NokiMo
N-oyaji
N-oyaji

fanbox


被虐のヨガ・インストラクター ~前編・撮影編~-26

「この物語はフィクションであり、登場する団体・人物などの名称はすべて架空のものであり、実在する団体、人物などとは一切関係ございません。」 舞もジョセフも筋力・筋持久力ともに鍛えられているため、こんな一見しんどそうなアクロバティックなポーズを取っている間も微動だにしていなかった。  ここで、ジョセフが小声で舞に囁いた。 「舞先生、ちょっと指を拡げてもらえますか?」  そして、言われた通り舞が手の指を拡げたところ、ジョセフが舞の指に自身の指を絡めて握り込んできた。 ジョセフ 「舞先生も指を絡めて握って下さい!」  ジョセフのこの動作は完全な「アドリブ」であった。 ジョセフは舞と手の平を合わせて舞の吐息を感じているうちに、もっと強く深く舞と触れ合いたくなったのである。  舞は一瞬戸惑ったが、イケメンで筋肉隆々とした、そして丁寧な言葉遣いのジョセフに警戒心は薄れ、むしろ好意的な印象を抱いていたため、「これでいい?」と言いつつ優しく包み込むように指を絡め握り返したのであった。  この二人の「やり取り」は二人の後方から撮影していたリチャードからは窺い知れなかったが、二人の斜め前方でこの光景を目の当たりにしてしまったトーマスの嫉妬心には計り知れないものがあった。

被虐のヨガ・インストラクター ~前編・撮影編~-26 被虐のヨガ・インストラクター ~前編・撮影編~-26

Related Creators