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ヘイブン・イン・ザ・フォレスト②

前回⤵

ヘイブン・イン・ザ・フォレスト①

時は2157年――悪化の一途を辿る国際情勢により、アジア諸国は北米・欧州諸国と国交を断絶していた。枯渇しつつある資源と限られた非汚染居住可能区域をめぐり大陸同士の抗争は激しさを極め、米国による北海道のミサイル攻撃が発端となり、第三次世界大戦が開幕した。 時代は変われど戦争の、そして人間たちの本質は百年以...


「美しい……この滑らかなアジア人の肌、何年ぶりでしょう」


ジムが佐藤の胸に手を当てると、その冷たさに佐藤はピクリと反応してしまった。


「……見るだけじゃなかったのかよ」

「触れないとは言ってませんから」


まるで弾力を確かめるかのようにジムはまず胸を、そして降下しながら脇腹の皮膚を優しく摘まんでいった。高貴な壺の側面をなぞるように、ジムの手のひらは佐藤の腰のくびれを撫で、下着に隠れた尻まで下りていった。


「……栄養不良で瘦せているようですが、かなり鍛えていますね。ダイチは元々軍人なんですか?」

「いや……普段は漁師だ」

「あぁ、海のオトコというやつですね。とても格好いいです……脚も見せてください、ここに片足を乗せて」


佐藤は言われたとおりにジムの座っている椅子の、彼の股の間に片足を上げた。


「んん、毛深くて男らしいですね。日本人は他のアジア人と比べて体毛が濃くてとても魅力的です。失礼――」


佐藤に逃げる隙を与えず、ジムは縮れ気味のすね毛が茂った脚を掴み、膝のあたりに顔を当てた。彼は深く息を吸いながら上下に頬や鼻を擦り付け、恍惚の表情を浮かべた。


「……おっさん、変態じゃん」

「はい、その通りです。でも、あなただって愛する女性が相手ならこんなこと容易いでしょう。私を狂わせているのはあなたですよ」

「き、キモっ……」


言葉のわりに佐藤の口調は嘲笑的ではなかった。同じ男――ましてや敵国の外人――から性的に見られていることに佐藤は言い知れぬ胸のざわめきを覚えた。


「……では、下着を脱いでください。ダイチの大事な部分、私に見せてください」

「い、いちいち、変な言い方しやがって……」

「さぁ、恥ずかしがらないで」

「恥ずかしくなんて、ない……」


投げやりにグレーのボクサーパンツを膝まで下ろして再び立ち直ると佐藤は堪らずそっぽを向いた。どうせ手で隠したところで見せろと言われるのは明白で、佐藤は抵抗せずに秘部を家の主人に見せつけた。


「……いい、とてもいいですよダイチ。童顔でも、こちらはしっかりと大人ですね」

「あ、当たり前だろ、バカにすんな……」


佐藤の目にはふと部屋の隅で佇んでいるメイドとバトラーが見えたが、どちらも無表情でまるで本当の人形のようだった。


「すいません、バカにしているわけではありませんよ。格好いいという意味です――この濃い陰毛も、立派な睾丸も……」


そう言いながらジムは人差し指と中指で陰毛を撫で、親指の側面で佐藤の睾丸を優しく持ち上げた。


「ダイチはペニスの先まで皮がかぶっているんですね。私が出会った日本人はほとんど先っぽが剥き出しでした」

「包茎で悪かったな!日本人だからって、皆が皆剥けてるわけじゃない。人に見せる時だけ剥くやつもいるし」

「へぇ、日本では亀頭が露出しているのが格好いいんですね。とても興味深いです。でも安心してください、ダイチ。私もあなたと同じですよ――」


ジムが佐藤の陰部を離すとガザゴソと音がするので、佐藤はちらりと目の前の変態に目をやった。


「ほら、私のも見てください」


ジムはいつの間にか開けたズボンのチャックから肉棒を取り出していた。その言葉通り彼は佐藤と同様に皮被りで、なんなら佐藤よりも多くの包皮が先っぽで余っていた。しかし大きさの差は歴然で、ジムの陰茎は完全に萎えた状態でもぼってりと重量感があった。


「……やっぱり白人はデカいんだな」

「白人のペニスを見るのは初めてですか?」

「当たり前だろ」

「私は、大勢の日本人のペニスを見てきました……昔の話ですが。触ってみてください、私のペニス」


佐藤は嫌々ジムの肉棒に手を伸ばした。指先だけで持ち上げたソレはグニグニしており生暖かく、己のを触るのとは全く違う感触がした。


「……本当にインポなんだな」

「えぇ……でも、気持ち良くないわけではありません」


ジムのチンコが一度だけヒクリと脈打ったのを佐藤は指先で感じた。


「……では、ベッドに行きましょう」


肉棒をズボンにしまいながら、まるでそれがごく自然なことのようにジムは言った。白人の大きな手に引かれ、佐藤は無言でジムの寝室へと連れていかれた。



「では、ゲームをしましょう」


裸のままの佐藤はジムと並んで大きなベッドの背もたれに寄りかかっていた。ジムは佐藤の肉棒を掴んだままでソレを離そうとしなかった。


「ダイチが自分で触らずに射精できたら、今日はもう性的なことはしません。どうですか?」

「……もし出来なかったら?」

「心配はいりません、私はあなたを信じています。ほら、もう硬くなってきました。気持ちいいですか?」


肉棒の根元あたりをゆっくりと扱かれ、佐藤の体は素直に反応を見せた。さっきまでは緊張が勝ってとても勃起できるような心境ではなかったが、今は佐藤の中で少しずつ安心感が芽生え始めていた。とりあえず身の危険がないと知ると、体も自然と愛撫の快感を受け入れるようになっていた。


「気持ちよくない……男なんだから、こんなに触られたら誰だって勃つだろ……」

「ふふっ、その調子ですよ、どんどん大きくしてください」

「……クソっ」


佐藤はほどなくして完全に勃起した。依然皮の被ったままの亀頭は少しだけ鈴口を覗かせ、包皮には血管の凹凸が浮いていた。堪らずにそっぽを向いた佐藤だったが、勃起しても根元あたりだけを弱々しく弄るジムにもどかしさを隠せなかった。


「……な、なんでそこしか触らないんだよ……そんなんじゃイケねぇよ……」

「もっとちゃんと触ってほしいですか?」

「男なんだから分かるだろ、ちゃんと触らないでどうやって射精すんだよ」

「ダイチの口から聞きたいんです。私にどうして欲しいですか?」


変態の要求に苛立ちながら佐藤が無意識に股間に手を伸ばそうとすると、即座にジムがその腕を掴んだ。


「自分で触ったらダメです。どうして欲しいか、ちゃんと教えてください」


痛いぐらいに腕を掴まれ、佐藤は一瞬怖気づいた。ジムの落ち着きはらった口調が恐怖に拍車をかけ、佐藤はおとなしく指示に従った。


「……皮を、剥いて」

「はい、分かりました」


ジムが嬉しそうに皮を引き下げると、窮屈そうだった亀頭がようやく解放された。ふっくらとした肉厚の亀頭は久しぶりの刺激にすでに透明な粘液を先端に滲ませていた。


「次はどうして欲しいですか?」

「……しっかり握って、上下に扱いて」

「はい、こうですか?」


言われたとおりにジムは硬い肉棒をギュッと握り、上下に扱き始めた。包皮が亀頭に戻され、再び剥かれる刺激に佐藤は悔しくも腑抜けたため息を漏らしてしまった。戦地に送られてからは自慰すらままならなく、人に弄ってもらう機会など尚更なかった。


「ふふっ、そうです、思う存分気持ちよくなってください」

「き、気持ちよく、ない……」

「……やはり男に触られるのは嫌ですか?」

「ったり前だろ……」

「……そうですか、なら――」


ジムはそう言うと急に佐藤のチンコから手を離し、不本意ながらも気持ちよくなっていた佐藤は肩透かしを食らった。膨らんだ尿道を存分に扱かれた佐藤の肉棒からは更に我慢汁が滲み出ていた。


佐藤が不服そうにジムを見ると、彼はサイドテーブルのベルを慣れた手つきで鳴らした。ほどなくして部屋の扉が開かれ、先ほどダイニングで待機をしていたメイドが姿を現した。


「Jane, help me welcome our guest here, will you? He prefers the service of a woman.」


状況が理解できていない佐藤は近づいてくるメイドにギョッとし、慌てて勃起した肉棒を両手で隠した。


「恥ずかしがることはありません、ダイチ。彼女にもあなたの立派な姿を見てもらいましょう。ほら、手をどけてください」

「な、なんなんだよ、これ……」


嫌がりながらもジムに手を引っぱられ、佐藤はベッドに乗ってきたメイドに昂った陰部をさらけ出した。


「彼女にも手伝ってもらいましょう。女性が相手ならもう少し乗り気になれるでしょう?」


ジムは再び佐藤の肉棒をがっしりと掴んでゆっくりと上下に扱いた。急な女性の登場に怯みながらも、佐藤の男根は依然最大限まで勃起したままだった。



ここまで読んでいただきありがとうございました!次回の更新は【6/7】を予定しています!


次回……

佐藤とジムのおかしな戯れもメイドの参加で一気にクライマックスへ。しかし、佐藤の籠城生活はまだ始まったばかり、そしてジムの要求も……。卑猥な昼間と穏やかな晩を共に過ごし、男二人はそれぞれの心の奥底を徐々に知ることとなる。


次回⤵

ヘイブン・イン・ザ・フォレスト③


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