なにも買わない予定だったのですが、予想どおり (?) 結局買ってました、DAWを
(大して内容のないおまけ記事です)
Bitwig Studio (12ヶ月アップグレード版)
DAWです。設計思想がAbleton Liveと似ています。
https://www.bitwig.com
といっても実はBitwig自体は5.2くらいから持っていて、近々配信が予定されている6.0にアップデートするための権利を買ったようなかたちです。1/8頃までセール中です。
(Bitwigは購入後にライセンス登録をしてから12ヶ月間は無償でアップデートできます。期間終了後にアップデートしたい場合は「12ヶ月アップグレード版」を購入してアップデート可能な期間を延長する必要があります。また、アップデートが必要ない場合は、アップデート可能な期間が終了した後もその時点のバージョンのまま使用し続けることが可能です。)
※今のところ6.0のベータ版は触っていません。
私は普段Ableton LiveというDAWを使っています。とても気に入っています。
なんですけど、以前記事にも書いたとおり不満がないわけではありません。
・キーボードショートカットの設定の自由度が低い
・トラック数が増えてくると、何をするにも処理がワンテンポ遅れる
他にも色々とありますが、大きなところだとこのあたりがずーっと気になり続けています。そしてこれ、なんとBitwigだと解消されています。
という感じで、より良い制作環境を求めてアップデートが来るたびに定期的にBitwigをいじっています。
ただ、使ってみるとBitwigにも不満というか、発展途上に感じられる部分もありました。
現状で、Liveと比較したときのBitwigの優れているところと気になるところを書き出してみました。
私にとってのBitwigのメリットとしては、上記の
・キーボードショートカットを任意に設定できる
→ほぼ自由に設定可能です。
・トラック数が多いときも処理が軽快
→最近XでNaskoさんが比較実験をされていて、明らかにBitwigの方が高速でした。(LiveではCPUやメモリの使用率に関係なく、単にトラックが多いと処理が重くなります...)
ということに加えて、使ってみると以下の点もとても便利でした↓
・モジュレーターすごい
→LFOとかEnvelopeとかMSEGとか、そういうモジュレーターがネイティブで大量に搭載されています。もちろんモジュレーターはLiveにもありますが、Bitwigのものはとにかく種類が多く、またプロジェクト内をまたいですべてのパラメーターにアサインすることが可能だったり、とても多機能です。
・複数のプロジェクトを同時に立ち上げられる
→最初はへ〜と思っていましたが使ってみるとものすごく便利で、過去のプロジェクトからトラックを引っ張ってきたり、参考に見返したりなどが簡単にできます。とても時短になります。
・Grid便利
→LiveでいうところのMax for Liveのようなもので、モジュラー式のプログラミング環境で自作の音源やエフェクトを作ることができます。M4Lと比較すると多少制限はありそうですが、Liveの自由度の根幹とも言える機能に近しいものがBitwigにも搭載されています。また、M4Lと違ってエディタが別ウインドウで開かれたりすることがなくシームレスに編集が可能です。
・ほぼ落ちない
→Liveを含むほぼすべてのDAWでは、読み込んだプラグインがクラッシュするとDAW本体も落ちますが、Bitwigはプラグインを独立して処理しているらしく道連れになりません。落ちると激萎えするので助かります。
・Liveで認識しないプラグインを普通に読み込める
→これは私の環境の問題かもしれませんが、Liveだといくつかのプラグインがどうやっても認識されなくて困っていました。Bitwigだと何の問題もなく使えたのでLiveのせいだと発覚...
一方で、個人的に気になるところとして以下のようなことがありました。
・トラックの縦幅のズームがしづらい
→LiveだとOpt+ホイールでマウスを使用してズームできますが、Bitwigだとキーボードの割当のみ可能です。オートメーションの編集の際などにトラックの縦ズームを頻繁に使用しますが、個人的にBitwigではいまいち操作感が良くないです。
(オートメーション編集に限って言うと、6.0の新機能のオートメーションクリップにより詳細編集画面でのエディットが可能になるので、もしかするとズームの必要性が薄くなって実質解決するかもしれません。)
・たまにオーディオクリップの挙動が怪しい
→これも私の環境によるものかもしれませんが、オーディオクリップの終端が発音しなくなったりします。起こるとめちゃくちゃ困りますが、再現性がまばらなので致命的とまではいかず、なんとも微妙なところです。
・オートメーションの編集がやりづらい
→例えば、Liveだと範囲選択してまとめて上下する、といったことができますがBitwigではできなかったりと、やや発展途上な感じがありました。
...なんですが、6.0でだいぶ改善と機能追加がされるようです。期待...!
・Liveのデバイスを使用できない
→あまりにも当たり前ですが、当然使用できません。そのうちの多くについてはBitwigにも代替候補となるデバイスが用意されているのですが、例えばLiveのCorpusの換えとなるデバイスはBitwigには存在せず、常用していた身からするとちょっと困りました。で、探したら有志の方がGridで作っていました...
ということで少なくとも下2つはほぼ解決してました。こんな感じで年々どんどん使いやすくなっていて最強なので、定期的に観測しています。楽しいです。
※追記: ↓
・一部のプラグインにフォーカスしているとスペースキーでプレイバックできない
→具体的には、Vitalを操作しているときにスペースキーを押しても再生できません。地味に不便です。他のプラグインでは今のところ起こっていません。
これ、Liveでも別のプラグインでなることがあって、逆にBitwigでは正常、みたいなケースもあるのでDAWとプラグインの組み合わせで相性があるのかもしれません。Bitwigではたまたま良く使うVitalで起こってしまって、うーん...という感じでした。(よくある日本語入力モードによる不具合ではなさそうです)
色々建前を書きましたが、単に楽しみとしていじっているというのが本音かもしれません。慣れ親しんだLiveも大好きなのですが、そのうち完全にBitwig乗り換えそうな気もしています。
まだセール中 (2026/1/8頃まで) なので興味のある方はぜひ触ってみてください。フル機能のデモ版 (保存不可) もあります。