本記事は、「冒色の性夢-10」の下書き段階の文章をそのまま投下したものになります。そのため、完成品とは内容が異なる場合がございます。
その点を理解した上でそれでも読みたいという方は、どうぞご覧になってください。
前回の下書きの続きとなります。
そんなバカな!
今までにない事態を受け、僕は愕然。
他に考えられない。信じがたいが僕は――二人目の誘惑美女から攻撃を受けている!
実際問題、背後から僕をかき抱く小ぶりな手は間違いなく女子の手だ。背中に当たる柔らかい二つの膨らみも、背後に女の子がいることを暗に示している。
両わきの下から手を通され、甘えるようにじゃれつかれ、僕は身動きがとりづらくなった。厄介な!
「や、やーめーろって! 離せって! 離して!」
背後の何者かを振りほどこうと僕はもがいたが、振りほどけない。
鍵を握る左手が使えない上、女性に乱暴するの僕は躊躇してしまう。
それにしても、背後からじゃれついてくる女の子はいったい何者なんだ?
そんな疑問に答えるように、背後の何者かは僕の右頬に手をそえて、
ぐりん! と。
「――ッ!?」
僕は無理やり顔を左に向けられ、背後の何者かと目をあわせてしまった。
掛け値なしの美少女が、僕を見つめていた。
「あ、ああっ……」
間近で見る可愛らしい相貌に、思わず僕は見とれてしまう。
クラスのアイドルという言葉を体現したような顔立ち。ボブカットの髪の下から、小悪魔じみた笑みがこちらを覗く。上着のパーカーを着崩して開いた胸元は豊満で、それを制服ごしとはいえ惜しげもなく僕に押し付けてくる。
総じてクールっ娘とは心も体も対象的な女の子だ。
彼女は目を閉じると、唇をすぼめ、ゆっくり僕に顔を近づけてきて――
「ッ!? だ、ダメーッ!」
しれっとキスされそうになって、僕はあわてて巨乳っ娘から顔をそむけた!
首を振って、僕の頬に添えられた巨乳っ娘の手をふりほどく。
危なかった、いきなり終わる所だった!
『女の子は僕を能動的に射精させてはならない』
淫夢の世界の大原則たるこのルールは、例外として、僕の作為があるキスによって解除されてしまう。
僕からキスした場合はもちろん、今回のような避けられるキスを避けなかった場合も同じことだ。
ルールが解除されたら最後、、リミッターの外れた女の子によって僕は力づくで手篭めにされてしまうだろう。
避ける余裕のある遅めのキスは、食らえば終わりの一撃必殺。
そんな危険な攻撃を、僕はかわすことに成功したわけだが。
忘れてはいけない。今、この場には誘惑美女がもう一人いる!
正面を向いた僕の視線の先、クールっ娘がポケットに手を入れながら立ち止まってこちらをじーっと見据えていた。
「さ、さすがにもう感づかれてたか……」
先程までスマホをいじっていたはずのクールっ娘は、今やばっちり僕を標的として捕捉している。
冷めた視線に嫌な予感。一体これから何をされるのだろう?
クールっ娘と僕の距離は前方におよそ三メートル強。
彼女はポケットの中から香水に使うような小瓶を取り出すと、中からトロリとした粘液を出し、スカートから伸びる生脚に塗り始めた。
太もも全体にヌルついた光沢が帯びるのを確認してから、クールっ娘は上目遣いで、改めて僕をじっと見た。
「うっ!? この娘も……!」
遠目の初見では気づけなかったが、クールっ娘も巨乳っ娘に劣らず可愛い!
小悪魔な巨乳っ娘とは対照的な、凛として整った顔立ち。胸の大きさこそ巨乳っ娘に劣るが、均等の取れているプロポーション。
そして一番目を引くのが脚線美だ。スカートから伸びる、張りのある太股。豊満に肉がついた下半身のそれに自分の分身が挟まれて、抱き合いながら激しくしごかれたらどれほど気持ちいいか。
淫らな妄想に固まる僕を、クールっ娘がじっと見ること数秒。
立ち止まっていた彼女は、おもむろに僕に向かって歩きはじめた。
わずかにスカートをたくしあげながら、一歩一歩ゆっくりと。怒張する僕の肉棒に太ももを近づけていく!
「く、来るな! 来るなぁ!」
言葉とは裏腹に、本音では誘惑に身を任せてクールっ娘と抱き合いたい。
そんな性欲を抑えつけながら、僕は逃げようとこころみる。
だが、ダメだ。生半可なもがき方では、背後の巨乳っ娘の羽交い締めを抜け出すことはできない!
「あぁもう! やめてって! 離してくれ!」
僕は抗議するも、当然ながら巨乳っ娘には無視される。
彼女は背後から僕の両手を自身の両掌で掴むと、僕の腕を横に広げさせてきた。
僕は全身でT字を描くようなポーズになってしまった。スカートをたくし上げながら近づくクールっ娘を、まるで抱きしめて歓迎するようなポーズになる。
ゆっくり歩いてきたクールっ娘と僕の距離は、もう1メートルも無い!
「あ、ああぁっ……」
戦慄と欲情に、僕は立ち尽くしていた。
間違いない。クールっ娘と巨乳っ娘の狙いは3Pだ。3人同時プレイだ!
背後から巨乳っ娘が、正面からクールっ娘が。サンドイッチするように僕を前後から抱いて、理性を粉砕する気だ!
今やクールっ娘は、手が届く距離まで僕の近くにいる。
巨乳っ娘は背後から両掌を伸ばして僕の両腕を掴み、僕に腕を閉じさせてクールっ娘を抱かせようとしている。
万事休すだ。
ただし巨乳っ娘の力は、決して弱くはないが、強くもない。
相手が女性だからという遠慮を廃して全力で振りほどけば、この窮地を脱することはできなくなさそうだが……?
A. 二人がかりの責めをちょっとだけ味わってから逃げよう♡
B. 今すぐ逃げる!