「まだ生きてる?」
ミシミシミシミシ……。
「ぁぅぅぅ」
茹だる様な熱気と鼻を覆いたくなる粘ついた臭いと、全身がプレス機で徐々に潰されていく様な圧力に意識を取り戻したテムズは弱々しく声をあげるしかできなかった。
テムズの目の前には圧倒的なサイズのすぼまりが相変わらず、ピクピクと相変わらず蠢いている。
その光景はまさに絶景だった。
圧倒的な存在感をもつ地獄の穴ともテムズには思え、気絶できればどれだけ幸せかと思える悪臭が立ち上っているのだ。
それだけじゃない、よく見ると、尻肉の間から茶色い毛も少しだけ見えた。
あまりのおぞましさに思わず目を逸らす。
「ンフ♪ それはそうと、座り心地がいまいちね~」
わざとらしく呟いた美琴は尻を揺らし、テムズの身体を無理やり動かしていく。
(やめて……お願いだから……)
テムズは心の中でそう願わずはいられなかった。
しかし、そんな願いとは裏腹に美琴はゆっくりとテムズの身体をアナルへと近づけ--。
「いやいやいやあぁぁぁぁぁ!」
「アハハ! くすぐったい~♪ でも、無駄よ? ゴミ虫らしく、私のための道具になってな🖤」
そして、ついにテムズは美琴のアナルに押し付けられた。
ヌチュ……。
鼻先に感じる熱い体温。
ヌメついたシワが顔中を覆い、吸い尽くす様にテムズの顔を呑み込んだ。
熱と共に伝わってくる、あの強烈な腐敗臭。
今までで1番濃い、蒸れた汗の匂いと混ざりあった、美琴のアナルの臭い。
「ん、ふぅ……。ここが一番ね」
美琴はテムズを自分が一番が座り心地の良い場所へと無理やり押し上げ、固定する。
勿論、テムズがどれほど苦しむかなど毛ほども気にしてはいなかった。
「うぁああ!?」
瞬間、美琴が漏らした艶やかな声に、テムズは大きく悲鳴をあげた。
「ちょっと、うるさいんだけど」
「うあ、うぁぁ……」
「ねぇ、聞いてるの? 聞こえないなら、このままあんたを潰してもいいんだよ?」
「ご、めんなさい、許してください! なんでもしますから!」
「なんでも? フフフ、じゃあさ、今から言うことちゃんとやりなよね?」
「は、はいぃ!」
「まずは、『美琴様』でしょ?」
「はい! 美琴さまです!」
必死に叫ぶ声が腸内に木霊して不思議な感じだ。
アナルに呑まれたテムズは今、死にたくなるほどの激臭に襲われているはずだ。
それにどんな酷い光景が広がっていると思うと、ますます美琴は気分がよくなっていた。
「『これからは一生あなたの奴隷になります。どうか好き勝手にいじめてくれませんか?』だよ?」
「わ、わかりました! 言いつけ通りにいたします!」
アハハ! 卑屈~♪
小人とは言え、男子をこんな形で屈服させ、最低最悪の地獄へ貶めていると思うと、それだけで股間が濡れてしまっていた。
「いい子ね。それじゃ、やってちょうだい?」
「はい!……えっとぉ……けほっ!あなたの奴隷になります! どうか好き勝手にいじめてぇ!』
アナルに首から上を呑まれたテムズは死にそうな勢いで身体をバタつかせ、緊張のせいか舌がもつれながらも必死に叫ぶが--。
次の瞬間。
ブゥウオオォオオッ!!!!!
耳をつんざく爆音とともにテムズの全身を衝撃が襲った。
「ひぎゃぁっ!!」
一瞬にして意識が飛びそうになるほどの激痛とガスの衝撃。
しかも、アナルに詰まったせいでガスは一気に放出されず、腐った臭いに硫黄の混ざった臭いが、絶え間なくテムズの肺をおかし、鼻は臭いを感じなくなりつつあった。
「私はさっき言った通りにしろって言ってるの。このまま便器に流してほしい ?」
「げぇッ!!! は、はいぃいいっ! ゆるしてぇぇぇぇ!」
「なら、どうするかわかるわよね?」
洞窟に木霊するように脈動する洞窟内に、声が響く。
「これからは一生あなたの奴隷になります。どうか好き勝手にいじめてくれませんか?」
「はい、よくできまちたー。偉いでちゅね~🖤 ご褒美よ♪」
満足気に笑う美琴は、そのまま、下腹部に力を入れ、何度も何度もアナルをピクピクとさせ――。
ぶっぶぅぅぅぅ!
「うわぁぁぁぁ!」
溜まっていたガスとともにワインのコルクを開けるかの様に、勢いよくテムズがオナラとともに外に吐き出された。
「げっほぉぉぉぉぉ!」
ヌルヌルと異臭を放つ腸液で汚れたテムズを美琴のパンツががっしりと受け止め、即座に尻に押し戻した。
「うぶっっっっ!」
地獄の様な光景から解放されたが、テムズの責め苦が終わることはない。
何せ、テムズとともに美琴の体内で溜まっていたガスもともに排出されたからだ。
(臭いぃぃぃぃ!)
ベットリとした腸液も、オナラも全てがテムズの精神と肉体を汚染し、視界を茶色に染め上げていた。
「苦しそうね~♪ 死んじゃうのかしら? まだ死ぬには早いわよ? だって、そうしたら、お前の大好きなお姉ちゃんがどうなるかわかるわよね?」
そんなテムズをいたぶる様に、美琴は決して諦めさせない。
それは決して救いのない糸。
ただ地獄の先にまた地獄が待つ連鎖の誘いだ。
それでも、テムズは拒めなかった。
アルトのために――。
「うばぅぁ」
「まだ楽しませてくれそうね? ククク♪」
尻の下で小さく消え行く命を弄びながら、残虐な美貌に顔を輝かせるのだった。