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学園のボスは韓国人④

目の前で繰り広げられるのは一方的な蹂躙だった。 弘は、パクの暴力性は女子の前ではすっかりなりを潜めているのかと思っていたが、実はパクの暴力性はなりをひそめているわけではなく、出すべきところを弁えているだけの話だった。オスによるメスの搾取の時に、その暴力性は目を覚ます。身勝手なセックスの時だ。 弘の目の前にいる二人は、それは美しかった。翔子の美しさは言うまでもない。弘が中学時代から憧れ続けていただけあって、快楽に悶える翔子のその眼差しや、肌の紅潮や、流れる汗は、すべて神話の中に出てくる女神のようだった。 翔子が女神だとするなら、パクは男神だ。認めたくはないが、パクの体は、同じ男である弘から見ても翔子の体と匹敵するほど美しかった。大柄ではあるものの、脂肪のついたずんぐりむっくりの体ではない。むしろ、余計な脂肪が削ぎ落とされているから、筋肉の標本のように体全体が筋張って見えかっこいい。弘は、初めて間近で見るパクの体に畏敬の念すら抱いていた。自分も体を鍛えればこんな風になれるのだろうかと思った。 全裸で汗だくで絡み合う二人は美しい。セックスの教材動画があったらきっとこんな感じだろうと弘は思った。 「弘、ちゃんと見てろよ。後でお前にもやらせてやる」 久しぶりに弘と目があったパクは思い出したかのようにそう言った。パクは、翔子の体を両手で抱き抱え、腰を上下に動かして翔子の奥深くまで、屹立した怒張を出し入れしていた。(これって、駅弁?)アダルトビデオでしか見たことのない体位を同級生がやっていることに軽く感動を覚える弘だったが、すぐにそんな純粋な感動を頭の中から追い払うと、パクが今言ったことの意味を考えた。 (僕にもさせてくれるのか?パクが?翔子ちゃんとセックスを?) 当然、弘はまだ童貞である。性の目覚めも同級生たちよりは遅く、高校に入ってからようやくオナニーをするようになった。なまじ遅かったからか、性的なことに対する興味は人一倍強く、休日には1日に5回オナニーすることもあった。 パクの発言を気にしたのか、翔子は抱き抱えられたまま弘の方をチラリと見た。それはまるで、弘とセックスすることになるそう遠くない未来の自分を憐れむようでもあった。 (え、あんなのとセックスするの?パクくんじゃなくて弘くんと?) (弘くんにパクくんみたいな力強いセックスってできるのかな?ていうかその前に弘くんってちゃんと清潔にしてるのかな?オナニーばっかりしてそう……オドオドしててオチンチンも小さそうだし) 完全なる被害妄想だが、弘には翔子がそう思っているように見えて仕方なかった。それほど、弘に向けられた翔子の一瞥には哀愁が漂っていたのである。 パンパンパンパン! パクのピストンが一気に速くなる。床に座り込んでいる弘からは、二人の結合部がよく見えた。白濁した粘液のような、とろりとした粘り気を帯びた糸が二人の性器の間にわだかまっていた。それは、パクのピストンが速度を増すにつれ、さらにかき混ぜられて粘り気を強くし卑猥な音を奏でていた。 プチュン!プチュン!プチュン! 「あぁ〜、パクくん、はげし……気持ちいい!気持ちいい!ん、ちゅっ」 パクと翔子が舌を絡ませる。パクが翔子の口内を弄るように舐めると、翔子もパクの口の中に舌を入れてかき回す。それは、およそ高校生がするキスとは思えなかった。昨日見たAVのような光景が目の前で繰り広げられている。弘のパンツの下の小さく硬く勃起したペニスの割れ目から、涙のような透明な液体が次々と溢れ出てくる。 「もっ、イク!」 「イけ」 パクが合図とばかりに翔子の一番深いところまでペニスをグッと差し込み、ケツを捻るようにしてねじ込んでいく。 「あっ、あぁ〜それやばい!イクイクイクイク!イっちゃうよ〜!!!!♡♡」 プシャアアアアア! 信じられないことに、翔子は潮を拭いてイってしまった。パクはぐったりした翔子を優しくお姫様抱っこすると、ベッドの方に歩いていき、翔子をベッドの上に横たえた。翔子は顔を腕で覆いはあはあと息をついている。 「翔子が休んだら次は弘の番な。翔子良いよな?」 そこには有無を言わさぬ命令の感じがあった。そして、この命令は翔子だけでなく、弘に向けられたものでもあった。場の支配者は、完全にパクだった。 「「はい」」 弘と翔子は、同い年の王に向かって、自然と敬語になっていた。


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