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連載小説「やりなおし」(20)

 改めてタイトルを「失禁改善合宿(仮)」から「やりなおし ~女児女装おもらし合宿~」に決定しました。また、(1)冒頭の歩実くんの身長を158→152に訂正します(設定変更したのを忘れて書き始めていたミスによるもの)。   * * *  1-2.邂逅   (6)  やっと一人になれたことに、少し落ち着く歩実。 (でも――)  正面の大鏡に映る自分と、買いこんでしまった大量の女児下着が入った袋を見ると、改めて恥ずかしさがこみあげてくる。 (あ、ああ……!) (なんでぼく、こんなにたくさん女の子用の下着を買っちゃってるんだよぉ……しかも、いらないはずのショーツまで……)  煙でも出そうなほどに顔が熱い。鏡に映る自分の姿さえも、こんな格好で外を歩き、女子小学生の振りをして可愛い服を選んでいたのかと思うと、変な汗が出てくる。  ましてこれから―― (うう、どうして試着するなんて、言っちゃったんだろう……) (しかもよりにもよって、こんな可愛いブラウスと、サロペットを……!)  大きな丸襟のピンタックブラウス。 胸元にウサギの顔がついた、三段ティアードサロペットスカート。  むしろどうして150センチサイズまであるのかと疑いたくなる、女子小学生でも低学年くらいしか着ないようなデザインの服を前に、さしもの歩実も躊躇する。 (やめる……いや、でも……ここまできて恥ずかしいからやめるって言うのも、それはそれで不自然だし……) (えーい、もう、こうなったらヤケだ……!) 歩実は半泣きになりながらシャツを脱ぎ、まずはキャミソールを着る。ブラウスに透けることを考えて、白無地にピンクのリボンがついただけのものを選んだ。 (うっ、ランニングみたいなものだと思ったけど、思った以上に恥ずかしい……肩の部分がコロコロするし、柔らかい生地が肌にぴったりするし、前にリボンがついてるし……) 「はぁ、はぁっ……」  気付けば、息遣いも荒くなっている。鏡に映る「少女」も、頬が上気して妙に色っぽく見えるほどで、ふいに歩実の耳に、昨日のレイカの指摘が耳によみがえった。 (キミ、女の子の服に昂奮してるんだね?) 「こ、昂奮なんて、するはずが――」  反射的に否定する歩実だったが、身体はしょうじきだ。見下ろせば、すでに怒張が紙おむつの中で膨れ上がっていて、スカパンの股間部分に、ピンポン玉でも入れたかのようなシルエットが浮かんでいた。 「う、うそ……っていうか、まずっ……!」 (もしかして、さっきまでも勃っていた……い、いや、さすがにそんなだったら、お店の人に気付かれてるはずだから、大丈夫だとは思うんだけど……なるべくカゴで隠すようにもしてたし……) (うう、出したい、出したいけど――)  さすがに試着室の中で弄って、射精する気にはなれない。何しろ薄いカーテンを隔てた向こうには、店員を始めとしてたくさんの人がいるのだ。もしも見られたら合宿どころか、もっと暗くて狭い部屋に寝泊まりすることになってしまう。 「はぁっ、はぁーっ……落ち着け、落ち着け……」  言い聞かせつつ、深呼吸。しかしもちろん、その程度のことで大人しくなる雄ではない。 「とにかく、早く着替えちゃおう。その間に、収まってくれるかもしれないし……」  祈るように――あるいは言い訳するように呟いて、歩実はいよいよブラウスを手にした。上から順にボタンをすべて外して袖を通すと、 「んっ……つ、つるつるで、なんだか、気持ちいい……」  細身の袖にぴったりと包まれる肌触りに、鼓動がさらに加速する。何よりも、大きな丸襟や袖口のフリル、肩口のギャザーに、前立てのピンタックといったデザインの女の子らしさに、選んでしまったことを後悔しつつも昂奮が止まらない。 ボタンを留め終えると、150センチの女児用ブラウスは伸縮性がないにもかかわらず、いつも着ていた男子用のシャツよりずっと体にぴったりだった。 (もしかしてぼく、本当に女児服のほうが似合うんじゃ……?) (い、いや、もちろん似合いたくなんてないし、似合うからって好き好んで女児服を着るつもりはないけれど!) (でも合宿に行くには好都合だし、なるべく可愛い女の子になりきらないといけないんだから……) (だから――このサロペットも、着こなさないと……!)  意を決して、スカパンも脱ぐ。  露わになったおむつには、こけしのような勃起を支柱として高々と張られたテント。もしも今、誰かに試着室に踏み込まれて見られたら言い訳できない状態になってしまっている。 「は、早く着ないと……!」  急いでサロペットを手に取り、とりあえず左脇のホックとファスナーを開ける。どうやって着たものかしばらく迷ったものの、肩紐の部分がつながったワンピースに見立てて背中側から足を下ろし、ひとまずスカート部分だけを先に穿く。あとはウサギの顔が胸元に来るようにしつつ、肩紐に腕を通して襟の下に入れれば―― 「よし、出来た……!」  何とか勃起と紙おむつが隠れたことに安堵する歩実。 しかし鏡を見れば、そこには想像以上に可愛らしい――同時に恥ずかしい自分の姿が映っていた。いかにも女の子らしい丸襟ブラウスと、ピンクのウサギさんサロペットは、もはや小学生と言うより幼稚園児ではないかと疑いたくなるほどのコーディネートだ。 しかし身長152センチ、小柄な女性くらいはある体格はどうしようもなく―― 「う、うわ、きっつ……」  いい年の女性が女児服を着こんでいるかのような違和感と滑稽さ。しかし同時に、まるっきり似合っていないわけでもいないのが、奇妙にフェティッシュな光景だった。 「こ、これ、さすがにヤバいよね……とにかく、誰にも見られないうちに――」  歩実は大急ぎで、サロペットを脱ごうとする。  しかし―― 「お嬢ちゃん、着替えは済んだ?」  カーテンの向こうから投げかけられた店員の声に、歩実はビクッと背筋を伸ばして、 「え、ええと……ちょっと合わなかったから、やめようと思って……」 「あら、そうなの? ちょっと、お姉さんにも見せてくれる?」 「え、で、でも……!」 「大丈夫よ。何を見ても、お姉さん驚かないから」  奇妙に迫力のある声に、歩実は絶句する。 (も、もしかして、とっくにバレて――)  真っ青になるが、そう言われては拒めない。何しろ男子が、試着室で女児服を着ているのだ。変態的な行為に及んでいると思われても――じっさいやましいところがあるだけに――仕方がなかった。 「は、はい……」 「ふふっ、それじゃあ失礼するわね」  店員がそう言った次の瞬間――ほんの少し開いたカーテンの隙間を通るようにして、店員の女性が試着室へと入ってきた。

Comments

ありがとうございます。 十月兔さんの作品がすごくストレス解消(癒し)になってますので、これからも楽しみにしています。

コメントありがとうございます! 「歩実君はおもらしが治りました、めでたしめでたし」なんてだけの結末は、作者も読者も、おそらく誰も望んでませんからね、ふっふっふ。 一昔前の女児服は160サイズまでけっこう可愛いのがあったんですが、急激に大人っぽく「オシャレ」になっちゃって寂しいですね。現実にはない分、小説の中でいっぱい着せてあげようと思います。 今後も楽しんでいただければ幸いです!

十月兔

いつも楽しみにしています。 タイトルが変更になりましたね。 これで失禁を改善させるつもりがない事が、分かり安心しました。^^(失禁改善を失禁する様に改善と勝手に解釈してました) ただリアルの世界ではだんだん女児服も大人っぽくなってきたのが残念ですね。 ちょっと前のジュニアサイズなんて、今のトドラーサイス並みに可愛かったのに。 せめてお話の中では、歩実くんにうんと可愛い洋服を着せてあげて下さい。 それを読みながら悶えて楽しみます。

どうしても短くてわかりやすい話のほうが反応がいいですからね…じっくり落としてゆく過程も好きなのですが、こればかりは仕方ないかなぁと…こっちはラストまでアウトラインはできてるので、途中でよほど反応がなくならない限りは続けていきたいと思っています! こんなサロペットスカートが170、180サイズで販売されてたら即買うんですけどねぇ…さすがになくてつらい…再現も楽しみにお待ちしてます…!

十月兔

お返事ありがとうございます。 なんだか幼稚園制服派に押され気味のようなので、思わず長文投稿しちゃいました。(あっちも大好きなんで、明日の更新たのしみですが) こちらの方もお忘れなくぅー。 ホントにこのうさぎさんサロペットスカート、再現したくなっちゃったなぁー。 ああっ、でも今は新しいドレスを頼んじゃってるから無理かなぁ。 秋になったら頑張ってみよう。

elli-kasuga

ありがとうございます! いえいえ、いつもコメントありがとうございます! ピンクのウサギさんサロペットと言う、リアルJSですら高学年にもなれば恥ずかしがりそうな女児服に反応して、ドキドキしながら着てしまう歩実くん…本人は言い訳してるけど完全に女児女装にハマっちゃってますねぇ……これから店員さんにどんなことをされてしまうのか、書いてる私も楽しみです! こんなうさぎさんサロペット、170サイズくらいまででそのあたりのファッションセンター〇まむらで売ってたらいいのに…と思いながら書いてます! 欲しい… 今後もご期待に沿えるよう、頑張って書いていきます!

十月兔

何度もコメントしちゃってごめんなさい。 でも声を大にして言いたい❗ ピンクのうさぎさんサロペットスカート💕、んっもう❕なんて可愛いんでしょう🥰💓 兎さんのディテールの表現が上手すぎて、読んでるだけでサロペットスカートの可愛いさや女児服売り場、更衣室の様子が脳内に再現されてきます😀。 もちろん、女児用紙おむつの中がビンビンになってしまっている歩実クンのドキドキ感も、一緒に体験している気分です👍🤩💞 ホントにこの細かいところ迄の表現に、SissyやPetticoat Punishmentへの兎さんのこだわりを見る思いです。 もうこの一連のシーンだけで、美味しくシコらせてもらえるわ~🤗💕😍 でもこのシーンのクライマックスはこれからでしょうから、この後で、きっとあーんなコトやこーんなコトをされちゃうんだろうなー、と想像(妄想❔)するのも楽しみです💞😀💝 裸待機ならぬ女児女装待機で、 続きを待ってますねぇ🥰💖

elli-kasuga


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