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「幼い女王と園児な私」(2)

「なら、着替えてちょうだい。今すぐ、私の目の前で」 「こ、ここで……!? は、はい、判りました……」  少女とメイド二人がいる応接間。ここで服を――それもおむつを当てることを考えると、下着まで脱がなければならない。恥ずかしさが込み上げたが、逆らうことはできなかった。  謝罪のために用意した一張羅のスーツ。上着を脱ぎ、タイトスカートを脱ぎ、ブラウスを脱ぎ、ストッキングを脱ぎ、ブラジャーを外し、ショーツも――脱ぐ。他人の家の応接間で全裸になる恥ずかしさに、心臓はバクバクと弾けそうだった。 「へぇ、キレイなカラダ。でも――ちょっと余計なものが生えてるわね」  そう言ってみのりちゃんが見たのは、私の秘部――他の場所はしっかり剃ってある中で、ただ一ヶ所残っている淡い茂みだった。 「おむつを当てるなら、ちゃんとつるつるの赤ちゃんお股にならないとね。サラ」 「はい、お嬢様」  サラと呼ばれた若いメイドが、洗面器とクリーム、そして剃刀をもって近づいてくるのを、私は諦観と共に聞いていた。 (ああ、剃られちゃうんだ……ちっちゃい女の子みたいな、つるつるのお股に……!)  応接間のカーペットに敷いたシートの上に寝かされ、私はメイドのサラに、股間からお尻にかけて綺麗に除毛されてしまった。こんなにつるつるになるのは、いつ以来だろう。ハサミなどで軽く手入れはしていたけれど、生え始めた中学生以来かもしれない。  そしてそのまま、おむつ当てへ―― 「ふふっ、どう? たっぷり当てた布おむつ、気持ちいい?」 「は、はい。とても、気持ちいいです……」  おむつとおむつカバーを当てられて起き上がりながら、私は震える声で答える。本心からの返事でないことはみのりちゃんにも判っただろうけど、彼女はそれすらも見透かして笑っているようだった。  当てられたおむつの枚数は10枚。おむつカバーはパンパンに膨らみ、内側に押し込められたおむつの肌触りを否が応でも感じてしまう。見下ろしたおむつカバーはピンクにイチゴ柄で、デザインまでも幼かった。 「うんうん、似合ってるわよ、先生。本当におむつの取れない赤ちゃんみたい」 「う……あ、ありがとう、ございます……とても、嬉しいです……」 「良かった。じゃ、立ち上がって、幼稚園の制服に着替えてちょうだい」 「は、はい……」 (先生として幼稚園の実習に来たはずなのに、自分が幼稚園の制服を着ることになるなんて――)  ちっちゃい子たちが着てるのを見ていた時は可愛いと思っていた幼稚園制服も、自分が袖を通すとなると羞恥に満ちた囚人服だ。大きな丸襟のブラウス、ピンクのジャンパースカートにイートンジャケット、そしてリボン――足にはレース付きのソックス。靴だけが、幼稚園の制服ではない、ハイヒールがついた真っ赤なエナメルのシューズだった。  頭には黄色い帽子をかぶり、「なみこ」と書かれたチューリップ型の名札を胸につける。最後に黄色い通園バッグをはす掛けにすれば、 「うんうん、ちょっと大きいけど、立派な幼稚園児の完成ね! リサ、鏡を持ってきてちょうだい! 先生――ううん、奈美子ちゃんに、自分の姿を見せてあげましょう!」 「はい、お嬢様」  みのりちゃんの指示に従い、もう一人のメイドが姿見を持って来て、私の前に据える。  目をそらすこともできずに鏡を見た私は――そこに映る自分の冗談みたいな姿に、頭が真っ白になった。19歳、158センチ、Eカップの私が、ジョークグッズではないきちんとした園児服を着ているのは、あまりにもシュールとしか言いようがなかった。  引き延ばしたように大きい制服。窮屈そうに押し上げられた胸元。明らかに少女の体ではない、オトナの雰囲気。  なのに――そのスカートは、下にたっぷりと当てたおむつのせいで膨らんだおむつカバーのシルエットを隠しきれず、丸く不自然に膨らんでいて―― 「どう、奈美子ちゃん? みのりの用意した制服、気に入ってくれた?」 「あ……は、はい、とても……あ、ありがとう、ございます……」  私はそう答えるのが精一杯だった。  するとみのりちゃんは、さらに意地悪な笑顔になって―― 「んふっ、よかった。じゃあさっそく――幼稚園で、『お友達』に見てもらいましょう」   (続く?)

Comments

続きを更新される予定はありますか?

hiro

さて、どうなるでしょうねぇ…

十月兔

これはもしや、おむつをしているからという理由で『お友達』から赤ちゃん扱いされる流れでは・・・?

hiro


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