満員電車で痴漢されて人生が変わった話 その後1
Added 2023-02-25 07:55:25 +0000 UTC「…っ、ぁ…、はぁ…はぁ、ぁ、は…ぅ…」 揺れる混雑した車内で耳を澄ますと荒い息が聞こえてくる。 みんな息を止めてそれを聞いてた。横目で窓際を見ると、この中で唯一だろう制服姿の青年がドアに手をついて声を押し殺している。 背後にいる男が遠慮なくその尻を揉むと、大げさなくらい震えたその体がやけに色っぽい。必死に声を押し殺しているのに漏れ出るそれが股間に来て思わず生唾を呑んだ。そんな俺の反応に気づいたのか顔を上げた学生が赤い顔をしてこっちを見てーーー…学生がする顔じゃない。明らかにこの状況で興奮してる。多分まだ数回しかこんなプレイしてないだろうに、すっかりその顔は娼婦みたいに男を誘っていた。 間違いない、この子がネットで話題になってる応募者だ。 〇〇線で週一、有志を募っての痴漢プレイが行われることは界隈では有名だった。痴漢されたい人間を応募する。それを観覧する。何とも変態な話だ。けど平日昼間に行われるそれは最近では観覧側に制限をかける声が上がるほど満員御礼らしい。 俺はというと興味はあったけど尻込みしてきた一人。いくら応募してきた人間を痴漢って言っても犯罪だしな。けど最近ネット上で話題になってたから我慢できなくなって初めて参加した。 フォローしているそのアカウントがいつもより騒がしくなったのはある日のこと。その日の痴漢車両(と呼ばれている)についての話題は「最高」「エロすぎ」「参加してよかった」そればかりだった。普段は少し感想書いてる奴がいたりとか、やられた側がお礼言ったりする程度で、良し悪しに関しては触れないのが暗黙の了解だったのに。 みんな我慢できないって感じでその日の様子を書き込んでいて、俺はそのすべてに夢中になった。 〝今日の学生がマジでエロすぎ思い出してもやばいくらい抜ける〟 〝その場でオナってる奴相当いた。俺もその一人w〟 〝エロすぎてあれ以外で抜けなくなった〟 コメントに夢中になって、気づけば次の週の有休を取っていた。その学生とやらが次に参加するかどうか分からないって気づいたのはその後。話題の応募者じゃなかったら…まぁどっちにしろ痴漢モノ好きだしいいや、楽しもうと開き直った。 「…ぁ、はぁ…、あっ!…ん、んぁ…♡」 「…由太、もうちょっと声我慢しないと」 「!…ぁ…っ…ぁ、…んっ…、…ん゛ッ…、んぅ゛…♡」 「はは、…声我慢したら、顔がもっとエロくなっちゃった」 「ひっ!あ、…あぁ゛…、…だめ、…みちゃ、だめぇ…」 ユサユサと掴んだお尻ごと揺らされる由太(という名前らしい)は、恍惚とした顔で仰け反った。本当に挿れてるみたいにユサユサと揺れながらどんどんと息を荒くしていく。それに見てたら俺の息が、車内の見物人たちの息が釣られるようにどんどんと荒くなっていく。 痴漢されてるとこを見てるはずなのにセックスを見学してるような。いやそれ以上にいやらしい何かを見せられてるような。 「はっ、あぁ、あっ、あ゛っ!あっ!んぁ!あっ!はぁ!」 「…由太、今、ピストンされてるみたいだね。皆の前で、挿入されて、お尻の中、ぱんぱんって打ち付けられてる気持ちはどう?」 「やぁ…!ちがぅぅ…!はいって、ない…!ちがぅ、ちがぁ…!」 「そうだよ?まだ挿ってない。…本当に挿れちゃおうか?」 「っ!…だ、だめっ、だめ…だめだめ…!」 顔は嬉しそうに歪んで建前の拒否だと誰にだって分かる。嬉しそうに腰を突き付けて揺らして、吐くその息の熱さに扉のガラスが白く曇る。どれだけ興奮してるんだろう。尻突き出して震わせて、うっとり待ってる姿が触って欲しいの丸わかり。エロすぎ。 「…みんなに見られながらお尻弄られるのが大好きだもんな、由太は」 「ちが、ちがうぅ…!あっ、あぁ…♡ まってぇ!なか、なかは、あっ、あ、あぁぁ…!♡」 ずらしたズボンの隙間から男の指がゆっくりと侵入していく。それを待ち望んでたみたいに由太が尻をもっと突き出すから、その光景に思わず目が釘付けになる。 男の体が由太に密着するように近づいて指がさらに奥へ奥へと入るのが分かった。 彼の目が大きく見開いてそれからうっとりと浸るように蕩けていく。気持ち良さが伝わってきた。 「…はぁっ…!あ、あぁ…♡♡♡」 「…由太?由太、…指だけで飛んじゃった?」 「ん、んぁ…♡ はっ、あぁ…ふぁぁ…♡♡♡」 「すっかり蕩けちゃったね…かわいい…♡」 「かわいい」と言われる度に、由太の顔はもっと蕩けていく。すべて男の思うがままだ。見てるだけで堪んなくて、男が羨ましくて仕方なかった。俺の手でこんな顔にさせてみたいーーーここに乗っている男全員がそう思ってるだろうけど叶わないのも皆知ってる。由太は多分この男の手だからこうなってるんだろう。 だからこそ今もこうして嬉しそうに不安そうに男の言葉に耳を澄ませて従おうとしている。 「…みんなに気づかれないように頑張ってお尻前後にできる?」 「で、きな…、あっ、ふぁ…♡ ぐちゅって、あっ、はぁ…♡」 「由太は頑張り屋さんだからきっとできるよ。…ほら、両手をしっかり扉について…そう、上手。そのままお尻を前後にしたら、気持ちいいところに指が当たるよ?」 「んぁ…♡ …き、もちい…?」 「うん…由太がお尻振るところ見せて…?」 「っ~~~~~♡」 煽るみたいに耳元で囁くと、すっかり蕩けてしまった由太はゆっくりと自分から腰を振り出す。男の指を自分の中へ前後させて、何か塗っていた指がその度にぐちゅぐちゅといやらしく音を鳴らして。 くちゅっ…♡ くちゅ…くちゅ…くちゅ、…ぐちゅ…♡ 「はぁぅ!…っ♡♡ ん、ぁ…、はぁ、…っはぅ…、はぁ、んっ、んぅ…♡」 「…上手だね…由太の気持ちいいところに当たってる?」 「ん、んぅ!…はぁ、はぁぁ…♡ んっ、んぁ、あぁ…♡」 くちゅっ♡ くちゅっ♡ くちゅっ、くちゅくちゅくちゅ♡ 段々と由太の腰の動きは早くなっていく。艶めかしく前後に揺らし、時折いい所に当たるのか悶絶するように硬直する。その度に我慢できず漏れ聞こえるその声が堪らない。もっと鳴かせたい。俺の手で。 俺たち乗客は固唾をのんで見守っていた。ゆっくりゆっくり揺れる細いその腰を掴んで思いっきり自分のペニスで打ち込んでやりたい。 でも出来ない。俺たちはただの乗客だ。偶然乗り合わせたって設定の乗客で、由太の痴態に驚きこそすれ手を出すことはルールとして許されない。 ただこの目に焼き付けるだけが許されてる。この子がいやらしくイクところを。自分から腰を振って、殺せない鳴き声を漏らして、気持ち良さに震えるところをただ荒い息で見つめる。 くちゅ♡くちゅ♡くちゅ♡ぐちゅ♡ぐちゅ♡ 「はぁっ♡ きもちいっ♡ きちゃうぅ♡ あっ!あっ!あ゛ぁ!あぁっ!♡」 「大きな声…聞こえちゃうよ?ほら、見られてる」 「ん゛ぁっ!?あ…や、やらぁ…!」 男に促されて俺の方を見た由太が今更顔を赤く染めて恥じ入った声を出す。馬鹿らしい茶番だ。俺も彼もそれは分かってるのに。でも。 …少しくらいいいよな?参加した奴の特権として。非日常を楽しむほんの少しのスパイスくらい、足させてもらったってよ。 「…腰が揺れてるぞ、変態…」 「っ~~~~♡♡♡」 わざと冷たくそう呟いたら、泣きそうな顔をした由太がこれ以上ないくらいに真っ赤になった。可哀想で可愛い。本当に犯したくなる。 気持ち良さに力が抜けたのか。震える足でただ必死に立ち尽くす由太を容赦なく男の指が犯し続ける。ぐちゅぐちゅ音を立てるそこを何本もの指が蹂躙する様は見ていて喉が鳴った。たまんねえ。 ぐちゅ♡ぐちゅ♡ぐちゅ♡ぐちゅ♡ぐちゅ♡ ぐぽ♡ぐぽ♡ぐちゅ♡ぐぽ♡ぐぽ♡ぐぽ♡ 「はぁ!やらぁ!まっれ、きちゃうぅ!きちゃ、あっ♡ あぁ♡ らぇ、きちゃ、あっ♡♡ ら、めぇ…♡♡♡」 蕩けきった声。抵抗なんて何もない体。うっとりと仰け反って快楽を映した目。ヒクヒクと震える全身が由太の全てを語っている。 気持ちいい、気持ちいい、気持ちいい♡ もっとして、もっと犯して、もっと見て!もっともっともっと! 「由太、由太、由太…!ほら、皆に見てって言って?僕の恥ずかしいとこ見てってお願いして?恥ずかしいこと言いながらイク由太を見せて?」 「ひっ!あぅ!あっ!あっ!らぇ!まって、まっぇ!やらぁ、やらぁ!!」 「由太?」 「ひぃっ!!…ふ、ぁぁ…♡♡」 扉に倒れこむようになった由太がこちらを見た。俺たちの方を見て、焦点の合わないその目で車内をじっと見て、ゆっくりと笑う。 「…ん、ぁ…♡ イッちゃ…♡ はぁ、はぁぁ♡ み、てぇ…?」 「…いい子だね。…見て欲しいなら、ちゃんとおちんぽ自分で出して?」 「ふ、はぁぃ…♡」 男の手がそこからもう止まることなくただひたすら尻の中を責め続ける。扉に寄り掛かりながらも脱げかけたズボンから由太が自分で立ち上がったちんぽを取り出した。 扱くこともせず、尻に与えられる刺激でびちゃびちゃと液体を飛ばすそれはあまりにもえげつなかった。引いたって?引くわけない。舐めてやりたくなるほどだった。 中をえぐられる度に甘えるように由太が震える。声を我慢したいのか指を噛む姿がまた周りを煽る。 揺れる体と共にそのペニスも揺れて、その度にぴちゃぴちゃとザーメンが飛び散った。 「あっ!はぁ!きちゃぅ!イク、イクイグ!イッちゃ、イグゥゥ゛!!い、ぅ゛ーー…ッ~~~~♡♡」 びゅるっ!♡ ぴゅるっ!♡ ぴゅるるっ…♡ 「ぁーーー…♡ あっ、あ、あぁ…やぁーーー…♡♡」 鳴き声のような声を上げる由太からきっと誰一人目が離せなくなってる。由太の尻に男の指がぐっと奥までめり込むと、一際大きく仰け反った由太が声にならない声を上げて射精した。 崩れ落ちそうになったその体を支えたのは痴漢をしていた男の手で。ヒクヒクとヒクつきながらも甘えるように体を寄せた由太が自分からねだるように男に深いキスを仕掛けるのが見えた。…羨ましすぎなんだけど。 「え、あんた今日が初乗車?」 「そうっす。噂聞いて。…まさか本当にその子に当たるとは思ってなかったけど。ラッキーでした!」 次の駅までに清掃や空気の入れ替えをして終わる準備をしていると何人かの男に声をかけられた。俺が由太を煽ったのが良かったと褒められたり、あの場所を新入りがとるなと叱られたり様々だ。 由太は汚れを拭いて座席に横になっていた。気遣うように寄り添っているのは痴漢役のあの男だ。由太が何か言ったーーーと思ったらキスしてる。なんだあいつらガチのカップルかよ。 「…あの人、自分の彼氏をみんなの前で羞恥プレイやってるんすか?すげえな」 「え?…あぁ、違うよ。あそこはついこの間痴漢プレイから出来た変なカップル」 「え?」 「元々応募で来た子だから。由太君」 「へぇー…それで意気投合?」 「一目惚れ同士らしいよ。それでもまだこうやって公然でプレイする変な奴らだよ。まぁ俺たちは役得だけど」 「…彼の最初の時っていました?」 「いたよ。…なんかネットで騒がれたらしいね?」 「や、やっぱ、やばかったすっか…?」 長年参加しているらしい男は少し顔を赤くして頷いた。「やばかった」と。 「…もう多分あれ以上のズリネタないと思うわ、正直。ぐちゃぐちゃでめちゃくちゃでイキまくりでエロくて最高だった」 「うーわー…見たかったなぁ…」 AVなら見逃したって手に入るけど生ものはそうはいかない。写真なんかも本人しか使用しない、人に譲渡しないというのが絶対条件。破ったら以後の参加はもちろん、何らかの社会罰も受ける可能性すらあるとかないとか。…誰も見せてくんないよなぁ…。凹んでいると、俺と話していた男の方に痴漢役の男がやってくる。長い知り合いなんだろう、気軽な感じで「今日も良かったな」なんて軽口を言い合ってる。 「あれ?君、由太の隣陣取ってた人」 「あ、どうもっす。最高でした、まじで!」 「ははっ、良かった。君の揶揄にも由太すごく興奮してたね」 「あれまっじ役得っつーか…最高だったっす…!」 笑うイケメンに恐縮しながら由太の方を見ると疲れ切ったのか座席で横になっていた。周りに守るように立っている奴らがいるから手を出すようなバカもいないだろう。…あぁそれにしても、今日以上のドエロプレイ?まじで見たかったなぁ…。 「見たかった?」 「え?…えっ!?こ、声出てましたか、俺!」 「うん。ハッキリ言ってた。あーやっぱそんな有名になってきてんのか、最近。初で飛ばしすぎたかなぁ」 「もう整理券配るレベルだよ。観覧者制限考えないとやばいかもよ」 「うーん、そうだなぁ…」 多分この痴漢役の男はこのプレイのまとめ役もやっているんだろう。他にも参加が長そうな何人かで今後のことを話し合っているのが聞こえる。 「…いっそのこと電車じゃなくてホテルとかでする?もう由太君のみでいいじゃん」 「それだと趣旨が変わりすぎだろう。それに今も由太以外の応募者はきてるんだから、彼らのフラストレーション解消だって考えてあげないとな」 「ってかお前さ、由太とのどこまで俺たちに晒す気?…まさかセックスまで見せてくれるとかいわねえだろ?」 「…………」 冗談のような口調で、けど少しの期待がこもった目で男が問う。聞かれた方もずっと考えていたことなのかもしれない。驚いた様子も憤る様子もなく、一度由太の方を振り返ってから当たり前のように答えた。 「由太次第だよ」 「は?え、由太が、見せたいって言えば…挿入までここでやっちゃうの…?」 「そうだね。由太がそうしたいなら俺はしたい」 「いや、そりゃ…見たいよ?見たいけどさぁ…普通は二人っきりで、とかしっぽりやっちゃうもんじゃねえの?」 戸惑った声が飛び交う。いつの間にか色んな乗客の視線は男に集まっていた。由太の処女がなくなるのなんてここにいる全員が見たいだろ。けど見ちゃいけないことだって分かってる。ジレンマだ。 「俺はどっちでもいいんだ。由太がしたいことを手伝いたい。由太が気持ちいいなら二人で綺麗なホテルでもいいし、旅行先でも俺の家でもいいし、由太の家でもいい。…けど由太がここがいいって言うなら俺もここでいい」 想像した。男のペニスをあの尻で受け入れる由太。きっとすぐに快楽を拾って腰をいやらしくくねらせて声を出してーーー「聞かれちゃうよ?」って言われたらはっとした顔をして言うんだ。「みちゃだめ、みないで、みちゃだめ」…ごくりと喉が鳴る。 期待でざわめく誰もが目をギラギラとして由太と男を見ている。二人が選ぶ答えに期待している。そこに俺もいられればと、絶対に見逃したくない。今度こそ。 そんな空気の中男だけがのんびり笑っていた。 「まぁ全部由太次第だよ。みんなの想像以上に由太が変態プレイ大好きだといいね?」