閲覧注意 本作品はR-18G指定のフィクションであり猟奇的、残虐的な表現を含みますが殺人行為を助長するものではありません。 登場する人物名・地名などはすべて架空のものであり実在のものとは一切関係ありません。 舞は両手を顔に当てながら戦慄いた。 舞の父親は 「今回の事と娘とは関係無いだろ。それほど人肉が欲しいのであれば私の体を提供しようじゃないか」と訴えた。 しかしサンドラは「フン、貴方のようなヨボヨボの躰で美食倶楽部の会員の皆様方にあの負債をチャラにしろとでも?」と鼻で笑った。 舞の父親は唇を強く噛み締め、悔しそうに俯いてしまった。 サンドラは舞の方に向き直って続けた 「それでは明日の夕方にお迎えに伺いますので宜しくお願いしますね。それと今後は一切食事を摂られないようにお願いしますね。 その代わりと言ってはなんですが、下剤を置いておきますから腸の内容物をしっかり排便しておいてくださいね。 せっかく美食倶楽部へ来て頂けるのに貴方には何の料理もお出し出来なくて申し訳ないけど御免なさいね。」 サンドラの言葉を聞いた舞の父は全身の力が抜けたようにガックリとうなだれた。 舞は虚ろな瞳で虚空を見つめている。 サンドラはそんな娘の姿を見て 「それでは私はこれで失礼致します。」と言い残し部屋を出て行った。 舞の父親は力無く椅子に戻るとうずくまった。 そして舞の方を見て呟く様に言った「すまない舞。お父さんが不甲斐無いばかりに」 舞はショックで何も答えられなかった。 舞の父親は自分の娘がこれから起こるであろう出来事を想像して、ただうなだれるしかなかった。 父親は力なく床に座り込んだ哀れな娘の肩を抱きながら「大丈夫だ。俺が何とかする。」と言ったが、その言葉に力は無かった。 たった、1日で資金をかき集めらるわけなど無いのだ。 舞にはそれが分かっていたので「お父さんこそ大丈夫?。私なら大丈夫だから心配しないでね。」と気丈に振る舞った。 しかし明日の事を考えると、ただただ恐怖で体がガタガタ震えてしまうのであった。