
リリスに支配されたライムはギルドへの報告書をしたためていた。 報告は特に問題なし。 それを伝書鳩でギルドへ飛ばす。 これで仕事は終わりだ。 行方不明の冒険者がどうなったかは本当にわからなかったが、そんなことはどうでもよかった。 命令された仕事を終えた報告後に行われる調教の方...
空を明るい内からコウモリが空を舞っている。
今ならリリスを倒せるはすだ。
魅了の魔力に打ち勝てた俺は心を静め、宿屋へと近づく。
火矢で建物ごと燃やすべきか、操られたままの振りをして近づき、ナイフなどで仕留めるか。
俺は後者を選択した。
一人で火矢を放っても宿屋に火が回る前に脱出される可能性が高いからだ。
もう一つはポーションの効果が切れれば、また魅了にかかった状態になり、性欲に頭が支配されてしまうので、待つと言う選択肢はない。
ナイフで一刺しすれば……
だが、俺の脳裏にリリスの顔がよぎった。
見た目は美少女で、幼女で、それをナイフで刺そうとしている俺って端からみたらやばいやつでしかない。
やっぱり逃げた方がよかったかな?
今からなら逃げられる。
俺はやっぱり逃げようと思って踵わをかえし、
「み~つけた~🖤」
聞き間違えようのない声。
甘ったるい脳髄を麻痺させる香り。
目の前にいた悪魔の姿を見て俺は立ち尽くした。
宿屋にいるはずの少女は何故か俺の背後にいた。
しかも、幼女の姿だったはずなのに、そこにいるのは大人の姿で露出度の高いボンテージを着ている。
「まさか逃げようとするなんていけないね。これはお仕置きがいるわね?」
「な、なんで」
喉の奥がひっ、と締まり、思わず後ずさる。
「あぁ、この姿のこと? それとも、なんでライムが私に歯向かおうとしたのかばれたのかって?」
大人の姿のリリスはゆっくりと俺が後退しただけ歩数を詰める。
じっくりと精神を追い詰めるように、俺を弄んでいるのだ。
くそ!
なんでここにいるんだ!?
魔物はレベルが上がると姿も変わると言う。
となると、リリスは急激に強くなったと言うことだが、脅威が増したのは間違いない。
俺や行方不明になった冒険者の力を吸って知らない間に強くなっていたのか。
「ライムはずっと私の使い魔が見張っていたのよ? だって、逃げられたら困るからね?」
リリスは空を舞っているコウモリを見上げて教えてくれた。
あのコウモリは俺を見張っていたのか。
昼間から飛び回るなんて奇妙だと思っていたが。
くっ!
俺は逃げられないと感じナイフを抜いた。
「はぁ、バカね。お前が私に勝てるわけないでしょ」
呆れきったリリスの手に凄まじい魔力が集まっていく。
「身の程を知りなさい」
「!!」
リリスはそれを容赦なく俺へとぶっ放つ。
木々を抉り、大地を削りながら迫る暴力の塊に俺はなす術もなく飲み込まれ、呆気なく意識を失うのだった。
◆
「…………」
目を覚ました俺は身体を縄で縛り上げられ、両手首には手枷を嵌められ身動きをとれない状態にされた。
縄は天井に繋がり、両足にも紐がつけられ、股を開いた状態にされている。
「お前は本当におバカさんね。私を倒そうとするなんて身のほど知らずだわ」
床にハの字に座らされている俺の目線にしゃがんだリリスは髪の毛を無理やり 掴み、俯いた俺と目をあわさせる。
「くっ! ふざけるな! 俺は!」
「私に歯向かおうとしたことを、たっぷり後悔させてあげるわ」
ぷっ!
「うっ!」
リリスに唾を吐きかけられた俺はとっさに目を閉じ息をとめた。
また魅了をかけられたら、二度と戻れない。
だが、二発目はなかった。
カツ、と足音が響き、リリスが立ち上がったからだ。
目を開けると、膝まで覆うロングブーツを履いた足をゆっくりと振り上げている。
「ひぃぃ!!」
動けない俺は恐怖に息を呑んだ。
リリスの動作を見れば、次に起きることなど考えなくてもわかる。
「私に歯向かおう様なクズは痛みで立場をわからせないとね~」
「いやっ! やめっ! 申し訳ありません!」
固いブーツでむき出しの睾丸を蹴られて耐えられるわけがない。
潰された痛みでショック死した冒険者の話だってある。
もし、潰されてしまったら……。
考えるだけで背筋が凍る。
「今さら謝っても無駄よ。ふふっ、もう二度と射精できないようにしてあげるわ🖤」
リリスが嗜虐的な笑顔を浮かべ足を振り下ろした。
「ほら、潰れろっ」
ぐしゃ!
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
怒声とともにリリスの足が俺の睾丸を蹴りあげる。
凄まじい衝撃に身体が浮き上がり、睾丸は体内へとめり込まされる。
人生でこれほどの痛みを味わったことはない。
俺は痛みに耐えられずに顔からつめんのり、床に額を打ち付けた。
「ゆ、許してぇ」
不格好な土下座に近い形でリリス足元に崩れた俺は平伏しながら哀願する。
だが……。
「あはは! これくらいで許すわけないでしょ?」
リリスが俺を許すわけがなかった。
がっ!
俺の頭に足を乗せると、ブーツの底で容赦なく踏みにじる。
小柄なリリスの時とは違い、凄まじい力で額が割れるように、痛む。
ぐり! ぐり!
「うくぅ!」
靴底に巻き込まれるように髪が根本かは引き抜かれ、あるいは引きちぎられる。
「くす! そんなに痛かった? なら、このままこうして頭を踏み潰してあげましょうか?」
ミシミシ!
華奢な見た目とは思えない力に頭蓋骨の継ぎ目が軋む。
「いやぁぁぁ!」
「はは! 死にたくないみたいねぇ! なら、またお仕置き再開よ」
俺の頭から足をどけたリリスは縄を引っ張り無理やり身体を起き上がらせる。
「ほぉら!」
ばしぃ!
「ひぐぅぁ!!」
「ん~男が苦痛に顔を歪めるのはいつ見ても最高だわ~🖤」
激痛の溢れた涙で前も見えない。
腰はガクガクと震えて、もう身体に力も入らない。
だが、リリスは崩れ落ちて口をパクパクさせる俺をこのまま休ませることなど許さなかった。
「んふふ! まだよ! もっと私を感じさせなさい!」
ぎしぃ!
「あぁぁぁぁぁぁぁ!」
無理やり綱を引っ張りあげ、俺の身体を起こさせる。
「ほら……」
快感に紅潮し、身体を火照らせるリリスは俺を見下ろしながら足を振り上げる。
「はべて……、もうひゃべって……」
酸素を求めて打ち上げられた魚のようにパクパクと呼吸する俺の歪んだ視界の中で、黒くしなやかな影が揺れ、
ばしぃ!
「ぎゃあああああああ!」
下半身から全身を絞るような激痛が這い上がる。
もう殺してくれ!
生きながらに地獄を味わわされる俺はまともな呼吸すらできず、再び崩れ落ちる。
「ふふ、身のほどがわかったかしら?」
「ゆるじべ……やべでぇ……」
カツン……。
ピクピクと痙攣する俺の側にブーツが降ろされた。
「反省したなら、私のブーツに口づけしなさい。二度と私に逆らわないと誓いながらね」
それは偽りの優しさだ。
間違いなくリリスは魔法で俺の精神を支配するだろう。
そうなれば二度と逃げられないか身体を壊されてしまうだろう。
でも、もうこの地獄を耐えることなんて無理だ。
このまま生き地獄を味わうならいっそ……。
俺は力が入らず震える身体に鞭を打ち、頬を床に押しつけたままブーツへ顔を近づける。
「くくく! このまま足を舐めたら、どうなるか、わかるわよねぇ? お前の心も身体も隅々まで支配することになるのに舐めちゃうのねぇ。まぁ、下半身で物を考える変態は、大事なところを責められたら降参しちゃうものねぇ! あははは!」
「う、う、うぅぅぅ」
俺の嗚咽はリリスの高笑いにかき消されてしまう。
「ほら、負け犬。私の奴隷として生きる決意をしたご褒美よ」
ぺっ!
リリスは俺が舐めようとした自分のブーツに唾を吐いた。
真っ黒いブーツに泡立った唾が命中し、緩やかにカーブを描く足の甲を唾が流れ落ちた。
唾から漂うリリス特有の香りは俺の性欲を激しく刺激した。
「あ、あ、あ」
ダメだ。
意識が……。
リリスのお仕置きの間にポーションの能力向上の効果は失われてしまっていたらしい。
俺の身体は再びリリスを求めていたのだ。
ジュプ、ジュル、ジュルリ。
俺はリリスのブーツへ這いつくばり、靴を舐めていた。
舐めるたびにガリガリと俺の心が削られ、彼女の足を舐められる喜びにそめられていく。
魔物であるリリスへの抵抗を叫んでいた俺は死に、リリスへの服従こそ全てだと考える俺に生まれ変わる。
激痛で腫れていたはずの俺のチ○ポは今は違う理由で大きくなり、俺は地獄から解放されたのだった。
◆
「くす! すっかり従順になったじゃない?」
「リリス様……。ありがとうございます」
俺は床に寝転び、服従を示すポーズを取りながら礼を述べた。
こうして床に這いつくばるとリリス様との立場がよくわかる。
リリス様に逆らうなどなんと恐ろしいことを考えていたのだろうか。
過去に戻れていたら、自分をボコボコにしていただろう。
「ふふん! いい子にはご褒美をあげなくっちゃね!」
俺をしつけ終えたリリス様は達成感を得た笑顔で俺を高みから見下ろして下さる。
「あっ!」
リリス様が俺の股間を踏みになられた。
グリグリと踏みにじられ、痛みと共に甘い痺れが広がる。
あぁ、靴ごしでもリリス様に触れられるなんて光栄だ。
「ふふ! マゾ豚はこうやっていじめられるのが好きなんでしょう? ほら、ほら!」
「ひぐぅ!」
激しい痛みに身体が跳ね上がる。
「ほら、さっきまでの威勢はどこにいったのかしら?」
「ひぃ! 申し訳ありません!」
「ん~。まだ足りないわねぇ」
「お許しをんんぐぅ!!」
ぐりぃぃ!
リリス様は俺の股間を踏みつける足に全体重をかけて片足立ちされた。
「んんんー!!」
凄まじい激痛に身体が反り返った。
「あはぁ! そうよ、その顔よ!」
リリスは嗜虐的な笑みを浮かべて、さらに足に力を込める。
痛みに呻く顔がリリス様を楽しませているなら、幸せだ。
もっと耐えないと!
ブチュ!
「んぐぅ!!!」
リリス様の尖った踵が深く突き刺さる。
「ふふ! ほら、ほら、ほらぁ! もっと泣き叫びなさい! 惨めに許しを乞いながら、私の足で悶え狂いなさい!」
「ひぎぃ! ! ゆるしてくだしゃい!」
「あはは! もっと、もっとよぉ!」
「ひぃぃぃ!」
「ほら、ほら、ほらぁ!」
グリッ!
「ひぎぃぃぃぃぃぃ!!!」
俺は全身をビクビクと痙攣させながら、無様に絶頂した。
リリス様のブーツは俺の白濁液まみれになり、リリス様はそれを満足げに眺める。
「あは! 私の足奴隷に相応しい姿だわ! お前はこれからもずっと私の足に奉仕し続けるのよ」
「はい……。喜んで……」
リリス様は俺の汚い汁を掃除しろとばかりに、先程までチ○ポを踏みつけ、精液まみれの靴底を口許へ押し付ける。
ここでとるべき行動は決まっていた。
ピチャ、ピチャ、レロ。
「あははは! よくできました! もうお前は一生私の奴隷だからね? 感謝しなさい」
「ありがとうございます。ありがとうございますぅ……」
こうして俺はサキュバスのリリスに屈服し、一生彼女に尽くすことを誓ったのだった。
◆
「……ライム君ったら、まさか冒険者を引退して村に住むなんてね」
ライムが書いた報告書とギルドマスターへの引退書を眺めながら、カミラが小さく呟いた。
だが、あの辺鄙な村にも冒険者経験のある若者が住んだのなら治安も安心できる。
(幸せになってるといいな)
カミラは新米から世話してきたライムが引退した寂しさと成長した時間の早さを感じながらお茶をのむ。
今日も街は平和だった。