前回の流れはこちらから読めます。
扉を開け、一目散に走る太郎一行。
すると、しゅん…と風が吹き、目の前に誰かが現れました。
「ははは! 復活したぞ、俺は復活するのも速いのだ!!!」
「! あいつは…!」
先ほど太郎のラッキーパンチによって倒れた、ハヤタでした。ハヤタは堂々と腕組みをして、ただそこに立って待っていました。
「俺は速すぎるからな!! 先回りして待っていたのだ!!!」
「? 何て?」
「ちょっと速すぎて、何を言っているのか…」
「…待ってたって言ってるニャ」
猫ちゃんの通訳により、どうにか会話が出来る状態が作れました。
「さすがだな、猫小僧! 悔しいが、スピードだけで言ったら俺はまだまだお前には及ばなかった! 完敗だ!」
「なのに、なんでここにいるニャ」
「それじゃ種明かしだ! 俺はお前に勝ちたい! でもその前にお前に死なれたら勝てない!! なので!!! お前に勝つまで、お前を守ることにした!!! 俺は寝返る決断も速いのだ!」
一同、思わず言葉を失くします。
「…多分罠ニャ」
「そんなことはない、俺は卑怯な手は嫌いだし、何しろ苦手なのだ!!!」
そう言われ、猫ちゃんは想像してみます。
(ははは! お前が遅すぎて、3つほど罠を仕掛けてきたぞ! しかも判断も遅いから一度しれっと仲間のふりをするなんて頭の回転まで見せつけたぞ! どうだ、俺は何もかも(以下略)!!!!!)
多分、自分で言っちゃうタイプです。
「…それもそうニャ。僕は構わニャいけど、2人はどうするニャ?」
「うーん、確かに味方になってくれれば、心強いけど」
「猫ちゃんが言うなら、きっと大丈夫だよね」
「ははは! そうか! 感謝する! ありがとう! 俺は(以下略)!!」
「何て?」
「ありがとうって言ってるニャ」
こうして、心強い仲間を迎えた太郎一行。次回、いよいよ殿様の元へ辿り着きます。
あれ? そういえば、殿様って見た目はどんな人でしたっけ?
良かったら教えてください!!!(笑)
しょっち@気ままにやってきます
2022-05-23 11:31:10 +0000 UTC藤原妹紅
2022-05-22 13:23:49 +0000 UTC