こんにちは、モモテンです。 今回、公式企画『#FANBOXの夏休み』が開催されていましたので、私の『夏の自由研究』を発表したいと思います。
テーマは『エロ小説を書く気にさせてくれるBGMについて』 どんなBGMがエロ小説の執筆気分を高めてくれるのか、自分の体験と考察をまとめてみました。 【※注意】あくまで一介の変態が述べる主体的な意見となりますので、そのあたりどうぞ広いお心でご理解下さい。
エロ小説を書く気にさせてくれるBGMとは? 結論から言いますと、それは『クラシック〜ピアノソナタ』です。 細かく言えばちょいアップテンポな楽曲。さらに演奏している手元の動画があればなお良し。ショパンなんかけっこう良し。 よく流してるのはこのあたり→『覚醒、やる気の出るクラシックメドレー17曲』
まず初めに執筆にあたって音楽をかける『BGM有り派』と、無音で集中する『BGM無し派』がいると思うのですが、私モモテンはその両方を支持するハーフタイプです。なぜかは後で述べます。 ある研究によると人間が作業する場合、無音が一番いいらしいのですが……それはさておき、なんだかんだで執筆は孤独な一人作業。寂しいときはやっぱ欲しくなるんです、BGMが。 これは執筆あるあるだと思うのですが、とりかかる最初の瞬間ってけっこうエネルギーを使うんですよね。とくに気分がいまいち乗らない日や、疲れてる時なんかはなかなかエンジンがかからない場合が多い。 そんな時に自然に執筆気分を高めてくれる良い音楽はないものかと、これまでいろんな種類のBGMを試してきました。 そして辿り着いたのが『クラシック〜ピアノソナタ』だったんです。 その出会いと理由、体験について語ります。
書きたいはずなのに、なかなか執筆に取りかかれない……もの書きやってると、そういう感覚におちいることがちょくちょくあります。 そんな時ってなんかこう、良い感じに勢いをつけてくれるBGM的なものが欲しくなるんですよね。
でもいざ探してみると、エロ小説の執筆にぴったりの音楽って意外と難しいんです。例えば戦闘シーンにはバトル風のカッコイイBGM。泣かせるシーンであれば感動系のBGM。こういった曲なら世間にわんさか出回ってますので、あまり探すのに苦労しない。かつ実際に執筆中に流してみても、違和感が無い。 でもエロシーンはどうか? 試しに見つけたお色気っぽいBGMを流してもなんかしっくりこない……。で他を探すんだけど、なかなかぴったりくるものが見つからない。
それでもあきらめずに、これまでいろんなBGMを試してきました。エロゲのHシーンに流れる曲とか、エロっぽい音楽集とか集中系のBGM、テクノ、ハウスミュージック、ヒーリング、自然音などなど……どれも悪くないんですが、いまいち勢いがつかない……。 がっつり方向性のあるメロディーだとそれに執筆が引っ張られてしまうし、自然音なんかは邪魔にならないんだけど、今ひとつ寂しいというか。 私の感覚なんですが、エロ小説の執筆に合うBGMって、ほのぼのし過ぎてもいけない。暗過ぎてもいけない。バトルっぽ過ぎてもいけない。疾走感があり過ぎてもいけない。ゆったりし過ぎてもいけない。単純過ぎてもいけない。メロディーが気になり過ぎてもいけない……。 邪魔にならない。かといって寂しくもない。単調でもない。変化があり、解釈が色々できる。暗過ぎず、明る過ぎず、絶妙なバランス。エロは悦び、でも陵辱や葛藤もあるからハッピー過ぎてもいけない。 そんな自分の微妙な感覚を満たしてくれたのが、クラシックのピアノソナタだったわけです。 出会いはある日、突然訪れました。
動画サイト『YouTube』を見ていて何気なく目に止まったピアノソナタの演奏動画。クラシックか……と思いながら気まぐれに視聴してみると、なんだか奇妙な感覚が。 (何これ……エンジンが……かかってる……!?) トゥンク……💗 最初は合わないと思っていたクラシックの音色が、流してみると妙にしっくりきたんです。 意外でした。 何ぞこれ……!? と不思議に思いながら、その時は偶然再生した動画を止めることなく流していました。その後、なぜ執筆のエンジンがかかったのか、その理由を自分なりに考えました。
『クラシック〜ピアノソナタ』の演奏動画が自分に合っていた理由について。
①クラシック独特のメロディと雰囲気 落語や講談を聞いていても思うのですが、小説やエッセイの文章って、音楽と類似する部分があるのではないでしょうか。 文章の長短、リズム、緩急、強弱など、文字を組み合わせたメロディーというか。そういう意味で、偶然聞いたピアノソナタが自分の中にある執筆のバイオリズムと、合っていたのではないかと思いました。 さらにクラシック独特の良い意味でのつかみどころの無い玉虫色な感じ。時に転調、激しい流れがゆったりに、リズムが変わったり、明るさも暗さもあり……となんとも官能的で、これはエロに通じる部分があるなと。 加えて聴いていても邪魔にならない、かつ寂しくもない。これも重要なポイントでした。 ②ピアノソナタの演奏は音がピアノのみ。音の積み重ねが文体と似ている。 オーケストラと違って、ピアノソナタはピアノ一つで奏でられます。このシンプルさが良い。 一音一音が積み重なりメロディーとなるピアノソナタが、小説でいう一字一字の積み重ねが物語となる部分と、どこか似ている気がしたんです。 ③ピアノを演奏する映像に合わせてキーボードを叩くと、連弾している気分になれる。 演奏している手元の映像があると良いと言ったのはこの部分です。 似て非なるものですが、両手でピアノを打鍵する動きと、両手でキーボードを叩く動きを重ね合わせて、演奏に合わせ思考と執筆を弾ませることが出来るというか……なんか引っ張ってもらえる感じ。 さらに動画と同時に執筆することで、何だか一緒に連弾している気分になれるんですよね。 ……以上が大まかな理由です。 ちなみに曲は何でもいいわけではなくて、少し明るめなアップテンポの曲が好みです。試してみたんですがベートーベンはちょっと重い。逆にモーツァルトは少し明る過ぎる感じ。 おそらく紹介している動画の曲あたりが、自分の感覚的にちょうどマッチするのだと思います。
実際に執筆時、どんな流れになるか紹介します。 執筆開始とともに、すぐ横でピアノソナタの動画をスタート。この時、まだ執筆にはあまり集中しておらず、どちらかと言えば動画の方に意識を向けています。 そうするうちに演奏を見て少しずつ気分が高まってきます。このあたりで「さて……」と動画から目を離し、本格的に執筆画面に向かいます。メロディーを聴きつつ連弾する気分でキーボードを叩き始めます。 さらに気分が乗ってくると、今度は逆にBGMが邪魔になるので動画をストップ。無音の執筆に突入。 ……ここまでくるともう完全に集中モードに入っているので大成功。要は執筆が目的ですから。
以上、つらつらと高尚チックな理由・考察を述べてきましたが、半分前置きです。ここからが自分がクラシックを推す最大の理由・魅力となります。 それは……
これですッッ!! ……何が良いかって、なんか漫画とかアニメに出てくるクラシック音楽を愛してる奴って、たいてい強い&天才っぽいキャラな感じ……ありません? 激しい戦いの中でも、バトルそっちのけで、 「……君はショパンの幻想即興曲を知っているかい……全13楽節(←適当)から成る、とても美しい旋律さ……」 とか、 「さあ、ともに奏でようッッ……!!」 とか、 「素敵な音色(悲鳴)を聴かせてくれたまへ……!!」 とか何とか言っちゃう奴はだいたい強いキャラ説。しかも、そういうセリフの後には極悪かつ超カッコイイ必殺技が発動する説……!! ……そんな気分を味わえちゃうんです。そう、クラシックならね。
休日――。窓から射し込む柔らかな陽の光。爽やかな風と鳥のさえずり。テーブルには淹れたてのカフェ・オ・レ。そして『ツァラトゥストラはかく語りき』が厳かに流れる中、まばゆいほどの歓喜で始まる執筆――。 「ああ……! 神よ(エロの)……!!」 美しい旋律に合わせて恍惚の表情で紡ぎ出されるのは、超ド変態クソグチュドロふたなりエロ小説……(笑)。 この感じがもう、完全に頭イっちゃってる超変態天才エロ作家みがあって良い……とても良い……!!💗💗💗
……以上が私の夏の自由研究『エロ小説を書く気にさせてくれるBGMについて』です。 あくまで私の感覚なんで、異論ありまくりだと思います。まあ創作において大切なのは、自分が気持ち良く作業できる環境を知ることですからね。 あの動画を投稿された方も、よもや自分の演奏がこんな用途で愛用され、ネットの隅で新たな変態エロ小説を生みだす一助となっているなど、知るよしもないでしょう(笑)。知られたら怒られそう……。 『エロ小説の執筆✕ピアノソナタ』興味がある方は、是非お試しあれ。 何よりお手軽に『クソド変態天才系強キャラ』気分を楽しめますよ💗 以上、モモテンの夏の自由研究でした!