学生時代にアルバイトをしていたスタートアップが小澤さんの出資を受けていた(自宅?別荘?の一部をオフィスとして使っていた)のと、IT業界の有名人ということもあり名前は知っていた。けんすうさんのツイートで知って読み始めた。
起業家だと思っていたから会社勤めの方が何倍も長いのは意外。
事業作りに奇策は不要。当たり前のことをできている組織や人が少ないというのはごもっとも。
最高の要因は考えることよりも調べること。自分たちが思いつくようなビジネスは誰かしらがとっくに思いついている。うまくいっているならその要因を調べるべきだし、そうでないならうまくいっていない理由を徹底的に耐久するべき。
調査を頼むときにざっくりと依頼を投げても要領を得ない結果しか帰ってこない。仮説は自分で考えていないとダメだし、それは常に依頼する側の意思決定者が持っておくべき。
今でも何か新しいことを始める時はまず人に会って情報を得るのが基本動作になっている。
「野球のライバルになる存在は何か」という議論。
後発であっても正しい打ち出し角度とセンターピン、そして戦術があれば勝てる。
人の欲求にどれだけ寄り添えるか徹底的に追求する。
事業の本質は、その事業がお客さんの根源的ニーズを満たしているかどうか
市場が拡大しているか、市場シェアはどうか、デジタル化は進んでいるか
人の行動には大抵理由があるはず。大事なのはなぜその行動をとるのかを考えること。そのためにはじっくり観察する。
人は何かを異常に大きくしたり、変えたりすると、驚くし面白さを感じる。
戦略は一度決めたら原則として変えないけど、戦術は間違えたと思ったらいくらでも変えていい。
「お客さんが一番価値を感じるところに適切にリソースを分配しましょう」「正しい目標を設定しましょう」
徹底的にいいサービスを参考にしてみる。変に自分らしさを出さなくていい。「一生懸命作る」「余計なことを考えない」「言われたことは素直にやってみる」。
「異常値を発見しろ」。事業内容を分解して、どの部分を異常にしたら事業として違いが出せるのか。ビジネス要素における異常性を見つけることにこだわる。
オリジナリティがあってユニークな存在として事業を伸ばすには異常性が大事。
100個の売りがあったらそのうち1つだけに絞り込んでそこを異常にしていく。
既に存在する事業を変革させる仕事もすごく面白い。
凡事徹底の大切さを説く本としてよかった。リサーチの徹底は大切だとは分かりつつ自分ができていないところだったので、仕事への取り組み方の改善ポイントが見つかったと思う。
本を読んだ直後だから今の事業に取り組むモチベーションが上がっているし、自分でも事業を作る・仮説を立てて試してみたくなった。
市場選定の話は自分では考えたことのない領域だったので参考になった。「市場が拡大しているか」「市場シェアはどうか」「デジタル化は進んでいるか」、これらを意識していろんな市場を眺めてみようと思う。
またこういった大局的な視点を持ちつつ、顧客の本質的なニーズを追求する・顧客心理を考察する姿勢があるから事業のヒット率が高まるんだろうなと感じた。