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女子高生が縮小化されて飼われる話

私の名前は山下 美穂。 女子高生である。だが訳あって20代だ。 今日は頼まれて小学校低学年の親戚の女の子の香織ちゃんと遊んでいる。 香織ちゃんは私に懐いてくれていて、私はお姉さんとしてしっかりしないと!という気持ちでいっぱいだった。 「ねーねー、みほちゃん!」 「なぁに?どうしたの?」 「あのね!えっとね!」 「ゆっくりでいいよ〜、落ち着いて」 「うん!あのね、あのね!」 「あはは、焦らないで大丈夫だよ〜」 「あのね!これあげる!!」 そう言って差し出してきたのは小さな紙袋に入った何かだった。 「これは……何かな?」 「んふふ、あけてみて!」 開けると中に入っていたのは赤ちゃん用の服とクッキーだった。 「あ、ありがとう・・・」 どういう意図でこれを渡したのかわからないが、とりあえずありがたく貰っておくことにした。 「おいしそうなクッキーだね~いただきます!」 そう言って一口食べると、舌の上で溶けるような感覚と共に全身に衝撃が走った。 体が熱い、熱すぎる。まるでサウナに入っているかのような感じだ。 「あっつ!?何これ!熱い!!香織ちゃっ…………」 意識を失う直前、私は自分の身体の変化を自覚した。 体が縮み始めていた。 一瞬周囲の物が大きくなっていく感覚を感じた。 私はそのまま意識を失った。 目が覚めるとそこは先ほどまでと同じ部屋だった。 体を見ると身長50cmほどになってしまった。 自身の身体を見る限り胸もちゃんと膨らんでいるし、体型も変っていない。 あくまで小さくなったというだけで子供になったわけではないようだ。 周囲を見ると周りの家具が大きく見える。 タンスやテレビも自身の身長の3倍以上はある。 香織ちゃんは2倍程度だろうか。香織ちゃんを探すためにベッドから降りようとした瞬間、足を踏み外して転んでしまった。 起き上がると、視界にはいつもより高い位置に天井が見える。 部屋の端にある姿鏡の前に立ってみるとそこには乳幼児程度の身長になった私が写っていた。 「えぇ……」 思わず声が出てしまった。 私は一体どうしてしまったんだろう……。 状況を把握しようと思考を巡らせていると、あることに気がついた。 この部屋に香織ちゃんがいないのだ。 私が起きるまで一緒に居たはずなのにどこに行ったのだろう。 「香織ちゃーん?いるなら返事をしてー!」 大声で呼びかけると返事がした。 お手洗いに行っていたようですぐに戻ってきた。 「香織ちゃん?どうして私を小さくしたの?・・・というかどうやって・・・?」 私の質問に対して香織ちゃんはニコニコしながら答えてくれた。 「うふふ、みほちゃんかわいかったから赤ちゃんみたいにして遊ぼうって思ったの。 あとさっきのクッキーにお父さんが作った小さくする薬が入ってるんだ♪ だからみほちゃんが小さくなったの」 なるほど、そういうことか。 しかしこんな簡単に小さくなるような薬を作っていいものなのか…… 「そっかぁありがとうね香織ちゃん。でも勝手に人を小さくするのは良くないよぉ?」 私はしゃがんだ香織ちゃんの頭を撫でながら優しく言った。 「ごめんなさい……」 少し落ち込んだ様子の香織ちゃんを見て慌ててフォローを入れる。 「あ、いや怒ってないんだよ!ただちょっとびっくりしただけなの。だからそんなに落ち込まないで?ね?」 そう言うと香織ちゃんは顔を上げて笑顔に戻った。 よかった。なんとか機嫌を直してくれたようだ。 それじゃあそろそろ元に戻る方法を聞いてみようかな。 「ねぇ香織ちゃん。そろそろ元に戻して欲しいんだけど……」 「うーん・・・わかんなーい」 「え・・・?さっきのクッキー入ってた袋とかってある・・・?」 私は袋に戻る方法や小さいままの時間が書いてあるのではないかと推測していた。 「えっと・・・これだよっ」 そう言って香織ちゃんはポケットの中から小さい紙袋を取り出して見せてきた。 紙袋にはこう書かれていた。 『この薬の効果は永続する』 「・・・」 私は絶句した。 一生小さいままで生きていかなければならないのか……。 そんなことを考えていると香織ちゃんが話しかけてきた。 「大丈夫だよ。あたしが一生お世話してあげるね♪」 「気持ちは嬉しいけど・・・」 一応小さい女の子(ただし身体的には香織ちゃんの方が大きい)なので 多少変なことをしても強く言わないでおこうと思っていたのだが 我慢の限界を迎えた。 「香織ちゃん・・・どうしてくれるの! 私の人生設計が台無しだよ!」 そう言って香織ちゃんに詰め寄った。 思わず人生設計なんて言ってしまったが 小学校低学年に理解できるだろうか。 「ご、ごめんなさーい!」 香織ちゃんが謝ってくるが、私は許さなかった。 「ダメなものはダメ!」 「お願いしますぅ!」 「ダメ!とにかく元に戻してよ!じゃないと怒るからね!」 既に怒ってるのだが・・・ 「わかった……戻すね」 そう言って香織ちゃんは先ほどとは違う紙袋を手に取り、中に入っている粉状の薬を取り出す。 そしてそれを私に差し出してきた。 「はい、みほちゃん。飲んで」 「嫌だ」 即答だった。 紙袋には先ほどのクッキーが入っていた袋と同じ効果が書かれていた。 もし素直に飲んでいたらさらに小さくなってしまうだろう。 私は断固として拒否した。 「なんで!?飲めばいいじゃん!戻れるんだよ!?」 「嘘言わないで!さらに小さくする気でしょう!」 「あーもう!飲んでよ!」 そういうと香織ちゃんは粉薬を私の口に無理矢理流し込んできた。 私は抵抗したが、香織ちゃんの力が強く振り払うことができなかった。 「ゲホッ!ゴホ!ウェッ!オエッ!エェッ!!」 無理矢理のため、少しこぼしてしまった。 「みほちゃんきたないよー」 「誰のせいでこんなことになったと思ってるの……」 「まあまあ、落ち着いて?ほら、水」 今度はコップの水を口に押しつけられた。 喉の奥まで入ってきたため、 反射的に飲み込んでしまった。 「うぐっ……ごくり……」 すると身体に変化が訪れた。 身体が熱くなり、心臓の鼓動が激しくなる。 「あっつ……身体が熱い……身体が縮んでる……」 身体が小さくなっていくのを感じる。 またもや周囲の物が大きくなっていくように感じる。 数分後、縮小が終わった。 身体を見ると身長5cmほどになっていた。 「えぇ……」 「あたしが頑張って面倒を見てあげるよ~!」 そういって取り出したのはハムスター用のケージだった。 昔ハムスターを飼っていたと聞いていたからそれに使っていた物だろう。 「え?何それ……」 「みほちゃんにはこの中に居てもらうね!」 「えぇ……」 どうやらこの部屋で飼育されるようだ。 「さ、入って入って」 そういって香織ちゃんは私の体を掴んで持ち上げ、ケージの中へ入れた。 「みほちゃん、お昼になったらご飯持ってきて上げるから待っててね」 そういうと香織ちゃんはケージの扉を閉めてどこかに行ってしまった。 「どうしよう……このままじゃ何もできないよ…… 香織ちゃんが帰ってくるまで待つしかないかぁ」 私は香織ちゃんが戻ってくるまで、 大人しく待っていることにしたのであった。 あれから数時間経った。 お腹が空いたので香織ちゃんにご飯を持ってきてもらった。 持ってきたのはペットフードだった。 香織ちゃんは「食べさせてあげるね!」と言って すぐに口元まで運んでくれた。 「香織ちゃんは優しいねぇ・・・って普通のご飯が欲しいんだけど・・・」 「ダメだよ。みほちゃんはあたしのペットなんだからね?」 「うぅ……」 私は嫌々ながら食事を食べた。 「みほちゃんかわいいね。もっとちっちゃくなろうね?」 そう言って香織ちゃんは薬の入った袋を取り出した。 「え、ちょっとまって。これ以上小さくなったら死んじゃうよ?」 私がそう言うと香織ちゃんは悲しそうな顔をした。 「みほちゃん……そんなこと言わないで……?」 「いやいや・・・私ご飯食べられなくなっちゃうよ・・・」 「うーん・・・分かった・・・」 香織ちゃんは諦めたようだ。 よかった。これで一安心だ。 しばらくして 食事の時間が終わると香織ちゃんが話しかけてきた。 「もうすぐお父さんとお母さんが帰ってくるからケージ隠すね♪」 そういうと私の入ったケージを棚の裏に隠してしまった。 それから数時間後・・・・ 香織ちゃんの両親が帰ってきたようだ。「ただいまー」 「おかえりー」 香織ちゃんが出迎えている。 「お帰りなさい。パパ、ママ。お仕事お疲れ様!」 「うん、ありがとう。美穂ちゃんは帰ったのかな?」 「う、うん。さっき帰ったよ」 「そうか、遊んでもらった」 「そ、そうだよ。楽しかった!」 香織ちゃんは焦っている様子だった。 「ところで、香織。何か隠してないかしら」 「な、なにもかくしてないよ」 「そう・・・ならいいけど・・・」 香織ちゃんの母親はそう言ってリビングに行ってしまった。 「あ、危なかった・・・」 香織ちゃんがほっとした表情をしている。 「香織ちゃん、私を隠す必要あったの?」 「みほちゃんはあたしの大事なペットだからね!隠さないとだめなんだよ!」 「えぇ・・・」 私は再び絶望に叩き落された。 その後、私はケージで眠ってしまった。 翌朝・・・私は目を覚ました。 「おはよう」 香織ちゃんがケージに声をかけてくれた。 「あ、香織ちゃん。おはよう」 私は挨拶を返した。 「昨日は寝ちゃったみたいだね。夜遅くまで起きてたからかな」 「そうかもねー」 香織ちゃんは学校に行ったようで、家の中には誰もいないようだった。 私は香織ちゃんがいない間に脱出を試みた。 「よいしょっと」 何とかケージから抜け出せた。 「ふぅ……やっぱり小さいままだと不便だよね……」 私はドアの隙間を伝って部屋から出た。廊下に出ることができた。 「やった!ここから出られる!」 そう思った瞬間、部屋の扉が開いた。 「みほちゃん!?どこ!?」 香織ちゃんが部屋に入ってきた。 「みほちゃん!何で外に出てるの!?早く戻って!!」 「い、嫌だよ……てかなんで戻ってきたの!?」 「今日は開校記念日で休みだったの!それより戻って!!」 「ひぃっ!」 香織ちゃんの迫力に押されてしまい、思わず逃げ出そうとしてしまった。 「あ、みほちゃん!待って!!」 香織ちゃんの声を無視して私は逃げ出した。 しかし、私の体は小さくなっているため動きづらい。 「はぁっ、はぁっ……」 必死に走ってタンスの隙間に隠れた。 「早く出てきて!みほちゃん!」 香織ちゃんは部屋中を探し回っているようだ。 「みほちゃん!!みほちゃん!!!」 香織ちゃんの叫び声だけが聞こえてくる。 私は息を殺して隠れていた。 すると香織ちゃんは諦めたのか、部屋から出ていった。 「はぁ……死ぬかと思った・・・」 しばらくして香織ちゃんの母親が部屋に入ってきた。 「香織ー!部屋掃除しなさ・・・あら?」 香織ちゃんの母親が落ちている私の服に気づいたようだ。 「香織!!こっちに来なさい!」 「はいはい・・・」 香織ちゃんが部屋に戻ってきた。 「香織!この服どうしたの!?」 「えっと・・・それは・・・」 「なにか隠してるんでしょう!美穂ちゃんの服じゃない!」 「うーん・・・」 「美穂ちゃん家に帰ってないってついさっき連絡あったわよ!隠してることがあるならいいなさい!」 「実は・・・みほちゃんをペットにして飼ってるの・・・」 「は?ペット?」 「うん・・・ハムスターのケージに入れて一緒に暮らしてるの・・・」 「あんた・・・お父さんの薬盗ったわね・・・美穂ちゃんはどこにいるの!」 「逃げちゃって・・・わかんない・・・」 「はぁ・・・とにかく美穂ちゃん探すわよ」 「わかった・・・」 「ここにいます!」 私はタンスの隙間から飛び出した。 「み、みほちゃん!」 「美穂ちゃん!そんな姿になって・・・かわいそうに・・・」 香織ちゃんの母親は私を手で軽く抱きかかえて泣いていた。 「美穂ちゃん・・・ごめんなさい・・・」 「あの、私は大丈夫なので。それより元に戻す方法を教えてください」 「・・・お父さんに出来るか聞いてみるわ」 数ヶ月後、元の身長に戻る薬を香織ちゃんのお父さんが作ってくれて 私は元の生活に戻ることが出来た。 香織ちゃんはあの後かなりこっぴどく叱られたらしい。


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