SS ひろがるスカイプリキュア 虹ヶ丘ましろ、ソラ・ハレワタール
アンダーグ帝国との一件が解決し、世界に平和が戻った。
一旦はスカイランドに戻ったソラ・ハレワタールだったが、虹ヶ丘ましろのペットのメス猫としてソラシド市の虹ヶ丘家で再び生活することになったのだった。
「ソラちゃ~ん♪ 一緒にお風呂に入ろうよ~♪」
元プリキュア仲間で現在はご主人さまである虹ヶ丘ましろからお声が掛かった。
いつもならその誘いにすぐさま飛び付くソラだったが、今日は違っていた。
「ふ~んです。ましろさん一人で入ってください」
ソラは拗ねていた。分かり易く唇を尖らせていた。
その理由についてましろには心当たりがあった。
「今日偶然に会ったこむぎちゃんを可愛がっていたことを怒ってるの?」
こむぎは、犬飼いろはのペットのパピヨン犬であり、現在はニコガーデンの不思議な力で人間の少女に変身できるようになっていた。
飼い主である犬飼いろはと共に散歩していたところを偶然に出会い、人懐っこいこむぎをましろは撫でて可愛がっていた。
放っておかれる形となったソラはそのことを拗ねていたのだった。
「ましろさんのペットはこの私なんですよ。ましろさんはいつだって私を一番に可愛がらないといけないんです」
ソラは分かり易い仏頂面で不貞腐れてみせた。
「ごめんごめんって。こむぎちゃんと会う機会はあんまりないから。つい、可愛がっちゃってぇ」
ましろは両手を合わせて謝ってみせた。
「ふ~んです」
ソラはそっぽを向いてまだ拗ねていた。
ましろはその態度に言葉だけでは彼女の機嫌がなかなか直りそうにないことを悟った。
「私にはソラちゃんが一番だよ」
ましろはそっぽを向いたままのソラを後ろからギュッと強く抱き締めてみせた。
「…………ましろさん♡」
ソラは表情を華やかせた。ましろ大好きな彼女はチョロかった。
また、性知識は乏しいので抱き締めるだけで満足感を覚えていた。
「ソラちゃん……一緒にお風呂に入ろうよ♡」
「はいっ♡」
満面の笑みで答えていた。
2人は脱衣所へと場所を移した。
女の子同士ということで気兼ねなく衣服を脱ぎ捨てて2人で浴室へと移動する。
ましろはシャワーを手に持つと、ペットを洗うようにソラの身体にお湯を掛け始めた。
「ソラちゃん♪ キレイキレイにしようね~♪」
「はい♡ 私はましろさんのペットなのですから。ご主人さまとしてピッカピカに洗ってくださいね♡」
ましろもソラも笑顔が溢れていた。
お風呂場は2人にとってはご主人さまとペットプレイを楽しむ絶好の場だった。
「ソラちゃん、かゆいところはないかな~?」
「ましろさんの手に持ったスポンジが触れているところが……強いて言うならビクッてなります」
ソラは頬を火照らせながらましろに身体を洗われるのを任せていた。
性知識に全く乏しいソラは自分の身体に何が起きているのかよく分かっていなかった。
「ソラちゃんのかゆいところがなくなるまで、丹念に洗うね~♪」
ましろは変わらぬ笑みを浮かべながらペット少女の身体を丹念に洗い続ける。
彼女はソラと一線を越える行為をしない。求めたりしない。無知シチュを楽しんで、ソラが少しずつ性的なものに目覚めていくさまを楽しんでいた。
「…………あっ♡ ハァハァ……私も、ましろさんの身体を洗ってあげたいです♡」
「だ~め♪ ペットがご主人さまの身体を洗ったりしないでしょ♪」
ましろは笑顔で首を横に振ってみせた。
ソラに身体を洗われて、乳首やアソコに手が触れられてしまったら。性欲が一気に昂って抑えが効かなくなってしまうかもしれない。
ましろはまだその時ではないと判断していた。ソラがもっと性的な事柄を理解できるようになるまで辛抱強く待つ。それが彼女が己自身に課した誓いだった。
身体を洗い終えた2人は仲良く並んで入浴した。
「気持ち良いですね、ましろさん♪」
「そうだね♪」
拗ねていたことはもう忘れて満面の笑みを浮かべるソラ。
そんなペット兼親友を見て、ましろは二律背反した想いに囚われる。
いつまでもこの無垢な笑顔を見ていたいという想いと、“オンナ”として覚醒していやらしい表情を見せてほしい。
ましろは答えが出そうにない問いを考えるのを止めて、純粋に入浴を楽しむことに決めたのだった。