SSS お隣の天使様 椎名真昼 ポッキーの日 2025
「周くん、ポッキーゲーム、しましょう♪」
夕飯を終えてリビングで寛いでいた藤宮周はお隣さんにして現在は同棲中の恋人である椎名真昼にポッキーゲームを持ち掛けられて面食らった。
「何故?」
「今日が11月11日。ポッキーの日だからですよ♪」
真昼はにこにこ笑いながらポッキーを咥えてみせた。
「さあ、早速始めましょう♪」
口を動かしポッキーの先端を揺らして周に咥える様に促す。
「まあ、良いか」
恋人の可愛い頼みごとを無下にはできないと周はポッキーのもう片方の端を咥えてみせた。
「ゲームスタートです♪」
周が咥えると真昼はすぐにポッキーを齧り始めた。
早急な展開に周は少し戸惑ったが、恋人に合わせて自分でもポッキーを齧り始めた。
20cmほどのポッキーが短くなって勝負がつくまでに時間は掛らなかった。
「負けちゃいました……」
真昼は俯いて落ち込んだ表情を浮かべてみせた。
真昼のハイスピードの噛みにポッキーは耐えられなかった。
だが、彼女は落ち込んだままにはならなかった。
「じゃあ、次は本気を出しちゃいますね♪」
顔を上げた彼女の表情はキラキラしていた。そして行動は機敏だった。
「では、2回戦行きますよ♪」
「何で裸になってるんだっ!?」
前屈みになってポッキーを咥えた真昼は一糸まとわぬ全裸だった。
恋人の裸は昨夜も見た周だったが、突然すぎて面食らっていた。
「本気だから、ですよ♪」
真昼は先ほどの説明を繰り返した。
「本気だと、何で裸なんだ?」
「ふふふ。本気になった私に臆しちゃいましたか?」
「別に、そんなことはないが……」
「じゃあ、問題ありませんね。2回戦、スタートです」
真昼は顔を突き出して周に催促し、2回戦が始まった。
「はむはむはむ♡」
今度は前回にも増してスピーディーだった。当然、ポッキーが短くなって折れてしまうまでの時間も短い。だが、結末が1回戦とは違っていた。
真昼はポッキーが折れそうになった瞬間、全身で周に向かって突っ込んでいった。
「えっ?」
周にしてみれば真昼が突然ジャンプして飛びついてきた様なものだった。
唇と唇が重なった。真昼は尚も勢いで周へと傾いてくる。周は彼女を強く抱きしめて2人とも倒れてしまわないように踏ん張ってみせた。
「えへへへ♪ 周くんに力強く抱きしめてもらえました」
「それが、狙いか」
「はい♡」
真昼はもう一度キスをしてから幸せそうに首を縦に振ってみせた。
「でも、抱きしめてもらうのが終わりじゃありませんよ」
高校では清純派のイメージを纏っている少女が妖艶な笑みを浮かべた。
「周くんも、その気になってくれたみたいですし♪」
真昼は自分の脚を周の股間に押し付けながらその変化を見て取っていた。
「まったく、悪い天使さまだな」
周は照れ隠しにぶっきらぼうに述べた。真昼の童顔に似合わない豊満な胸を押し付けられて興奮していた。
「はい、私は堕ちた天使です」
真昼は天界から研修の為に地上に降りてきた本物の天使。だが、人間界で周と知り合い恋に落ち、愛を知った。そして真昼は決意したのだった。
「ですから私は天使を辞めます。人間になります……藤宮真昼にしてくださいね♡」
照れ顔を浮かべながら更にもう一度周にキスをしてみせた。
天使を辞めることを天界に認めさせる為には地上人との強い結びつきを示すしかない。
真昼にとっては、周と正式に夫婦になることであり、周の子を出産することだった。
「まったく……お隣の天使様に生活全般面倒見てもらってダメ人間になったと思ったら。今度は天使様の方が堕天して人間になりたがるとはな」
「周くんとずっと一緒にいたいから、ですよ♡」
「俺の真昼は、本当に可愛いな」
今度は改めて周の方から真昼を抱きしめて2人は熱い口づけを交わした。
「周くんをお腹の中に感じます♡ いつにも増して気持ち良いです♡」
「俺もだ」
「周くんの下半身のポッキーを、私が下のお口で食べているからでしょうか♪」
「ポッキーって……そこまで細くはないと思うが。長さは……いや、まあ」
「私にとっては最高の幸せを運んでくれるものってことですよ♡」
ポッキーゲームで盛り上がった2人は情熱的な夜を過ごした。
真昼はまた一歩、人間藤宮真昼へと近づいたのだった。