第9話「デートと初めてと」(6)
Added 2020-01-25 12:52:55 +0000 UTC「デート」の途中で、アダルトショップに立ち寄った夢月と紗月。 一階アダルトビデオ売り場で見つけた、「羞恥露出OL」というタイトルのAVを前に、紗月はスマホを取り出して、 「んふふっ、いいこと思いついちゃった」 「どうせまた、ろくでもないことだろ?」 「ひどーい。ま、ちょっと見ててよ」 紗月は口をとがらせて、件のアプリ「おもらしガールリンク」を起動する。 「えーっと、AV連動機能からタイトルを入力、と。でもって実行すると――」 言いながら、紗月がスマホの画面をタップした、その途端だった。 夢月の服装が、先ほど買ったばかりのブラウスとジャンパースカートから、一瞬で女子用事務服へと変更されていた。 リボンタイ付きのシルクサテンブラウスと、黒のスカート、千鳥格子のベストというオーソドックスなセットだったが――そのスカート丈は、手に持っているAVの女優が着ているのと同じマイクロミニ。純白のショーツは前も後ろも丸出しで、夢月は慌てて前のふくらみを押さえる。 「な、なにこれっ!?」 「アプリに、AVと連動する機能があるの。どう? 気に入った?」 そういう紗月の格好も、夢月と同じOL制服。スカートの短さも同じで、こちらは黒のショーツが見えている。 「き、気に入るわけないじゃん! こんな、恥ずかしい――!」 今までもミニスカートは何度もあったが、その比ではなかった。何しろ股下ではなく股上数センチの丈で、どうあがいても下着を隠せる長さではないのだ。ブラウスにベストと、上半身はきっちりしているのが、いっそう下半身の無防備さを意識させられる。 おのれの変態的な格好に、ペニスはあっという間にフルサイズに勃起して、ショーツの中で窮屈を訴えた。 「恥ずかしいのが好きなくせにー。お好みなら、実際このAVの通りのイベントを起こすことだってできるんだよ? ま、そうなったら、二人まとめて男にヤられちゃうんだけど」 「そ、それはさすがにやめて!!」 想像してしまい、夢月は青い顔で叫ぶ。 「やっぱりそっちはダメなんだ。ま、あたしもそのほうがいいけど。お兄ちゃん以外の男とセックスするなんて考えたくないし、お兄ちゃんが掘られてメス堕ちしちゃうのも見たくないし」 「ほんとにそれは勘弁して……」 ため息をつきつつ、改めてこのアプリの出鱈目さを思い知る。 「ま、このお店の中だけでもその格好してちょうだい。デートなんだし、そのくらいいいでしょ?」 「こんなデート、めちゃくちゃだよ……紗月が楽しいならいいけどさ」 「もちろん楽しいわよ、ほら」 そう言ってさらにスマホを操作すると、二人の短いスカートの下に、かろうじて穿いて陰部を隠していたショーツまでもが消失した。 「やっ……! ちょっ、下着……!」 ショーツに閉じ込められていたペニスが解放され、タイトスカートの裾から露出する。夢月は慌てて両手でそれを隠しつつ、同時に紗月の陰部に目が釘付けになってしまう。 「さ――」 声が干上がる。 太腿の付け根の間にあるぷっくりとしたふくらみと、中心に刻まれた割れ目。まだ体毛すら生える気配のない未熟なそこは、内側から溢れたものでじっとりと湿り、内側から鮮やかなピンク色の襞さえ覗けていて―― 「ね?」 紗月は挑発するように腰をくねらせながら、 「あたしもすっごく楽しんでるんだよ、お兄ちゃん」 「う――わ、判った、判ったから、ちゃんと着て……! ほら、他のお客さんもいるんだから、見られたら――」 夢月は慌てて紗月の肩を掴むと、周囲から隠すように体を近づける。しかしそうすると、股間の屹立がその割れ目に触れそうになり、 「んふふっ、このまま近づいたら入っちゃうね。いっそここで、シちゃおっか?」 揶揄うように言われて、さらに真っ赤になっていると、 「お客さまー、店内でのプレイやセックスはお控えくださいねー」 「わっ!?」 ふいにかかる声に、夢月は驚いて振り返る。 そばかす顔で、眠たげな二重瞼に黒縁眼鏡をかけた女性店員が、ショップのエプロンをつけて立っていた。夢月たちをぼんやりとした目で見つつ、陰気な低音ボイスで話す。 「女装OLプレイと露出プレイですかー。しかも兄妹でなんて、お客さんたちマニアックですねー。AVの企画ものでもあんまり見ませんよー」 「あ、あの、別にプレイってわけじゃなくて……!」 「えっ、プレイじゃないのにそんな格好してるんですか。さすがにそれはヒきますよ」 「う……」 兄妹そろってマイクロミニスカのOL制服、しかもノーパンで性器を露出しているのだから、確かにプレイとしか思えない。それであっさり流す店員もずれているのだが。 「まぁそれはさておいてですねー、この裏手に当店と提携してるラブホテルがあるので、良ければご利用くださーい。教室とかオフィスとか、いろいろなセットがありますので、イメージプレイにも使えますよー」 「ど、どうも……どうする、お兄ちゃん?」 「じゃ、じゃあ、後でまた……」 「かしこまりましたー」 店員は軽く頭を下げて、そのまま別の棚に行ってしまった。 (続く)
Comments
翻訳してお読み下さりありがとうございます! ファンタジー系もしっかり書いてみたいですね。
十月兔
2020-03-04 15:01:46 +0000 UTCそうです。日本語をできなく翻訳を利用しています。
esak
2020-03-04 14:57:37 +0000 UTCコメントありがとうございます! 「服が脱げなくなる系の作品が好き。ファンタジー系ABDLがもっと読みたい」ということでしょうか…?
十月兔
2020-03-04 14:05:19 +0000 UTCI especially like stories about '脱げない'.
esak
2020-03-04 13:58:40 +0000 UTCThank you for writing. I want you to write more Magic ABDL stories.
esak
2020-03-04 13:57:06 +0000 UTC