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さざんか
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【キノの旅】スケベに厳しすぎる国

コミケ用原稿やらを書いてる手隙に浮気して書きました……しかも思ったより文字数増えた!

書ききってスッキリしたので、またコミケ作業に戻りまつ……でもまた浮気するカモ❤︎

次はフリーレンとかフェルンがいいなァ


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1文字1.5円、5000文字から受付できます。

またFANBOXにて2週間早く読むことができます!

素敵なエロネタがありましたら、僕に具現化させてください!

リクエストお待ちしています!

※僕の知らない作品の二次創作ですと支援者様のものでもお受けできない場合があります。


◆◆◆◆◆


「おはようございます旅人さん……ああ、いえ。スケベ囚人69号とお呼びするのが良いでしょうか?」

「……ッ❤︎ ど、どうぞ、お好きに」

「そうですか。なにぶん、国外からいらっしゃる方で囚人になるようなドスケベは初めてなもので、こちらとしても対応が難しいんです」


 その国は、スケベに厳しいことで周囲の国で有名だった。

 スケベとはすなわち、好色であったり性欲旺盛であったりする性質を示す言葉。

 国や宗教によってのブレはあるだろうが、おおよそ性にだらしない者という意味は共通しているだろう。

 古くから性欲は、国を育てる必要な感覚であり、同時に国を滅ぼす危険な火種でもある。

 その暴走を国全体で行うことは、人々の自由を束縛する圧政であると同時に、国の安定性を高める必要な縛りでもある。

 少なくとも、この国ではそう決め、長らく守り続けてきたようだ。


「スケベ囚人69号は、過去に類を見ない、絶望的なドスケベっぷりでしたからね。一周回って貴重なスケベサンプルとして飼育しようという意見も出たんですよ?」

「……お断り、します。ぼくは3日以上の滞在はしませんから」


 旅人のキノも、国滞在するにあたってのスケベ検査を要求された。

 このテの特異な検査は、幾つもの国を渡り歩いてきたキノにとっては慣れっこだ。

 「いいですよ」の一言で、キノは指示されるがままに検査室へと入っていった。


「我が国は古くから、王や貴族の淫らな失敗で崩壊の危機を迎える歴史を繰り返して来ました。文明が発達した今、そんな失敗を今度こそ起こさないよう、最新鋭のシステムを使ってスケベを管理するようになったのです。過去の失敗が、現代の我々が歩く大地を造ったのです! 既に我々は穢れなき国民。失敗を取り去り、一つ上の段階に踏み入ったのです!」


 キノの検査を担当した職員は、熱っぽくそう言っていた。

 そしてキノは、


「驚きました。多くの囚人は黄色、つまり要検査囚人となります。数年に一人程度赤色、要指導囚人が現れ、国のニュースになるんです」


 キノは、


「……」

「黒色、矯正必須囚人なんて、形ばかりの大袈裟な決まりだと思っていましたよ! 生きている間にお目にかかれるなんて……それも、国外からいらっしゃった旅人さんだなんて!」


 キノはスケベ陽性となった。

 それも最も重篤とされる黒色。

 即座に隔離され、国が指定する矯正プログラム参加が確定する。

 歓迎されるべき一時滞在者から一転、キノは国から監視される大罪人になった。


「天然記念物、いや重要文化財かな? いやあスケベ囚人69号、囚人でなければ握手して欲しいくらいだ!」

「……ぼくは今握手しても構いませんよ。それと、やっぱり、す、スケベ囚人って言うのはやめてもらえませんか?」


 一晩明けて、矯正官の女性と会話するキノ。

 一見朗らかで穏やかで、昨日と何ら変わりないように聞こえる。

 だが、


「……スケベ囚人69号。先ほどから、態度にスケベが散見されますよ」


びぎッ❤︎


「あぐッ❤︎ う゛……ッ❤︎ ふ、ン゛……ッふ、ふッ❤︎ ふッ❤︎ ふぅ゛……〜〜〜ッ❤︎」


 両者の間には、絶対の上下関係があった。

 矯正官が上、キノが下。


「要求できる立場でも、握手できる状況でもありません」


ぎ……ッ❤︎ ぎち、ぎぢ、ぢッ❤︎


「ぅ゛❤︎ ふッ❤︎ く……❤︎ ぅ゛❤︎ ぅ゛❤︎ ぅ゛ッ❤︎」

「わかったなら、ちゃんと名乗ってみなさい?」

「……ッ❤︎」

「はやく」

「……ぼ、くはッ❤︎ スケベ、囚人……69号、ですッ❤︎」


 毒素から身を守るような防護服を着た矯正官。

 彼女の前で、完璧なまでの直立姿勢を保つキノ。

 いつもの穏やかでクールな旅人の姿はどこにもない。


「か……はッ❤︎ く、ふッ❤︎ ふ❤︎ ぅ゛……う゛ぅ゛……ッ❤︎」

「声からスケベが消えていませんね……このまま10分維持とします」

「ッ❤︎」

「態度にもスケベを認定します。維持の間、指導を追加します」


 態度をがらりと変え、矯正官は冷酷に言い放つ。

 そして、


コリッ❤︎


「んぉッッッ❤︎❤︎❤︎」

「またこんなに乳首を勃起させている。矯正の意味をわかっているのですか? このスケベマゾ」


 罵倒と共に、硬く勃起したキノの乳首を摘んだ。



 キノを抱きしめるように、矯正官が背後から手を回し、薄い胸板で勃起乳首を転がしている。


コリッ❤︎ クリクリクリッ❤︎


「十分に休息は与えたはずです。何故こんなにも乳首を硬くさせているんですか?」

「ン゛ッ❤︎ ふ、ふゥ゛ッ❤︎ し、しらにゃッ❤︎ あ、なたがッ❤︎ この服、起動さへたッ❤︎ か……あッ❤︎」

「正気ですか? 貴女が来ているのは我が国最新鋭の技術で製造されたスケベ矯正用スーツです。決して、淫らに乳首を勃起させる目的で造られた穢らわしいモノではありません」


びしッ❤︎

ぶりぃぃぃンッ❤︎


「お゛ぉ゛お゛お゛お゛ッ❤︎❤︎❤︎」


 鋭く弾かれ、仰け反った胸の上でビンビンっ❤︎ と跳ねる勃起乳首。

 極薄のゴムのような膜で押さえつけられているというのに、乳輪も、乳頭も、くっきり形が分かる程に勃起していた。


「まあ、黒色判定となった囚人は貴女が初めてですから、今回が初の矯正必須囚人への適応です。効果の多寡はこれから測っていく必要がありますが……」

「はぉ゛……ッ❤︎ ふ❤︎ ン゛ッ❤︎ く、ふゥ゛ゥ゛ゥ゛〜〜〜〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎」

「この有り様では、改良は必須と見て良いでしょうね。全く、想像を遥かにうわ回る酷いスケベです」


 胸を逸らし、頭を天井に振り上げて、ガクガクビクビクと乳首快楽に喘ぐキノ。

 その首から下は、一枚の極薄スーツに包まれていた。

 黒く、テカテカと輝くボディースーツ。

 指の間や脇、股間にもピッタリとフィットし、シルエットだけを見れば裸同然だ。

 それだけ強烈に肌に吸い付く素材であるため、当然、


カリッ、カリッカリッカリィ゛ッ❤︎


「あ゛ぉ゛ぉ゛お゛ッ❤︎❤︎❤︎ う゛ぉ゛❤︎ ぉ゛ッ❤︎ ぢ、ぢくびがりがりィ゛ッ❤︎ お゛❤︎ ぉ゛お゛っへ❤︎ へ、へひッ❤︎ へひィい゛ッ❤︎❤︎❤︎」


 フル勃起乳首にもフィットする。

 どんな形でどう勃起しているのか、テカった表面にくっきりと浮かび上がらせている。


「今、スケベの分泌を矯正するための10分追加懲罰なのですが、理解しているんですか?」

「ぉ゛❤︎ ふッ❤︎ ふぅお゛❤︎ ぉ゛ッ❤︎ ぉ゛ッ❤︎ ま、まっりぇ゛❤︎ ぉ゛❤︎ ごえでッ❤︎ 声、でだい゛ッ❤︎ ィ゛❤︎ いぉ゛❤︎ ぉ゛❤︎ ちくッ❤︎ かひがり゛やえ゛ッ❤︎❤︎❤︎ いッがい゛どえ゛でッ❤︎❤︎❤︎」

「理解できていない様子ですね。考えたくはないですが……言語野までスケベに汚染されている可能性も考慮しなければいけませんね」


 「やめて」「止めて」と求めるばかりで、キノは矯正官に抗おうとはしなかった。

 キノが旅をする上で、理屈や言葉が通じない相手への「対処」法を疎かにすることはない。

 しないのではなく、できない。


「ふーッ❤︎ ふーッ❤︎ ふーッ❤︎ ふぅ゛ぅ゛ぅ゛〜〜〜〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎」

「……呼気にもスケベを検知しました。何故矯正プログラム中にもスケベを発散させるのですか? 大切な矯正工程すらも淫らな解釈で取り組む、思考の底までドスケベなのですか?」

「しッ❤︎ しりゃはィ゛〜〜〜ッ❤︎ ぼヒュ、ぼくはッ❤︎ ぉ゛お゛お゛❤︎ すけへッ❤︎ とかッ❤︎ か、か、かンがへッ❤︎ で、なッ❤︎」

「『お黙りなさい』」


ぎぢィ゛ッ❤︎❤︎❤︎


「ぎゃフゥ゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


ぶしッ❤︎ ブシュゥゥゥ〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎


 矯正官の一言で、キノは細い体躯をへし折らんばかりに仰け反らせた。

 きゅッ❤︎ と引き締まった股間の奥から、スーツ越しとは思えないメス汁が迸る。


「ぉ゛ッ❤︎ ウ゛ぉ゛❤︎ ぉ゛〜〜〜〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ ほ❤︎ ほッ❤︎ お゛お゛お゛ッ❤︎❤︎❤︎」


 不気味なオブジェのように、直立不動のまま、仰け反りアクメを晒すキノ。

 倒れることも、膝を付くことも、どころかふらつくことすらない。


「……スーツの束縛すらもスケベ解釈するとは。貴女の存在自体が脅威ですね。全く恐ろしい。黒色判定が出た時、システムのミスだと楽観視せずに動いて本当に良かった」


 キノを包み込むぴっちりテカテカのスーツが、その肝だ。

 内側に特殊な液体が入っているとかなんとか、検査で初めて着た時に説明があった。


 ただ着るだけでは、存在をうっかり忘れる程の軽さと無抵抗感。

 裸と何も変わらないレベルの通気性を誇る一方、熱や寒さから守ってくれる強度がある。

 そして最大の利点は内部の液体。

 これを硬化、伸縮することで肉体のポテンシャルを飛躍的に高めることができるらしい。

 盾にも矛にもなりうる超近代的スーツだ。

 最も、


「クリトリスにもスケベの集約を確認。隠しても無駄ですよ」


キュゥゥゥッ❤︎


「う゛ぉ゛❤︎ 隠してなッか……あ゛ぉ゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛ぅ゛ッ❤︎❤︎❤︎」


 キノが着ているスーツの捜査権は、全て目の前の矯正官が持っている。

 『動くな』と言えば直立姿勢から微動だにすることもできなくなる。

 『お黙り』と言えば、喉を圧迫して最低限の呼吸以外は許さない。

 こうして、


びくッ❤︎ ずく❤︎ ずくくくッ❤︎


「ン゛ぐゥ゛〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎」

「ごらんなさい? こんなに無様に尖らせたクリトリスは初めて見ました。スケベ囚人69号、貴女はどれほどのスケベをこの国に持ち込むおつもりだったのですか?」


 クリトリスだけを吸引し、強制的にフル勃起させることも可能。


「ふッ❤︎ ふ……ふ❤︎ ふゥ゛〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎ こ、れはッ❤︎ しゅ、スーツが……ッ❤︎」

「我が国の傑作を愚弄させるために喋らせたのではありませんよ?」


ウ゛ィ゛ィ゛ィ゛ッ❤︎❤︎❤︎


「お゛❤︎ ぁ゛ッ❤︎ お゛ぉお゛お゛ッほぉ゛っ❤︎❤︎❤︎ だにごり゛ぇ゛ッ❤︎ ウ゛❤︎ お゛ッ❤︎ 震えッ❤︎ う゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぐり゛どい゛ずふる゛え゛る゛う゛う゛う゛う゛う゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


プシッ❤︎ ぷぢょォ゛ーーーッ❤︎❤︎❤︎


「……呆れた。貴女には罰則すらもスケベの元という訳ですか」


 内部の液体を高速振動させ、強烈なバイブレーションを生み出すことも、朝飯前。


 それはスケベではないのか? なんて質問は不要だ。

 スケベな囚人ならばそれをふしだらな欲望に使うだろうが、清廉潔白なこの国の住民は何も感じない。

 彼らには既に、性欲の概念はほぼ喪失している。

 日々の食事や投薬、出生時の検査も兼ねた脳波操作、果ては数世代前からの遺伝子への介入……ありとあらゆる手段を用いて、国の人々は「ふしだらな感情」から脱却した。

 ごく稀に、この徹底的な性欲脱却手順の網を掻い潜って、「ちょっとムラつく」性質を持つ者が現れる。

 長い歴史の中で、70人弱程度。

 それも、囚人としてのグレードは低〜中程度の者ばかり。

 追加のカウンセリング、投薬、電気治療でほぼ完璧に矯正できてきた。

 限りなくゼロに近い者ばかりの中に現れた0.0001くらいの性欲なのだから、抑えられない方がおかしい。


 けれど、


「乳首にも同様の罰則を課します」


ぎゅり゛ィ〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎


「ほぉ゛ッ❤︎❤︎❤︎」

「なんと、見ているだけで私にスケベが生まれてしまいそうです。危険なデカ乳首、早急な矯正が必要でしょう」


 限りなくゼロであるのが当然とされてきた者たちの前に現れた、ごく一般的な1を持ったキノ。

 それはきっと、アリの群れが初めて人間を見上げた時のような驚きだったのだろう。

 どうにか目の届かない所で隔離し、できる限りの対処をしようとするだけ、理性的だ。

 目の届かない所に「出ていって」貰うのが理想的なのだろうけど。

 それはできない。


「その乳首とクリトリスから発するドスケベ具合、我が国の技術に対する挑戦……いえ敵対行為と判断できるでしょう」


 国のプライドだ。

 周辺諸国にまで「スケベに厳しい」とされてきたこの国が、キノを……(この国基準で)天井知らずのスケベ女をそのまま放り出したとなれば、面子が保たれない。


「必ずや、矯正させてみせます。貴女を我が国に迎え入れたことが正しいことだったとするために」

「ほッ❤︎ ぉ゛……ッほヒュッ❤︎ ぼ、ぼくっ❤︎ すへべじゃ……ッ❤︎」


じゅぬ゛り゛り゛り゛り゛り゛り゛ィ゛っ❤︎❤︎❤︎


「お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ッ!? あ゛ぉ゛ッ❤︎ まッでぐだざっ❤︎ お゛ぉ゛づよッ❤︎ ぢんどぉづよぃ゛ぃ゛ぃ゛ッ❤︎❤︎❤︎ いぎゅぉ゛❤︎ とめッ❤︎ これどべでッ❤︎ 死ぬ゛ッ❤︎ 死ッぢゃう゛う゛う゛う゛う゛う゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


プッシャァァァァァァッ❤︎❤︎❤︎


 もはやキノの言葉など届かない。

 乳首とクリトリスをクリップのように挟んだ状態で液体が硬化、そのまま無情な振動を叩き込む。


「……スケベのアラートが中程度から高度へと変更。スケベ囚人69号、貴女はどこまで我々を……ッ! 対象を確立し、直接の接触は以後禁止。今後は遠隔での矯正を試みます」


 テカテカスーツに汗とメス汁を滲ませて、気をつけ姿勢でイき狂うキノ。

 びィん❤︎ とフル勃起した乳首とクリトリスは、スーツの刑罰もとい愛撫によって更に無様に肥大化する。


 矯正官も、システムも、この国そのものも気付かない。

 既にこの国は他とは完全に独立した人種として成立しつつある。

 この国の民にとってはなんの問題もない行為や矯正プログラムが、一歩外に出たらまるで逆効果になっているという事実に辿り着けない。


「ほぎょォお゛ォ゛ォ゛ォ゛〜〜〜〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ ッぎゅ❤︎ う゛ンッぐゥ゛〜〜〜ンッ❤︎ う゛ォ゛❤︎ ン゛ぬッッッぶぉ゛お゛お゛お゛ぉ゛お゛ぉ゛お゛ぉ゛〜〜〜〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」

「まだ、上がる……!? 個体内でスケベを生み出していると言うのですか? これは……総理に連絡を! それと、周辺3地区の住民に対して緊急のスケベ検査の実施申請を!」


 くねりくねりと、できる限りの筋肉を動かして、キノは奇怪なダンスで狂気を発散させる。

 端正で中性的で大抵のことには動じない容貌がぐちゃ❤︎ と溶けて崩れかける。

 へこつく腰が、吹き出るメス汁を機関銃のように飛び散らせる。


じゅぐり゛❤︎ ぐり゛ッ❤︎ ずぐり゛り゛り゛ッ❤︎❤︎❤︎ にぢッ❤︎ ぐちぐちぐちぐぢぢぢぢィ゛ッ❤︎❤︎❤︎


「ふぬ゛ッ❤︎ う゛ぐ❤︎ ンぎゅっぐ❤︎ うぎょォ゛!? お゛❤︎ ほッ❤︎ ほぎゃァ゛ッ❤︎❤︎❤︎ あ゛❤︎ お゛ッ❤︎ お゛ッ❤︎ お゛ホッ❤︎ ホぎぐぬ゛ゥ゛ッッッッッッお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


ぶばッ❤︎❤︎❤︎ ぶじょ❤︎ びぢゃびぢゃびぢゃびぢゃびぢゃッ❤︎❤︎❤︎


 部屋の中にはもうキノしかいない。

 舌をびィンとつっぱらせ、見ようによっては笑えてすらくる表情で叫ぶキノを正そうとする者はいない。

 その痴態を罵倒し嫌悪し、スケベだと蔑む者すらいない。

 段階が変わった。

 キノを「矯正して更生させるべき保護対象」から、「どんな手を使ってでも矯正させる挑戦対象」へと切り替えたのだ。


「10分から1時間に延長。バイタルが落ち着いたら、思考への介入を試みます」


 隣の部屋、分厚いガラスで隔てられた向こう側から矯正官の声がする。

 キノは完全に、国家をあげた研究材料として認識されていた。


「あ゛ッ❤︎ か、はヒュゥ゛ーーーッ❤︎❤︎❤︎ お゛❤︎ しッ❤︎ しキュッ❤︎ ふ❤︎ ふ❤︎ ふッッッぎぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 限りなくゼロに等しい者たちが、ただの1を悍ましいモノとして認識した。

 彼らにとっては遅滞なくゼロに近づくはずの値が、2、3、と増え、どころか10、100と天文学的数字を出し始めている事態に、危機を感じた。

 だが、彼らは戻れない。

 自分たちとキノとが決定的に違う存在であるという発想が持てない「穢れなき国民」の選択に失敗はないのだから。



「ふーッ❤︎ ふッ❤︎ ゥ゛〜〜〜ッ❤︎ ンぉ゛ッ❤︎ ぐ、ふッぉ゛❤︎ ぉ゛〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎」

「休憩時間は終了です。それでは、自己認知に関する検査を実施します」


 品悪く、両足を大きく開いたポーズで椅子に座らされたキノ。

 手足は椅子にコーティングされたスーツと同じ素材に飲み込まれ、まるでキノ自身が椅子と一体化しているかのようだ。

 もちろん、スーツに縛られた身体に自由はない。

 スーツから逃れた首から上も、快楽に茹だってまともではいられない。


「ぼくは……ッ❤︎ 昨日の、朝、にィ゛ッ❤︎ この国に滞在する申請を出しッ❤︎ ました……ッ❤︎」


 肌を撫でる、スーツの中の特殊液体。

 その感覚にうなされるように声を漏らし、キノは「検査」に挑む。

 抵抗が無駄であることは、どころか更なる「検査」と「刑罰」に繋がることはもう十分に理解していた。

 理屈も暴力も通じない相手に無闇に牙を向けるほど、キノは血気盛んではない。

 お仕置きにイき狂わされ、心か身体が壊れるよりも、場に流される方を選択した。


『はあ、ええ……わかりました。そのスケベ検査? と言うのを受ければ滞在できるんですね?』


 キノの言葉に合わせ、巨大な画面にキノが映る。

 昨日、滞在申請所で記録されていたものだ。


『すッ……!? い、いえ、面と向かって聞かれたことがなかったものですから』

「申請の時ッ❤︎ ぼくは、す、スケベな人間かと尋ねられ、お、驚きました」

『ええ、と。答えないといけないんですよね? 考えたこともなかったな……あ、いえ、はい。分かっています……ぼくは、スケベな人間ではありません』

「この時……までッ❤︎ ぼくは、じ、自分がスケベかどうかなんて、考えたこと、ありませんッ❤︎ でした……ッくふゥ゛ッ❤︎」


ぬ゛ぢ、ぬ゛ぢぃ゛ぃ゛ぃ゛……ッ❤︎


「お゛、お゛ぉ゛……ッぉ゛❤︎ ふ、ぅ゛ッ❤︎ ぅ゛ッ❤︎ ぅ゛ぅ゛ぅ゛〜〜〜〜〜〜ッ❤︎❤︎❤︎」


 キノの言葉が終わると同時、スーツが薄く動き出す。

 これみよがしにと屹立している三本柱……勃起乳首とクリトリスへと、「尋問」が始まる。


「本当に?」


 矯正官の凍るような質問。

 スーツの内側にある特殊液体が一部固まり、細かいイボを作り出す。

 乳首の周り、クリトリスの周りで、イボが混ざった液体が流れる。


ぬぢ❤︎ こりゅかリュッ❤︎ くりっ❤︎ ぬ゛ぃ゛り゛ィ゛ッ❤︎


「ふゥ゛ッ❤︎ ぢょッォ゛❤︎ ふ❤︎ ふッヒュひッ❤︎ ぉ゛❤︎ まッ❤︎ まッへェお゛ッ❤︎❤︎❤︎ お゛❤︎ ほォ゛お゛ッ❤︎❤︎❤︎」

「これまで本当に、一度も自らがスケベであると意識したことはありませんか?」

「ぅォ゛ッ❤︎ ほ❤︎ ほォ゛お゛ぅ゛う゛ぅ゛ぅ゛ッ❤︎ ふ、ふヒふッ❤︎ ンふ、ンふ、ンふ、ン゛ッッッふ❤︎ ふ❤︎ ふ❤︎ ふぉ゛ッ❤︎ お゛ぉお゛お゛ぉ゛ッ❤︎❤︎❤︎」


 矯正官の質問は、キノの絡まるような嬌声に混ざって消える。

 がたた、と椅子が悲鳴を上げた。

 キノの身体が、ほんの一瞬、椅子ごと宙に飛び上がったように見えた。

 身動きは不可能。

 指の一本すら動かせない。

 だが、乳首とクリトリスだけは違う。

 ぷりんぷりん、ぶるる❤︎ と、リズムを取るように揺れ動き、スーツとのダンスを披露する。


「ない゛ッ❤︎ かっだでぅッ❤︎ はふッ❤︎ はゥふッ❤︎ くゥ゛ゥ゛ゥ゛お゛❤︎ お゛ッほ❤︎ ほ❤︎ ほ❤︎ ほ❤︎ ぉ゛ぉ゛ぉ゛ッッッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


ぷしょッ❤︎ ぶッぢゅゥ゛ーーーッ❤︎❤︎❤︎


 たちまちキノは絶頂。


「スケベ反応確認。先程よりも絶頂までが早いですね。乳頭、クリトリス共に肥大化が進んでいるためでしょうか?」

「は❤︎ はヒッ❤︎ ひヒュ❤︎ ヒュふッ❤︎ ふ……ゥ゛❤︎」

「質問に答えなさい、スケベ囚人69号」


くりくりくりッ❤︎ ぐぬ゛り❤︎ に゛る゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛❤︎❤︎❤︎


「あォ゛❤︎❤︎❤︎ お゛❤︎ お゛ゥあ゛ッ❤︎ あ゛、ぉ゛ッ❤︎ お゛、まッ❤︎ でだえ゛❤︎ まだッ戻ッでッッッ❤︎ お゛❤︎ お゛❤︎ お゛ァ゛ッ❤︎❤︎❤︎ あ゛❤︎ ひァ゛ッ❤︎ お゛❤︎❤︎❤︎ お゛❤︎❤︎❤︎ お゛お゛お゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


ぷしィ゛❤︎ ぱ、ぶシュゥ゛ッ❤︎❤︎❤︎


 休む間もなく、二度目の絶頂。

 キノが無様にアクメの咆哮を上げた所で、無情な機械が手を緩めてくれることはない。


「は❤︎ ひッ❤︎ ひ❤︎ ぉ゛~~~ッ❤︎ きッ❤︎ ぎのう゛よりッ❤︎ イぎやすぐなッでま゛ずぅう゛う゛う゛ッ❤︎❤︎❤︎」


 悲鳴のように叫ぶ。

 矯正官の質問に答えなければ、永遠にだって続くと思ったから。


「なるほど。これまでにスケベの自認は無いものの、我が国の矯正システムで目覚める程の潜在的ドスケベの可能性、でしょうか……」


 思惑通り、矯正官はスーツの愛撫を止め、思案にふける。

 それはもう、カウンセリング対象への扱いではない。

 彼女はもう、キノを観察対象としてしか見ていない。

 より一層その現実が突きつけられる。


「では、再生を続けます」


 ハヒュハヒュと、息の整わないキノを置き去りに、矯正官は映像を動かした。


『ン……? なにォ゛ッ❤︎ ほ❤︎ ンァ゛あ゛ォ゛ッ❤︎❤︎❤︎ う゛!? ふッ❤︎ ぉ゛❤︎ だにごえ゛ッ❤︎ お゛❤︎ だめッ❤︎ あ゛❤︎ まッでぐだぁ゛ッ❤︎ ぢ、ぐびッ❤︎ う゛ォ゛ォほッ❤︎ くりもォ゛ォ゛ォ゛~~~ッ❤︎❤︎❤︎ お゛❤︎ かッはヒヒュッ❤︎ ヒュ❤︎ いッがいどへでッ❤︎ これ❤︎ これなんで脱げない゛ッ❤︎ ふ❤︎ ふ❤︎ ふぎ❤︎ ンぎッ❤︎ くぉ゛お゛お゛お゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎』


 部屋の壁まで震わせる大絶叫。

 普段のキノにあるまじき形相でのたうち回り、ばちゃばちゃと湯気立つ汁を撒き散らす。

 昨日、このスーツを着た直後に起こったことだ。

 クリトリスと乳首に電流のような快感が走り、キノはその場に崩れ落ちた。

 絶頂している間にもスーツは動き続け、全身を熱く燃やすように愛撫した。

 自らのイき汁でスーツを濡らしながら、キノは転げるようにスーツを脱ごうと格闘した。

 だが結局、一度完全に失神するまで、キノはスーツを脱ぐことはできず、絶頂を止めることもできなかった。


『あ゛ヒュ❤︎ お゛ッ❤︎ お゛ッ❤︎ お゛ホッ❤︎ くォ゛ォ゛ォ゛~~~ッ❤︎❤︎❤︎ どげぅ゛❤︎ くりッ❤︎ どげッ❤︎ 乳首はじげう゛ッ❤︎ あ゛ォ゛ッ❤︎❤︎❤︎ お゛ォ゛ォ゛ォ゛ッッッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ ぐ❤︎ ン゛ぐヌ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎』


ぶぢゃッ❤︎ びゅぶじゃ❤︎ ばぢぢぢぢょォーーーッ❤︎❤︎❤︎


 ブリッジ姿勢で「乳首が」「クリが」と喚き散らしながら潮吹きアクメを晒すキノ。

 正直、突然のこともあってこの時の記憶なんかほとんど残っていない。

 こんな耳障りな……スケベ満点な声をあげていたことなんかまるで覚えていない。

 間違いなくキノ自身の映像なのに、全く自覚がなかった。

 再生時間を見れば、キノはあの状態で数時間狂っていたことになる。


「これは?」

「こ、の時……最初に、乳首で、その後……クリトリスで、い、イき、ました……ッ❤︎」

「もっと正確に」

「……ッ❤︎ す、すみません……急に始まって、驚いて。お、覚えて……ッ❤︎❤︎❤︎」


 恐らく、事前に言われて心づもりがあったとて、どこで何回絶頂したかなんて数えられるわけがない。

 覚えている部分だけでも、キノは自分が立っているのか転んでいるのかすらわかっていなかったのだから。

 だが、矯正官がそんな事情を慮ることはない。

 不可能なのだ。

 そんなふしだらな事情は考慮に入れるという発想がない。


すり❤︎


「ぎふゥ゛ッ❤︎❤︎❤︎」

「では」


きゅちち……ッ❤︎


「い゛ッ❤︎ お゛❤︎ お゛❤︎ ぉ゛ォ~~~~~~ッ❤︎❤︎❤︎」

「身体に直接確認しましょう」

「ぢ……ぢょくへづッ❤︎ て……ッ❤︎」


ぐりィ゛❤︎❤︎❤︎


「あぎょォ゛オ゛オ゛オ゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


ぶしょッ❤︎


 矯正官は答えない。

 代わりに、スーツが教えてくれた。


「こ……れッ❤︎」


 何もかもが理解できない空間で、キノはたった一つだけその感覚を覚えていた。


「昨日と……お、同じ動きッ❤︎」


 矯正官はスーツを起動した。

 昨日、キノが汁塗れになってのたうち回ったあの時と同じ動きをするように。

 キノが、昨日と全く同じ回数絶頂するなどと、雑にもほどがある推測の元に。


じゅりりりりぃぃぃッ❤︎❤︎❤︎


 キノを昨日と同じ絶頂連鎖地獄に蹴り落した。


「ンぎッ❤︎❤︎❤︎ お゛お゛お゛ッッッ❤︎❤︎❤︎ う゛❤︎ ぐッぎゅぶぎぉお゛お゛お゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


じょ❤︎ ぶジョッばァッ❤︎


 クリトリスが360度、全方位からブラッシングされる感覚。

 鋭く、しかし柔らかな、数万もの細毛に磨かれ、神経の先の先まで叩き起こされる感覚。


ショリショリショリショリィッ❤︎❤︎❤︎

「かッ❤︎ あ゛❤︎ あ゛ぎッ❤︎❤︎❤︎ ひ❤︎ ひッ❤︎ い゛お゛お゛お゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 全身の毛がぞわッ❤︎ と逆立った。

 あり得ない体験。

 クリを押し潰される圧迫感と、ぴかぴかに磨き上げられる摩擦感を、まったく同時に全方向から注がれる。


ショリリリリッ❤︎❤︎❤︎


「う゛ぅ゛う゛お゛お゛ぉ゛お゛ぉ゛ぉ゛お゛お゛お゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


ぶばッ❤︎ じゅッッッびゅーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎


 一瞬の後に絶頂、絶叫、噴射。

 舌をびぃん❤︎ と突き上げて、キノは椅子の上で何度も何度も天高くトび上がる。


こりゅ❤︎


「ぎゥ゛❤︎❤︎❤︎」


 みしっと音を立て、キノは背もたれから跳ね上がった。

 あり得ない。

 スーツの素材で同化しているところを、快感による肉体反射だけで引き剥がした。

 それ程に、


ぐりゅ❤︎ ぬこりゅ❤︎


「お❤︎ ァ゛ッ❤︎ ぐォだめ❤︎」


 乳首をこねるスーツの動きは危険だった。

 危険なほどに快感だった。


ぐり❤︎ ぐり❤︎ ぬり゛ぬり゛ぬり゛❤︎


「イ゛❤︎ ぎッ❤︎ ゥ゛~~~だえ゛❤︎ だべ❤︎ だえ゛ッ❤︎ やめでぐッだざ❤︎ ぁ゛ッ❤︎ 無理❤︎ 今ッ❤︎ 今の乳首じゃ無理❤︎ だめ、ぜっだいだめッ❤︎」


 乳輪をなぞるイボの感覚が、次第に乳首全体に広がっていく。

 それから逃れるように、また一回り、キノの乳首が膨れ上がった。


「お゛え゛がぃ゛ッ❤︎ ふ❤︎ ふぎ❤︎ う゛❤︎ ォ゛ッ❤︎ お゛❤︎ む゛イ゛ッ❤︎ むり゛❤︎ む゛り゛む゛り゛む゛り゛む゛い゛ッ❤︎❤︎❤︎ だえッ❤︎ だ、だひェッ❤︎ ダメ、まっておねがい゛ッ❤︎ ひ❤︎ ふッ❤︎ ふッ❤︎ ふ❤︎ ふゥ゛ーーーッ❤︎❤︎❤︎」


 「降参」とばかりに勃起乳首がぷるんと弾む。

 羞恥どころではない赤色に染まった顔が、必死に左右に振り回される。

 静謐だった口がぱかァ❤︎ と開き、駄々っ子のような言葉が並べられていく。


「おえ゛がぃ゛ッ❤︎ ふ❤︎ ふ❤︎ ふ❤︎ ふゥ゛ーーーッ❤︎ ぱぢぱぢクる゛❤︎ あだばッ❤︎ ごあ゛え゛ッ❤︎ う゛う゛う゛~~~ッ❤︎❤︎❤︎」


 キノは覚えていない。

 昨日、どれだけの快感に晒されたのか、イき失神して記憶にない。

 だが、身体は覚えている。

 身体は覚えて、それに適応している。

 快楽に抗う……なんて都合の良い成長じゃない。


「むり゛❤︎ これッ❤︎ ぜッだい死ぬッ❤︎ ぼぐじんじゃぅ゛❤︎ あたまぱんじでイぎじぬ゛ッ❤︎ だ、だめ❤︎ だからだめッ❤︎ お願いだめ゛ぇえ゛ッ❤︎❤︎❤︎」


 頭の奥が泡立つ。

 乳首の奥で心臓が引き絞られる。

 クリトリスの根元から、子宮破裂のカウントダウンが響いてくる。


 確実に敏感になっている。

 昨日の絶頂なんか比較にならない体験が待っている。

 本能から、肉体の記憶から、キノはそれを確信していた。


 無理。

 イきすぎて死ぬ。

 大事な場所がぶットぶ。


「はヒュ❤︎ はヒュ……ッ❤︎ す、スケベですッ❤︎ ぼく、ぼくスケベだがらッ❤︎ スケベみどめるッ❤︎ がらぁッ❤︎ ドスケベ囚人でずがらッ❤︎ は❤︎ はッ❤︎ はァッ❤︎ 乳首もクリもぉ゛ッ❤︎ 全部スケベでいいですがらッ❤︎ だがぁ゛……ッ❤︎❤︎❤︎」


 それを避けるためならば、躊躇なく己のスケベを認めてしまえるほど。

 それ程の危機。

 旅の中で致命的なミスを犯して命を落とす方が何倍もマシだった。

 普段ならやらないような過ちがきっかけで、「あーしくじったな」と思いながら絶命する方が、比較にならない程良い終わり方だ。


 こんな、身動きの取れないスーツ姿で、乳首とクリトリスをソーセージのようにフル勃起させて、そこに、苛烈な快楽責めを叩き込まれて絶命など。

 到底受け入れられない。


 が、


「何を言っているんですか? スケベ囚人69号」


 もう既に、状況は受け入れる受け入れないの話ではない。


「貴女がスケベなのは確定事項です。我々を愚弄する程の記録的なドスケベであることも、我々はなんとしてでも貴女の矯正を達成しなければならないことも、それまではこの手を止めることはないことも、全て、覆ることはありません」

「~~~~~~ッか、ハヒ❤︎」


 キノには「待つ」という選択肢しか残されていなかった。

 全ての処置を受け、それが訪れるのを「待つ」だけ。


う゛ぃ゛~~~~~~ッ❤︎❤︎❤︎


「ッあ゛❤︎ や、やだまッでおねがい゛ッ❤︎ う゛ぅ゛ぅ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛~~~~~~クるッ❤︎ くるくるくるいやッ❤︎ やだだめ❤︎ これ本当ムリだめ❤︎ し、し、しぬしぬじぬ゛やだじにだぐないッ❤︎ スケベゆるじでッ❤︎ スケベしぬのゆぅじで❤︎ ゆるじでダメダメダメダメダメダメぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ッ❤︎❤︎❤︎」


ぷシュッ❤︎❤︎❤︎


 せっかちなキノまんこが吹いたメス汁。

 それが、スタートのホイッスルとなった。


ぶりゅン゛ッ❤︎❤︎❤︎


「ぎゃはォ゛❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 三つの突起が、まるで別個の生き物のように跳ねた。


ブシャッッッッッッ❤︎❤︎❤︎


 汁だまりを吹き飛ばし、新たなメス汁が撒き散らされる。


が、だんッ!


 まるでその噴射に押されたかのように、キノは椅子ごと背後に倒れ込む。

 コメディアニメのように、両足をぱかっと開いたポーズで振り上げて、


ぬ゛ぢぢぢぢッ❤︎ ぐぬ゛ぢ❤︎ にゅぢりゅぢぐりゅづぶろろろろろろッ❤︎❤︎❤︎


「お゜ッぎぴギャ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ はぎ❤︎ う゛ッ❤︎ ぎゅぶぎッ❤︎ ひ❤︎ に゛ぎびッ❤︎ ぎぎゅぶッッッぎきびぎゅォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ォ゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


ぷばじゅ❤︎ ばびッ❤︎ ぶじゃぶじゃぶじゃびッッッぢょぉ゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎


 天高く、濃いメス汁と汚いオホ声を打ち上げた。


「これは……ッ! 映像記録と比にならない!? 何故、本人に自覚無く、しかし我々の矯正に反抗するなど……あ、ありえない……何故だ、貴様は一体……何なんだッ!」


 シリアスぶった矯正官の苦悩の声が、


にぢりゅ❤︎ ごりゅぐりゅ❤︎ ずろりゅ❤︎ ぬりン゛ぬりン゛ぐッぬ゛り゛ぃぃぃンッ❤︎❤︎❤︎


「みぎゃォ゛ォ゛ォ゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ おぎァ❤︎ あ゛がびぎぐィぎゅぶッ❤︎❤︎❤︎ ぶヒュ❤︎ ンびッ❤︎ びゅぉ゛ぐぶぅう゛う゛う゛う゛う゛う゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ ちッ❤︎ ちッ❤︎ ぢぎゅッ❤︎ ぢンぬッ❤︎ ぬ゛ッッッぐぉお゛お゛お゛ほぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ お゛ーーーじぐ❤︎ だぅ゛げッ❤︎ ぢぐびじぬ❤︎ くりじぬだずげでぇえ゛え゛え゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 じたばたと足をガクつかせて叫ぶキノに飲まれて、消えた。


 横からでもくっきりと「長さ」を感じるまでに急速肥大化した乳首とクリトリス。

 そこにぼこぼこと不気味な凹凸が浮かび上がっている。

 スーツの特殊液体だ。

 キノの性感帯の全てを知り尽くしたそれらが、フルパワーで暴れている。

 その神経の持ち主が……キノがどうなったって構わないという前提で。


「お゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ッ❤︎❤︎❤︎ あぎゃ❤︎ はぎーーーーーーいぎッぎぐい゛ぎゅぶぉ゛ぉ゛ぉ゛ッ❤︎❤︎❤︎ お゛ーッ❤︎ ほォ゛ーーーッ❤︎ ウ゛ぉ❤︎ ぶゥ゛ぉ❤︎ しぎゅ❤︎ しぎゅごえ゛ッ❤︎ ぢぎゅびどげう゛う゛う゛ーーーーーーあがッ❤︎ が❤︎ がヒぁ゛ががっ❤︎ クリじゅふえ゛❤︎ じゅりじゅりだえだえ゛だめ゛だべッ❤︎❤︎❤︎ だびゃえ゛ぉ゛お゛お゛お゛お゛お゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


ばぢゃばぢゃばぢゃぢゃッ❤︎❤︎❤︎


 噴き上がる牝潮は枯れるどころか次に次にと勢いを増す。

 椅子は大きく軋み、苦悶の悲鳴をあげて壊れつつある。

 肝心の暴走を生み出しているスーツだけが、何食わぬ顔でキノの身体をぴったりと束縛していた。


「く……総理に再度連絡を。専用の施設での長期的な観察研究が必須です。囚人一人なんかに、我々の積み上げを上回られることなど……あってはなりません!」


 バタバタと、ガラスを隔てた向こうもあわただしくなる。

 だが、そんなものは所詮、知性ある人間が生み出す騒々しさ。


「じぐーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎ じぬ❤︎ う゛じンぐッ❤︎ じぬじぐじぎゅーーーーーーだじえ゛でぇえ゛え゛え゛えぎァお゛ッ❤︎❤︎❤︎ お゛イ゛ッッッグイグイグイグイグイグい゛ぐぎッ❤︎ ぎ❤︎ ぎゅぐ❤︎ ふぬ゛ゥ゛ーーーーーーう゛ッッッぎぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ァ゛ーーーーーーッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 ヒトを捨てさせられたモノが奏でる旋律の足元にも及ばない。

 ぱちぱちと頭のナカを弾けさせ、沸騰した血を巡らせ、あらゆる臓腑に溶ける寸前まで熱を溜め込んで、


ぷッッッぱじじじじじゅぶばばばばばァァァッ❤︎❤︎❤︎


「ウ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


 命を赤々と燃え上がらせて生み出す絶頂は、何物にも代えがたいエネルギーがあった。

 この国で生まれ育った者たちが遥か過去に置いてきた熱。

 今更拾って見回したところで、決して理解することのできないオーパーツ。

 しかしそのまま打ち捨てるには余りに興味を惹かれる……そんな魅力に満ちた力。


「何年かかろうとも……必ず理解して見せる!」


 矯正官のその言葉が、全てを物語っていた。



「ふーッ❤︎ ふーッ❤︎ ふ❤︎ ふ❤︎ ふ❤︎ ふン゛ッ❤︎ くふゥ゛ゥ゛ゥ゛ッ❤︎❤︎❤︎」


 キノは囚人としての登録を解除された。

 釈放、自由の身……ではない。


「……アレがマサグリサル? もっとけむくじゃらかと思ったわ」

「パパ、あれなにしてんの?」

「わからないけど、きっと綺麗好きなんだろう。ああやって身体を磨いているんだろうね」

「へぇ~」


 ガラスの向こうに、この国の一般的な親子がいた。

 矯正官のような政府に関わる者ではない。

 ごく、ごく普通の一般家庭の父と母と娘。

 彼らはキノの不思議な動きを物珍しそうに眺め、次の興味ある「動物」を探して通り過ぎていく。


「は❤︎ はひヒュ❤︎ イッ❤︎ イきひゃぃ゛❤︎ 乳首ッ❤︎ ちくひなんれ❤︎ はッ❤︎ はォ゛❤︎ クリもッ❤︎ こんなにおッきひのに❤︎ なんでイけらィ゛の❤︎ スケベなのッ❤︎ ぼくスケベメスなのに゛❤︎ スケベでぎないの゛なんで゛ッ❤︎❤︎❤︎」


 キノはといえば、そんな三人には目もくれない。

 きっと、そこにいた事すら気付いていない。

 じっとりとした目で己のフル勃起乳首を睨みつけ、びん❤︎ とチンポのようにそそり立つクリをひっぱり、「ン゛ふーッ❤︎ ぐッふゥ゛ーーーッ❤︎❤︎❤︎」と苛立たし気に唸り声をあげる。


「うわ、なんだこの声……雌の猿にしては低い鳴き声だな」

「マサグリサル……聞いたことねえ種類だ。毛もないし、尻尾もないし、何か気持ち悪いな」


 今度は男性二人がぶらぶらと、立ち止まることもなくキノをチラ見して去っていく。

 キノもまた、男たちになど目もくれない。

 ジャングル風に造られた仮初の檻の中で、一生懸命にデカ乳首と長クリを虐め続ける。


 キノは幸いにも、意識も理性も残したままに生き残った。

 常時フル勃起のソーセージ乳首とチンポクリトリスが元のサイズに戻るのは難しいだろうが……死ぬよりはよっぽどマシだろう。

 だがその頭の中には、もっと致命的なバグが刻み付けられていた。


くち❤︎ にちにちにちッ❤︎ しゅ❤︎ ぐりィ゛ッ❤︎ ごりゅごりゅッ❤︎ ぐりりゅゥ゛ッ❤︎❤︎❤︎


「ぐぉ゛~~~~~~ッ❤︎❤︎❤︎ ほ❤︎ ほ❤︎ ほ……いくッ❤︎ いくッ❤︎ スケベ乳首イぐ❤︎ クリもいっしょに……ッ❤︎ ッ❤︎ ッ❤︎ ふ……くォ゛ーーーーーーなんで❤︎ なんでッ❤︎ イげない゛ッ❤︎ スケベなのに゛❤︎ イぎだぃのにッ❤︎ ンぎふぅ゛ぅ゛ぅ゛ッ❤︎❤︎❤︎」


 激しすぎる責め苦から逃れるため、キノの脳は一周ひっくり返った。

 苛烈で強烈で、熱量を込めた刺激によって生み出される必死の絶頂に抗うため。

 激しく責めれば責める程、キノの身体は絶頂から遠ざかるように。

 反対に、


ギィ……


「おいマサグリサル、検査のじか……」

「ハギャぁ゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎ あぎッ❤︎ ぐンヌ゛ッッッほぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ッ❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎❤︎」


ぷばじゅ❤︎ ぷッヂィィィーーーッ❤︎❤︎❤︎


 普段なら感じもしないそよ風一つで、潮吹き仰け反り絶叫アクメをキめるように。

 あべこべの狂ったイキ肉に成り果てた。


「……あ゛ッ❤︎ あ゛ひ❤︎ あ゛ひぃぃぃッ❤︎❤︎❤︎」

「うわ、転げまわってるよ」

「餌の時間だからってはしゃいでんのかな」

「アホすぎて、ちょっと可愛く見えてきたぞ」


 檻の中で汁をぶちまけてのたうち回るキノ。

 それを、人々は「別のモノ」として認識している。


 そう、この国はキノに敗北した。

 キノというドスケベを、とうとう矯正することはできなかった。


 敗北し、そして、その結果の処分に困った。

 敗北の結果を外に出すなどあり得ない。

 また、結果を握りつぶすこともプライドが許さない。

 だから、「違う結果」として残すことにした。

 敗北には成り得ない画期的な「結果」として。


「へえ、あいつらにはまだスケベ心があるんだってよ」

「ふーん? まあ猿だし仕方ないんじゃない?」

「名前が……タビビトってのか。変なセンスしてんな」


 国外から輸入されて来た新種の動物「マサグリサル」の「タビビト」としての「結果」。

 全く違う動物なのだから、理解できないし論理が通らないのも当然だという「納得」。

 スケベに厳しい我が国の面子を保つため、キノを動物の枠へと蹴落とした。


 キノはそんな悍ましい決定に納得したのか? と言えば。

 納得はしていないだろう。

 きっと、理解もしていないだろう。


「ふ❤︎ ふ❤︎ ふッ❤︎ ンぬふッ❤︎ ふほォ゛~~~ッ❤︎ イひゅ❤︎ イくろッ❤︎ ぢくびイッ❤︎ く……ふぅう゛ッ❤︎ ンまだイげだいッ❤︎ スケベだからイぐのに❤︎ スケベクリイかなきゃッ❤︎ スケベりゃない゛のに゛ッ❤︎❤︎❤︎」


 知性も理性も残ったキノ。

 だが、敏感すぎる性感帯と、忘れられない強烈な快感の記憶も一緒に持って生還してしまった。

 その他ありとあらゆる物事を押しのけて保存された、幸福「すぎる」絶頂快楽の記憶。

 忘れられない。

 落ち着かない。

 もう一度、欲しくて欲しくてたまらない。

 他の何を投げ捨てたって、あの時、頭の奥をぷちぷち破裂させながら感じた絶頂の光をもう一度、その隙間だらけの頭にぶち込みたい。


 キノはその欲求に気付いた時、初めて心の底から口にした。


「ぼく❤︎ ぼくッ❤︎ スケベだ❤︎ ドスケベッ❤︎ イキ肉だ❤︎」


 そして、その場でチクニークリシコを開始した。

 ばちゃばちゃと汁を垂らし、意識のある間は休むことなく絶頂に向かって邁進し続けた。

 顔に迷いはない。

 羞恥を感じたり、常識を勘ぐったりする色はない。

 快楽一色。

 知性も理性も残っているが、ピンクの快楽欲求にプチッと潰され、消えたも同然だ。


「ふゥ゛ッ❤︎ ンぐッふゥ❤︎ ふ❤︎ ふっ❤︎ イくッ❤︎ イく❤︎ ひぎゅゥォ゛~~~シゴシゴッ❤︎ しこしこひコッ❤︎ コほォ゛~~~ッ❤︎❤︎❤︎」


 熱い突起を必死に刺激し、蕩けた間抜け顔を晒す「マサグリサル」。

 まるで実験動物のように、「一度はうまくいった」成功体験だけを頼りに奮闘を続ける。

 その目標には絶対に到達できない肉体になっていることもまた、他の事情同様に理解はできていなかったのだろうが。


 その様を見下ろして、誰かがぽつりと呟いた。


「うわ、生きてる世界が違うわありゃ」

Comments

ありがとうございます! でも、ちゃんと「自分はスケベ」と自覚してのオナニーはくっっっそエッチで気持ちいいはずなので、ハッピーエンドなはず!

さざんか

自分の身体がドスケベに改造された事を認識できる理性を残したまま生還は死ぬより救いがないですね〜 でもチククリオナニーに脳みそ溶かしてる時幸せそうだったんでまあいいですよね😄

読んでくださってありがとうございます! キノみたいなクールっ娘のキャラ崩壊絶叫はたまらんのです……!

さざんか

とても興奮しました! ありがとうございます!

ハンマー


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