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小梅
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こちょ憑き(水野彩月編:4)


『ぎゃははははははははははははははっ!! あ゛ああぁああああぁっははははははははははははははははッ!!』


 いっさい抑えのない先生の爆笑が、イヤホンからぼくの鼓膜をビリビリと鳴り震わせる。


『あ~薄々気づいてたけど、よわよわじゃないっすか~、せんせ~』

『うひゃひゃひゃひぇひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃぁあああああああぁあッ!!』


 ニヤニヤと馬鹿にしたような、お姉さんの言葉。

 でも今の先生に取り繕う余裕もないのか。

 腰をガクガクと前に突き出す不思議な腰遣いを繰り返しながら、大きく開けた口から涎をだらだらと垂れこぼしている。

 そんな先生の姿を、お姉さんは満面の笑みで見つめながら――


『ん~……先生ちょっとブラ脱いでくれませんか?』

『なふぃっ! あへひゃひゃひゃひゃひゃひゃぁあぁあああッ!!』

『先生のご立派なもの支えるサイズだからぁ、ちょいくすぐるとき邪魔なんっすよね~。あとはぁ……その見事なものを生で拝ませて欲しかったり?』


 あっさりとした口調で、とんでもないお願いをするお姉さん。


『くひゃひゃひゃひゃひゃああぁああああぁああああぁあッ!!』


 見てるこっちが息苦しくなってくるほど……首元まで真っ赤に染まりながら笑い狂う先生。

 ……あと先生はどれくらい、耐えれるのか……。

 そんなドキドキした気持ちで見守っていた矢先――


『み゛っっみ゛へう゛うぅうぅううぅうぅうぅううううううッ!!』

「っ!?」

『み゛ひぇう゛から゛ぁああああぁあああッ!! どべでぇえぇええええぇえええッ!!』


 予想よりもずっと早く――

 強制的な大笑いから必死に絞り出すように、先生はやめてのお願いを泣き……笑い叫んでいた。


『んー、とめてっていうのはくすぐりのことですかねー?』

『あ゛ひう゛ううぅうぅうぅううううううッ!! くひぃいいいいいいいいいいいぃぃいぃいいいッ!!』


 子供っぽく首をガクガクと上下に振り乱す。

 そんな先生を満足気に見つめながら、くすぐり地獄から先生を救う端末の画面を人差し指で撫でつけ見せびらかすお姉さん。


『じゃあちゃんとぉ、「おっぱい見せるからこちょこちょやめてー」って言わないと~、元気よくっすよ~』

『お゛っっお゛っぱいみ゛へぇえええぇえぇええぇええッ!! こひょこひょっっひゃべぇええぇええぇえええぇえッ!!』

『あはっ、せんせ~可愛い~♪ つか何いってるのかよくわかんね~♪』


 林檎のような真っ赤な顔で、「おっぱい見せるから、こちょこちょやめて」みたいな笑い叫びを何度も繰り返す先生。

 

『はっっはびゃくぅうぅうぅうううッ!! ひょめぶえぇええええええぇええええッ!!』

『はいはい、じゃあ仕方ないから見てあげますね~♪』


 右へ左と捩れ跳ねる激しい動きに手間取りながら、お姉さんは何か鋏のようなものを手に持ち、先生の背中辺りをまさぐり始める。

 そして、はらりと黒いブラが床へ落ち――

 初めて見る、先生のおっぱい……。

 汗でぬめぬめ光って、すごくいやらしい……先生のおっぱい。

 想像していたピンク色よりも、少し色が濃くて暗い先生の乳首。

 でも、何よりも気になったことは――


『みっみせだぁあああああああぁああッ!! みへひゃからぁあああぁあああ゛ッ!!』

『わぁ~乳首めっちゃ勃起してるじゃないですかぁ。もしかして、こちょこちょされて感じちゃってます?』


 ぶるんぶるん激しく揺れて見づらい状態でもはっきりと分かってしまう、先生のビンビンに勃起した乳首。

 それはたぶん……今のぼくと同じ意味で……


『はひゃくどめでぇえええええええぇええぇえッ!! ぎゃへはははははははははははははははッ!!』

「先生……こんな苦しそうなのに、感じちゃってるんだ」


 小さなお姉さんもいっていたことなのに……口に出す。


『はびゃくぅううううううううううううぅううッ!! はひゃう゛うぅうううぅうううううううッ!!』


 ネットで拾った知識だけど――

 本来、女の人が気持ちよくなったり、エロいこと考えてたり……そういうときに起こる状態。

 なのに……先生は……息も満足に吸えないほど、笑い狂わされている状態で……乳首を勃起させてしまっている。

 そのことが、すごく変で、すごく恥ずかしいことに思えて――


『びゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃッ!! どぶぇでぇえええええええええええぇええええぇえぇッ!!』


 すごくいやらしいことに、感じてしまっていた。



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