漏れることはない、つまり…にじみ出てくる蝋の液体は徐々に内部に溜まっていく


(だんだん蝋が溜まってきてる?このままだと蝋に沈んじゃう!)


 内部の変化に気づいた華雪は必死に抵抗しようとするが微かな空気の通る音と伝わらないほどの揺れしか起こすことができない

そしてとうとう口にまで迫った蝋の水位、口に蝋液が流れ込んでくるのを感じた瞬間


(ひゃあ!?え、あ…目が固まってく!?)


 歪んでいた目の前の景色がクッキリと見えるようになったと思った矢先、次第に視界が白く染まり暗くなっていく

頭を丸呑みにしていた触手の膨らんだ部分がまるで華雪の顔を真空パックするかのように収縮し顔全体に隙間なく張り付いていた、触手との距離が無くなった事により視界の歪みは消えていたようだ、だがそれ以上の事が起きていた


(目に直接張り付いて!?ダメ、瞬きもできなくなって…か、固まっちゃう……)


 なんと触手内部の膜が華雪の瞳に張り付いていた、そして滲み出る蝋液を直接瞳に塗りつけている

まるで涙の様に瞳の上を流れる蝋の液体だが、"涙"が流れる度に瞳から色が失われていく


真空パックされた事により内部に溜まっていた蝋の液体が頭全体に行き渡る、少しすると触手が頭をジュブジュブと何かをしゃぶっているかの様に上下に動く


(あぁ!頭が…顔がっ、もう体の全部が気持ちいい!ぁああっ、イクぅう!!!)


瞳すら蝋に覆われた華雪が触手に頭をしゃぶられる、内側の膜により固まった瞳すらもヌルヌルと舐められ、固まった体に触れられてる全てから快感が湧き出し流れ込んでくる


もはや抗えない快楽の波に華雪は抵抗せずに一気に絶頂する


声も動きもなく静かに激しくイキ狂う



ビキッ!バキンッ!バキバキ…ビシ……ッ!



通路に響くのは嬌声ではなく蝋が固まっていく音


ピシ…と音が収まると触手が華雪の頭から離れていく、絶頂を終えた華雪の姿は…



 もはや肌も髪も瞳すら色を失い、蝋によって全てが真っ白に染まっていた


完全に白い蝋人形となってしまった華雪が未だ蠢く触手達によって快楽の波に呑まれているのかはもはやわからない


ただの蝋人形が喘ぐことも身じろぐ事もないのだから










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