青(Blue)=咲(saki) 紫(purple)=テイ(tei)
咲が口を聞いてくれない
テイ: (咲の身体を使ったこと、まだ怒ってるのかな。確かに僕も少し悪いことをしたとは思ってるけど…)
咲: ねぇティくん
咲:どうして私を騙したの?
テイ:それについては説明したはずだよね?あれは今の桜那さんを知るためだって。キミもそれを理解して、身体を貸してくれたよね?
咲:それは…そう…だけど……
テイ:(…どうして怒ってるんだろう。咲の感情は大体わかるけど、細かい所は記憶を見ないと流石に分からないな…)
テイ:(…仕方ないな。触れて確かめるしかないか。)
テイ:…咲。傷つけるつもりはなかったんだよ。でもキミの気持ちを考えられてなかったね。ごめんね。だから……
咲:やめて!!私に触らないで!!テイくんなんて大嫌い…
テイ:あー…
咲:あ…あ……や…
テイ:咲?
咲:違う!!嫌いなんて思ってない!ごめんなさい!嫌だ…私のせいで、テイくんが消えちゃう…
テイ:(僕の身体を魔力で修復しようとしてる…?このままだと…)
テイ:咲。落ち着いて、そんな一気に魔力を使うと身体が…
咲:本当は
咲:騙されたことは別に気にしてないの。ただ…テイくんが桜那さんにも、私と同じことをしてたのがモヤモヤして…
咲:どうかしてるよね。支配されるのは怖いのに、テイくんにとって私は特別だと思い込んで、無意識に甘えてたなんて。
咲:嫌いだなんて思ってないの。寧ろ
咲:テイくんが、私の前から居なくなったらどうしようって…
テイ:咲、大丈夫。わかってるよ。キミが本心から言ったんじゃないって。
テイ:僕の身体が崩れたのは、桜那さんと話してる時に魔力を使い過ぎたから。だからキミの能力が発動したわけじゃない。
テイ:それに、キミが魔力をくれたおかげで身体も元に戻ったから。
テイ:だから安心して
咲:そっか…それなら……
テイ:魔力の使い過ぎだね。身体に負荷がかかってる。魔力は所有者から離れると次期に霧散するからね。僕から返してあげることはできない。
テイ:フフッこのままだと危ないね。だから僕の魔力を少し分けてあげる。
咲:えっあっ(テイくんの魔力が流れて…)
テイ:幸い僕の魔力はキミの身体に馴染んでる。本来なら少しぐらい大丈夫。でも今魔力不足のキミは
咲:あっあ、あ…
テイ:僕の魔力の影響をそのまま受ける
咲:あ、あ………
テイ:…ねぇ咲、僕は嬉しいよ。キミが僕を求めてるって言ってくれて。
咲:(あれ…?私…どうなって…)
テイ:安心して、キミは僕の特別だよ。
咲:(テイくんの声が…頭の中に…響いて…)
テイ:キミも嬉しいでしょ?
咲:(とっても安心する…)…うん。テイくんが特別って言ってくれて、とっても嬉しい…
テイ:良かった。さあもっと、僕の言葉を聞いて。
咲:うん…
テイ:キミが僕を求めてるように、僕もキミを求めてる。キミを独りにしない。居なくならないよ。
咲:(なんだか…ふわふわする…)
テイ:もうキミ以外を支配しない。約束してあげる。僕が愛すのも見るのもキミだけ。
咲:(テイくん…テイくんだけで…全部満たされていく…)
咲:テイくん…テイくん……
テイ:ふふっ僕だけでいっぱいになってる。ねぇ今のキミは幸せ?
咲:うん…しあわせ………