はのみどです。
今日はワクチンの副反応で辛いので仕事を切り上げました…
今回は最終話に登場した飛行船、ルミノア号が完成に至るまでに描いた
ラフなどを乗っけていこうと思います(ΦωΦ)
自分は大昔から空飛ぶ巨大な建造物というモチーフに強い憧れを持っていて
「天空の城ラピュタ」のタイガーモス号や、空中都市であるラピュタそのもの…
それに「ハウルの動く城」の最後に出た空飛ぶ城も大好きです。
RPGならFFの名だたる歴代の飛空艇や5のロンカ遺跡。
クロノトリガーに出てきた魔法王国ジールや黒鳥号もいいですね。
剣士ちゃんたちにも、物語の最後は必ず空を飛んでもらおう…と、
密かに企んでいました。
なぜか、3巻くらいのキャラデザの資料に紛れていたもの。
ルミノア号の完成形にかなり似てるんですが、この段階でどう使おうとしたのか
よく覚えていませんでした・・・
ipadで話の構想を練っていたとき、連載期間には間に合わないだろうけど
もし剣士たちが空の旅をすることになったら…と妄想していたときの
らくがき。
猫の観察眼が光ります(ΦωΦ)
本格的に最終話付近で飛行船を出そうと思い始めたときのらくがき。
正直冗談半分で描いたのですが、このデザインの要素は
完成形のデザインにかなり引き継がれることになりました。
気球タイプですね。
ゴーレム機関が船に搭載されるというプロットを組まれたあとに描いたもの。
双胴型のガスのうで、片方がダメになっても墜落はしない安心設計。
34話の学者の船をデザインしたとき、第三形態として設定したときのルミノア号。
この時はまだガスのうのある飛行船タイプでした。
今更ですが船名のルミノアは「LUME(世界)」「NOUWA(新しい)」という
2つのルーマニア語をあわせて作った造語です。(多分単語の使い方は間違ってます。)
新世界へ旅立つ剣士ちゃんたちに持たせる、原作者からの最後の贈り物として
あまり固有名の出ないダン摘み界において、名前を持つ存在として作りました。
あとは…「新しき世界」と聞けば、古のRPGファンの方には
あの切ないBGMとプロペラの音を思い出してもらえるかもしれません。
ガスのうのあるタイプをやめて、VTOL機のような翼で
なんとか飛びそうな説得力をもたせようと思った時期です。
中世の船というより、現代のクルーザーのような前方ブリッジにしたのは
最終話で4人がドラゴンを眺められる上部デッキを作るためでもありました。
船首に手すりを設けてドラゴンを眺めようとしたタイプ。
ダンバインのゼラーナっぽいかも…
羽の形状や仕組みは悩んだ割には本編で出すまでにベターな答えが
見つからなかった感があります...。
ほぼ完成したルミノア号。
最初は三角帽子のような屋根にして、てっぺんの窓部分は回転見張り台にして…とか
色々考えていたのですが、この三角屋根と船の組み合わせが
楽しいムーミン一家の「海のオーケストラ号」に激似であることが判明し
なんだか許せなくなって家部分の屋根だけデザインを変更することになりました…
猫耳がついたほぼ最終形態のルミノア号。
剣士ちゃんたちはこれからあの船で、一体どんな冒険をするのでしょうか。
僕もずっと眼で追っていましたが、空の青に溶けて見えなくなってしまいました。
少しさみしいですが…でも、かつてのRPGのエンディングとはそういうものでした。
手塩にかけて育てた主人公たちが僕らのコントローラー操作から離れ、
素晴らしいBGMをバックに、僕らの眼前から颯爽と消えていってしまう。
この漫画も、楽しい日常がずっと続くようなEDにしようと思えば出来ました。
それでもなお、僕が剣士ちゃんたちに旅立ちの選択肢を渡したのは
RPGにおけるエンディングこそが、作品において最も胸を打つ瞬間であることが
多いと思ったからだと思います。
それでは、また次の記事でฅ(ΦωΦ)ฅ