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【AMWF】留学してきた韓国人はバカにしていた日本人とは一味違った①

ピピピピッ!ピピピピッ! 枕元でスマホのアラームがなる。うーんと伸びをしながらスマホに手を伸ばすと、ディスプレイにはAM10:00と表示されていた。 この時間まで寝ていられるのは大学生の特権だ。今日は講義が午後からだから、もう少し部屋でのんびりできるなとナンシーは思った。 アラームの音で起きたのはナンシーの他にもう一人いた。ダブルサイズのベッドで横に寝ていたのは、ボーイフレンドのシウォンだ。ここアメリカに韓国から留学してきていて、ナンシーとは付き合って2ヶ月目だった。 シウォンは、微笑みながら、ナンシーの頬に軽く口付けをする。起きがけのキス。ナンシーはこのシウォンのキスがたまらなく好きだ。世界で一番幸福な気分にさせてくれる。 ナンシーはシウォンとの付き合い始めのことを思い出した。周りの友人から猛反対されたのを覚えている。「どうしてアジア男なんかと付き合うの?」、「ナンシーみたいにブロンドの美女にアジア人は似合わないよ」、「どうせ一時の気の高ぶりでしょ。すぐに飽きるわよ」色んな人が色んなことを言った。 正直、ナンシーの中にも、アジア人に対する偏見がまったくなかったというと嘘になる。 これまで付き合ってきたのは全員白人のアメリカ人。チアガールだったナンシーはハイスクール時代からモテにモテた。付き合うのはアメフト部のエースや、バンドマンのイケメン、年上の証券会社社員など、誰もが羨むハイスペックな男ばかりだった。 一方でナンシーが知っているアジア人と言えば、大学の日本人留学生だけ。彼らは、アメリカの映画や漫画でよくそう描かれるように、背が小さく、猫背で、いつも自信なさげに見えた。一般的に、アメリカではアジア人男性は男として見られない。確かに、大学にいる日本人たちを見ているとその理由も納得できた。 そんな中、ナンシーが通っている大学が、韓国の大学との交換留学プログラムを始めた。ナンシー自身は応募することはなかったが、そこへ留学生としてアメリカにきた一人がシウォンだ。 大学の中でも韓国人留学生たちは他のアジア人と比べて異質に見えた。 背はアメリカ人よりも高いし、体格も皆がっちりしている。厚い胸板や、太い上腕はアメフトでもやっていそうなほどの存在感があるが、それでいてウエストはスリムにキュッと絞られている。男なのにセクシーだとナンシーは思った。 アジア人に対してセクシーだと感じたのにはナンシー自身もハッとした。今までなんとなく下に見ていたアジア人に、まさか男としての魅力を感じるとは。 とりわけ、同じアジア人である日本人と韓国人が並んで歩いているところを見ると、両者の違いは歴然だった。そこでは、生物的な強さや魅力というのが、残酷なまでに現れていたのだ。 人種差別はもちろんあるし、いかに韓国人の見た目が優れていようとも、難癖をつけようとする学生もいた。だが、韓国人たちは英語がうまく、そういった絡みにも対応して、逆に難癖をつけてきた相手を味方にしてしまう。大学の勉強だけでなく、そうした生きるための狡智に長けていることも、ナンシーの中での韓国人の評価を上げた。 「韓国人はアジア人じゃない。本物の男だ」 そう確信するようになった時点で、ナンシーは韓国人の魅力に堕ちたも同然だった。 そして、シウォンの側でも、美人のナンシーに目をつけていたのである。

Comments

ありがとうございます。AMWFというジャンルを最近知ったのですが、この界隈の人間にとってはドストライクですよね!続き物の予定なので楽しみにしていてください!

AMWFが好きなので続きを読んで見たいです!

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