誰にも見せたことのない場所を彼氏にぐちゃぐちゃにされちゃう話 番外編2
Added 2025-10-13 13:09:10 +0000 UTC多分俺たちは今最高にラブラブ()なんだと思う。 「ーー南、帰るぞ」 「ああ」 いつも通り南の教室に顔を出すと、当たり前のように不愛想な返事が返ってきてホッとする。 昨日少しだけ俺たちは喧嘩をした。 いつもの俺のわがままみたいなやつだったけど、珍しく南も譲ってくれなくて後にも引けず気まずいまま終わってしまった。 だからちょっとだけ、今日の迎えは内心緊張してたんだ。もし教室にいなかったらどうしよう。「南くん?もう帰ったよ」なんて言われたらどんな顔すればいい? それを体験するよりは見ないふりして一人で帰ってしまおうか、なんて弱い自分が顔を出したけど、どうにかいつも通り教室に向かった。もし南がいつも通り俺を待ってくれていたら置いてけぼりにしてしまうから。そしてやっぱり南は何でもない顔をして俺を待ってくれていて、一人帰ったりしなくて良かったと安堵したのだ。 南は実直なやつだから、誰かに苛立ったから相手を無視するなんてこと多分しない。嫌なことはきちんと嫌だと言える奴だし、それを俺もわかっている。あんな不安を抱いたのは俺自身が俺のことを好きじゃなくて信用してないからだ。相変わらず俺は南に好かれていると根本から信じてないかもしれない。 せかせかと歩く俺を後ろから追いかけるようにしていた南が心配そうに声をかけてくる。 「瀬野、何かあったのか?」 「なんで」 「いや、何も喋んないから……」 「…………」 いつも通り、俺を心配した顔で南は首を傾げる。その目には言葉通り心配しかなくて、昨日の言い争いなんてなかったことになってる。 なんでお前はそんなにいつも通りなんだよ……! いつも通りでいてくれて嬉しいのにムカつく。なんて勝手なやつなんだ俺。でもしょうがないじゃんか。南の中では昨日のあの喧嘩がなかったことになってる。俺は昨日から今日までずーっとイラついて、ムカムカして、怖くて、悲しくて……寂しかったのに。 「お前は、さみ、さっ、さ……」 「さ?」 「……なんでもないッ」 情けないことを言いかけて必死で飲みこむ。 ーーお前は寂しくなかったの?なんて。 だって昨日はあの喧嘩さえなければもっと一緒に居られたし、キスはしたけどセックスはこれからって時だったのに喧嘩のせいでそれもお預け。「帰れよ」って俺のヤケクソに南は従順に従って俺の家からノコノコと帰ってしまった。素直野郎め。引き止めたかったけどちっぽけなプライドが邪魔して結局昨日はほとんど眠れてない。なのに南はいつも通り。8時間は寝ましたって顔でこっち見てるのがムカつく、イラつく、…寂しい。俺ばっか好きみたいで。 「……馬鹿みたいだ」 「瀬野?」 呼び止める声を無視してトボトボと歩く。南は俺を追い抜いたりはせず、同じスピードで追いかけてきた。いつもそう。俺が何を言っても南は逆らわないし、でもそれがたまにすごく寂しい。 俺は南が全部初めてだった。好きになったのも、付き合ったのも、キスしたのも、セックスしたのも。自分の一番嫌な場所を見せたのも、南だけなのに。だからこそ南と何かあるとすぐに俺は不安になる。南以外に欲しいやつなんていないから、失くしたことを想像するだけで怖くなる。なのに大事にできない。意固地なプライドばっか大事に抱えて、失くしたくないくせに雑に扱うふりをして。こんなんじゃ本当に愛想つかれてもしょうがないって思うのに。 じわじわと不安と焦りが襲ってくる。そうだよ。俺は別に顔がいい程度のとりえのない男なんだ。南が俺のどこに惚れたか知らないけど、いつ飽きられたっておかしくないんじゃないか?そう思ったら今の南の態度にだって合点がいく。昨日の喧嘩にもう飽き飽きしてるのかもしれない。どうでもいいって態度だったのかも。俺がうるさいからまぁ一緒に帰ってやるか程度な。どうしよう。捨てられちゃう。 「……瀬野?」 「…………う、」 「え」 「う゛ーー~~……!」 「ちょ、え、お」 涙を我慢しようとすればするほどそれはポロポロと零れてくる。さすがに南が慌てた声を上げて、迷った末に俺をどこかへ引きずって行く。涙でぼやけた視界でも見慣れた廊下が写っていたから、あぁあの部屋に向かってるんだなとわかった。いつも二人で過ごすかび臭い準備室。もうここには来られないかもって泣いてたのに数分後に俺はここにきて抱っこされていた。宥めるように声をかけられながら背中を撫でられる。この辺からちょっと頭が冷静になってきた。 ……あれ?南、まじでいつもの南だな? 「えっと、瀬野、どうして、ちょっと、落ち着こう、おち、落ち着こうな?」 お前が落ち着けと突っ込みたくなるほどに南は俺の涙に動揺していた。安心すると余計に涙が出てきて困る。止められずに流れるままにしていると、ひゅっと息を吸った南が青くなって俺をきつく抱きしめた。ぐえぇ。 「ぐえ゛っ」 「泣かないでくれ、瀬野……!」 「ぐ、ぐるし……」 涙も引っ込むくらい抱きしめられて悶絶する。そうだこいつ運動部のスタメンだった。マッチョじゃないけど筋肉あるんだから思いっきり抱きしめられたらこうなるよな。死んでしまう。寂しさって命の危機を感じると吹っ飛ぶんだなと学んだ。ギブギブギブ!と背中を何度か叩くと、ハッとした様子で手を離されてホッと息を吐く。苦しさはなくなったけど、胸の温度が遠くなってひやりとした。見上げるとまだ焦った顔をしてこっちを見てる南と目が合って、少しだけ胸が暖かくなる。こいつはまだ俺が泣いてると戸惑うくらいには俺のことを好きなんだって。 「……瀬野、何かあったのか?」 「…………」 「…俺に話せないことか?」 「…………」 普段どちらかというと無口な方の南が必死になって言葉をかけてくる。可愛い。あぁ、俺何に悩んでたんだっけ。……いやいや!なかったことにはならん!別にこれで南から愛されてる証拠にはならんし! ふんすふんすと鼻息荒くしながら、俺はぷいっと顔をそむけた。 「……?……」 「…………」 「……な、なんか、ないのかよ……!」 「…なんかって?」 「~~~~~」 「???」 マジで昨日の喧嘩のこと忘れてるのか?こいつ。俺はあんなに悩んだのに!さっきまで別れちゃうかもってソワソワなってたのも俺一人だけってことかよ!?ムカムカと一緒にやっぱり悲しい気持ちも湧いてきて、わめく様に叫ぶ。 「…昨日喧嘩したのに!~~もう忘れてんのかよ!?」 「……昨日、けんか………………したっけ?」 「んな゛っ」 きょとんと首を傾げてのたまった南に思わず固まってしまった。 したっけ。したっけ、だとぉ……?した!!……と、思うんですけど……!? 本気で首を傾げられ、唸られると自信がなくなってしまう。した、よな?あれは喧嘩だったはず。だって南は俺の我儘に「嫌だ」と拒否をしたし、俺は「言うこと聞かないなら帰れよ」と怒鳴った。そのまま帰ってしまったんだから喧嘩別れだったはず。……うん、うんうんうん。あれは喧嘩だった。多分、きっと……めいびー。 必死で自信を持ち直してもう一度向き合う。 「昨日俺が「帰れ」って言ったらアッサリ帰ったじゃん!怒ってたからだろ!?」 「あれは怒ってたわけじゃ……瀬野興奮してたし、俺も冷静じゃなかったからちょっと落ち着いた方がいいかと思って」 「なら今日なんで仲直りしにこないんだよ!なかったみたいな顔してさぁ!」 「仲直り……したかったのか」 少し嬉しそうな声でそう言われて、ハッ……と興奮した頭で恥ずかしいことを口走ったことに気づく。まずい。あまりにも子どもっぽいことばっかり言ってるぞ、俺。カァ~と顔が熱くなってきて足元に視線を落とす。さっきまで怒ってたはずなのに冷静に問われるとすごく恥ずかしい。 そうだよ、悪いかよ。俺は昨日ずっと南からの連絡を待ってたんだ。「今日はごめんな、仲直りしたい」って言ってくれるのをずっと待ってた。でも来なかったから、きっと怒ってるんだって思って。怖くて。すごくすごく怖かったんだ。怖くて悲しくて、でも教室でいつも通り待ってくれてたのにホッとして。でも変わらない様子を見たら俺ばっかり好きなんじゃないかって不安になって。 「……気づかなくてごめん、瀬野」 「…………」 「仲直りしよう」 「…………いい、けど」 「……ありがとう」 優しい声でそう言って、南が俺を抱きしめる。今度は優しく、でも逃がさないって感じで包み込むように。嬉しいのに何て言えばいいのか分からなくて、どうにか小さく頷いてその腕にしがみついた。胸の中に飛び込むと大きなため息が降りてくる。 「……可愛いな、ホントに」 「は、ぁ?」 「瀬野、好きだよ」 「うっ、」 しみじみと言われた言葉の湿度が濃くて嘘じゃないと伝わる。何だかスイッチが入ってしまって、甘えるように首に両手を回して引っ張ると何をねだっているかすぐに南には伝わった。キスをされる。 「…ん、……ちゅ、……んぁ、…みな、んっ……、ちゅ……」 「……はぁ、瀬野、泣かせてごめんな」 「……はぁ……も…、もう、いいけど」 「…可愛い、もっとキスしていい?」 「!……い、いいけど、んぅ!……んっ……♡」 ベンチに座って軽いキスを続けていくうち、すぐに体は熱を帯びていく。昨日出来なかったせいですごく簡単に。ちゅっちゅっと音を立ててキスをされる度に、小さな声が漏れ出て恥ずかしい。合間に「可愛い」を連発されるもんだから相乗効果で脳みそまで熱くなってくる。 我慢できなくて腰を擦り付けると、南のそれも硬く勃ち上がっていた。その硬さに、熱さに頭がボーっとしてまともなことが考えられなくなっていく。 俺何に悩んでたんだっけ……? 「…んぁ、…んっ、……みなみぃ……♡」 「……はぁ、瀬野、乳首、触っても、いいか?」 「…んっ♡ …さわ、って……、さわって……!」 甘えるように胸を押し付けると、凶悪な顔をした南がシャツごとまくって胸を露わにさせてくる。恥ずかしさに声を上げる暇もなく、指と舌が伸びてきた。隠れている俺の乳首をこしこしと呼び覚ますように弄る指に、舌に、身体が勝手に仰け反って震える。何度も触られてきたそこは南に従順だった。南が出て来いっていうみたいに舌でノックすると、すぐそこは応えようとする。南に舐めてほしいって言うみたいに、自分から皿に腹を出して仰け反る獲物みたいになる。なんて浅ましいんだろ。なんでこんなに俺は恥ずかしいやつになっちゃうんだろ。全部南のせいだ。南のこと好きすぎるからこうなっちゃうんだ。 「…南、みなみぃ……!」 「……ん、どうした?」 「~~~~す、すき……!」 「ーーーー」 溢れる言葉を我慢できずに口にすると、ぽかんと大きな口を開けて南が固まってた。俺の乳首から南の唇に涎が橋を作ってる。涎なんて汚いはずなのに甘そうに見えて、俺はゆっくり顔を近づけてキスをした。 「んっ、……ね、ねぇ、続き……」 「あっすまん……あまりにも可愛くて、固まってた」 「ふ、ふーん……?」 嬉しくないですけど?全然っ嬉しくなんてないんですけど!? ちゅっちゅっとまた可愛いリップ音を立てながら、手がくりくりと俺の乳首を弄っていく。どうしよう。また腰が揺れちゃう。止まれない自分の性欲に恥ずかしさが込み上げて涙が滲む。親指で押すように乳首へ圧をかけられて「あっ♡」と声を出してからがもうダメだった。くりくりと隠れたままの俺の乳頭を南の指は虐めようとする。まるで見えてるみたいに的確にくりくり♡って刺激されて、俺の声はすぐに甘く大きくなっちゃう。 「あっ♡ やだっ、まって!まって、みな、み……!♡」 「…はぁ……♡ …ここ、触ってって言うみたいに、硬くなってるな?」 「やっ♡ あぁっ!あっ、あっ、あ、あぁ……!♡」 「瀬野、もっと声聞かせて……?」 「ッ♡♡ …ひっ!ひゃ、あぁ♡ …南、くりくり、やだ、やだよぅ……♡」 「……嘘つき」 「ひぃっ♡♡」 ぐちっ♡ つねるみたいに親指と人差し指で乳首を圧迫されて、奥からぷにゅっ♡と乳頭が顔を出す。荒い息で見下ろすとそこは舐めてほしそうに硬く勃ち上がって、南の唾液でてらてらに濡れていた。もう片方の乳首も同じように押し出されて、その刺激で仰け反る俺を見て南が大きくため息をつく。 「……瀬野、気持ちいい?」 「…あ、んぅ……♡」 こくこく……と必死で頷いたらふっと笑う音が聞こえた。嬉しそうに息を零しながら、空気に触れて震える俺の乳首を優しくこしこし♡と南は弄り始める。その目が大好物を食べるようにうっとりしているから恥ずかしいのに嬉しい。今までこの場所は俺のコンプレックスで、誰にも見せたくない場所だった。好きな奴なら尚更、死ぬまで隠し通したい場所だったのに。 震える手で南の頭を撫でる。子どもみたいな目でこっちを見たけど、その唇はいやらしく俺の乳首を含んで離さない。ぞくっとした。 「……俺の、乳首、おいしい……?」 「…うん、全部食べたいくらい美味い」 「ふっ」 お前ならいいよ。南ならいい。 俺の全部食べてよ。 「んあっ!やらっ!みなみっ、みなみぃ……!♡」 「ん、んっ、んぁ……美味しい、瀬野……」 「はっ、あぁ、あっ、あぁ……!」 許しを得た後の南は容赦なかった。下から突き上げられる度にお互いのモノが擦れ合って苦しい。舌が虐めるように乳頭をくりくり♡と容赦なく舐めて、もう片方も指先でこりこり♡と弾かれて悶える。気持ちよくて腰が勝手に揺れる。股間に血液が溜まっていくような感覚がして、それを逃がそうと必死に腰を揺さぶるとペニスが擦れ合って余計に苦しい。 ぎしっぎしっぎしっぎしっ……♡ 「はぅっ♡ んぅっ♡ み、なみぃ♡ きもちいっ♡ あぁ……!まって、まってぇ……!♡」 「…可愛い、瀬野、腰揺らしちゃって、そんなに気持ちいいのか?」 「きもちいっ、南の舌も、ちんぽも……、きもちいいんだも……♡」 「…………」 「?みなみぃ……?……んぁっ!♡♡」 急に怒った顔をした南が下から激しく突き上げてくる。ベンチがガタガタと激しく音を立てて恥ずかしい。筋肉質な腕が逃がさないように俺の腰を掴んで激しく突き上げてくる。南の凶悪なほど膨れ上がったペニスが俺のペニスを犯すみたいに擦り上げる。その度に腰が戦慄いて、変な声が漏れるのを止められない。 「みなみっ、みなみぃ♡ まって、らぇ、きもちいっ……♡♡ っ~~~ん、はっ♡♡」 「はっ、あぁ、はぁっ、瀬野、瀬野……!!」 揺さぶられながら必死に胸をアピールする。ここを舐めてって。南に舐めてほしいって。俺の恥ずかしいとこ、南に舐めてほしい。もっともっとべちょべちょにしてほしい。奥の奥にあった、誰にも見られてない場所を南に舐められたいーー噛まれたい。だって南のこと好きだから。南に全部食べて欲しくて。 「あぁッ!♡ みなみ、みなみっ、っ~~なめてぇ……!♡♡」 「……はぁ……、」 俺の恥ずかしいとこ、南でべちょべちょにして。 かりっ♡ 「んあ゛っ!♡♡」 ぷちゅっ♡ びくんッ♡ びくッ……♡♡ 乳首を優しく噛まれた瞬間大きく擦り上げられて、俺はズボンの中に射精してしまう。仰け反って震えている間にも何度も熱い南のそれを擦り付けられて大げさなほど身体が痙攣する。擦り上げられるたびに甘イキしながらも南の名前を呼ぶと、抱きしめられて強くそこを擦り付けられた。びくびくと痙攣するペニスの様子で、南も射精したのを感じる。 「…はっ……♡ はぁ、はぁ……♡ ……み、なみぃ……♡」 「…はっ、はぁっ、はぁ、はっ……!」 びくんっ……♡ びくん……♡ お互い痙攣しあいながらキスと擦りつけが止まらない。擦りつけ合う度に俺は甘イキしてしまうから、そんな俺を見て南はまたどんどん興奮してしまうようだった。 ふふん、こいつやっぱ俺のこと好きすぎ……♡ 触りあいと南の興奮した目で俺の自尊心はだいぶ回復した。ちゅっ、ちゅっ♡と何度も可愛いキスをしている間にお互いやっと息が整って、南がまだ熱っぽい視線のまま俺の名前を呼ぶ。 「瀬野、好きだよ」 「……ん、俺も好き」 「きつくなかった?どこか痛くないか」 「平気だってば……」 いつもこうやって終わった後は身体のチェックが入る。愛されすぎだな、俺。回復したばかりの自尊心はガチガチに硬かった。 ふふん、と誰にでもなくドヤ顔をしつつ甘えるように擦りよる。すぐに南はスパダリ具合を発揮し、頬にキスをしながら俺を抱っこしてくれる。ふふん。 抱っこされて何度も「好きだ」と言われている今なら聞ける気がした。少しだけ拗ねた声になるのは勘弁してくれ。だって本当に悲しかったんだからさ。 「……昨日の喧嘩、マジで覚えてないの?」 「……うーん、喧嘩……喧嘩したか……?」 困ったように首を傾げる南に、やっと俺はお互いの認識の違いを察知した。昨日の言い争いは南の中では喧嘩に入らないんだ。俺は枕とかぶん投げたのに俺の彼氏心広すぎ……?感動する俺を他所に南は笑ってる。 「だって『生でしたい』っておねだりであって、喧嘩ではなくないか?」 「お゛ッッ……!お、お前……蒸し返すなよ……」 爽やかな顔から出る「生」という単語が生々しい。思わずポカっと殴っても南は笑っていた。 「俺だって瀬野とのセックスなら何度でもしたいけど、中出しして前にお腹壊したことあるだろう?だからやっぱりダメだ。俺は中出しはしたくないな」 「…………」 そう、発端はこんなアホらしい俺のおねだりだった。「生でしたい、中出しして」といざセックスというタイミングで俺はねだった。すると渋い顔をした南からNO!を突きつけられ、駄々をこねてあげく喧嘩別れに至ったのだ。改めて内容を確認すると何とアホらしい話。さめざめと泣いていた自分すら滑稽だった。 でもしたかったんだもん、しょうがねえじゃん。 南は基本的に優しいセックスを好むので、嫌がる俺を無理やりやったりはもちろんしない。リクエストすればそれらしいことはしてくれるだろうが。だからこそ俺の身体に負担がかかることは特に嫌がる。最初にセックスした後に多少体調を崩したのは本当なのでしつこくねだることもできない。 あの時はなぁ……南のが中にあるって嬉しさでついかき出すの先延ばしにしちゃったんだよな……。怒られるからこれは内緒。しかしそのせいで、南は俺の体質的に中出しがNGだと思っているらしい。でもさ、されたいんだよ俺は! 「すぐにかき出すから!一回くらいいいじゃん」 「すぐ?自分で?」 「そうそう!」 「……前に指入れてオナニーするの指が疲れるから苦手って言ってなかったか?」 「…………」 よく覚えてやがる。さすが俺のスパダリ彼氏。 ぐぬぬ……となっている俺を宥めながら南はやっぱり涼しい顔だ。そうそう、昨日もこうやって俺だけが必死になるのが悔しくて一人怒って追い出したんだったな。どうしたもんかなと自分の欲求を満たすために俺は頭をフル回転させる。南を動かせるもの。南の考えを変えられるもの。そんなの俺しかいなくね?なんて傲慢な正解を導き出して、俺は南の耳元へ唇を寄せる。 「……だったらさ、南がかき出せよ」 「……は?」 俺の簡単な挑発にすぐ低い声が返ってきてゾクゾクする。完璧な俺の彼氏は簡単に俺の手のひらで転がってくれる。可愛らしいその現実に唇が勝手に弧を描いた。 「……南がたっぷり中出ししたら、俺の中を南の太い指でかき回して掃除して?南の精液でたぷんたぷんになった俺の中、空っぽにするくらいにさ?」 「…………」 「南の手で、俺の中いっぱい弄って綺麗にすればいいじゃん」 「…………」 「な?」 そっと身体を起こして南の顔を見る。凶悪な目がこっちを見ていて、胎の奥がぎゅんっ♡って震えた。 ……あぁ、俺の彼氏最高、たまんなく可愛い。カッコいい。怖い。どうしようもないくらい好き。 「南、おねがい……♡」 「…………」 言葉も忘れたような凶悪な目で南が俺を捕らえてくるからゾクゾクする。目の前の俺の乳首を獲物みたいな目で見た南の舌がそこに伸びていく。同時にその大きな手が俺のズボンや下着を乱暴に剥がしていく。犯されるみたいでたまんない。 舐められる気配を感じた乳首がぷるぷると南の舌を待って震えている。褒めるみたいにそこへ息を零した南は俺の目を見つめながら乳首を食み、穴へ指を挿れた。ぐちゅっ♡と湿ったいやらしい音が鳴る。待ち望んだ刺激に全身がヒクついた。 「…はぁッ!……ッ~~~~…みなみぃ゛……♡♡」 獣みたいな目でこっちを見る凶悪な目が、名前を呼ぶとほんの少しだけ穏やかに溶けていく。たまらない気持ちでそれを眺めながら、俺は何度もその名前を呼び続けた。 (気に入ったらいいねやコメントもらえるとやる気が出ます)
Comments
こちらこそ〜!感想がめちゃくちゃ嬉しくてお返事する前に1作書くぞー!と書き始めたらホントに書けちゃいました笑 南にとって瀬野は初恋ですが、瀬野にとっても南が初恋なのでもう甘えたいし離れたくないしワガママ言いたい可愛こちゃんになってしまい、南の理性を焼き焦がしております。凶悪で従順な彼氏、書いててとても楽しいです😁 他人の前では澄ましてるくせにお互いに見せる顔だけは違うって……いいですよね……ニコリ。 楽しんで貰えてホッとしました!宝物だなんて☺️嬉しい〜! こちらにも感想貰えてホントに嬉しかったです!またぜひ作品読んでくださいね。
午後
2025-10-14 11:30:50 +0000 UTCこの作品は乳首がテーマなので😁笑 わっかります!私も挿れずに擦り付け合ったりイッちゃう描写が大好きでつい書いてしまうんです〜!なんかこう挿入まで我慢できない感じとか、相手をイかせることに必死なのが楽しいというか♡挿入する作品のほうが皆さん好きだろうなぁ〜と思っていたので好きだと言って貰えてすごく嬉しいです(*´꒳`*) 強気受けとスパダリ攻めのコンビ、これからラブラブになっていくのを描けたらいいなと思ってます。また読んでください😊
午後
2025-10-14 10:57:00 +0000 UTC本当に……ありがとうございます……🙇感想を送ってまもないのにこんな神続編、感動です😭 瀬野くんが煽れば煽るほど凶悪な目になる南くん、包容力高いのに従順で最高ですし、瀬野くんがえっちのときだけ素直な可愛い小悪魔すぎて心臓いくつあっても足りません!!! 2人のお互いだけに見せる欲が重くて今回も最高でした!気にいるどころの話ではなく宝物が増えました、ありがとうございます!
みたり
2025-10-14 08:59:43 +0000 UTC続編ありがとうございます⭐️ 今回もねっちり乳首攻めが堪能できて嬉しい限りです。 私、先生の作品に出てくる挿れてないのにお互いイってしまう描写がとにかく大好きでして、南くんのスパダリ溺愛っぷりに胸キュンでした💕 ますますラブラブになっちゃう2人から目が離せません👀
つぶぐみ
2025-10-13 18:57:15 +0000 UTC