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輝度で考えるアニメ塗りの配色ルール

みなさん、こんにちは!今回は配色についてお話ししたいと思います。

最近、3Dのアニメ塗りテクスチャの描き方について色々と試していたんですが、テクスチャを作る時にいつも色選びに時間がかかることが多いんですよね。割と感覚で色を決めることが多いので時間がかかる。。。

そこで思ったのが、「自分なりの配色ルールを作ってみよう!」ということです。

ルールを決めることで、ある程度の指針を決めることが出来るはず!と考えました。

すべてを一気に解決するのは難しいので、まずは「輝度」に注目して、コントラストの決め方を考えてみました。

以前作ったテクスチャを改良してみる

こちらは以前、一度テクスチャを作ったものです。その時はそれなりに考えて塗ったつもりですが、細部まで調整はしていませんでした。まずはこちらを白黒に変換して輝度をチェックしたいと思います。

3Dモデルは、QuQuさんがBoothで販売しているPekeちゃんです↓

(frame embed)


白黒にしてみて気づいたこと

白黒にしてみると、問題点がいくつか見えてきました。

明るい部位と暗い部位の輝度の差が大きいため、全体的にコントラストが強く感じますね。細かく説明すると、衣服の部分が少し暗すぎる、髪と肌が衣服の白い部分に比べて明るいなど、少しずつ違和感があります。

この辺りに注意して明暗の調整します。

コントラストを抑えるようにしつつ、全体の明暗を調整しました。調整前よりも、全体的にまとまったと思います。

着色する際には、色によって輝度が変化するので、色を乗せつつも、輝度の印象が変わらないよう注意して整える必要があります。

明るさの値を0~100とした時に、大体30~95の範囲を使って色を選定しました。ポイントとしては、完全な白(RGB: 255,255,255)や完全な黒(RGB: 0,0,0)にならないようにするのが大事です。

↑この範囲で明度を決めるイメージ。

暗い色は、暗くしすぎると後で陰影を付ける時に上手くいかないので、多少は明るめにしておくと良いと思います。

陰色を調整する

次に陰色の調整をしていきます。色を決める時は色指定表を作っておくと良いです。

四角い枠の上枠が通常色、下枠が影色になります。

ここでもルールを考えます。

陰色の考えとして、同じ光が当たっていると仮定すると、理論的には通常色と陰色の輝度差はすべて同じになるはずですよね。

↑イメージとしてはこんな感じ。明るいところと暗いところで差分が20だった場合、すべての通常色と陰色で20の差が生まれる。

実際には色によって輝度の見え方が変わるので、厳密に同じじゃなくて10〜20くらいの範囲内で調整することにしました。

明るい色ほど差分が大きくて、暗くなるほどに差分が小さくなるようにしてみました。

このようなルールを作って、それぞれの影色の輝度を決めていきました。

陰色を作る時は通常色の明度を下げるだけでなく、色相や彩度の調整も必要になるのですが、その辺りはまた別の機会に話をしましょう。

やってみた感想

ルール化してから配色をしていくと、迷いが減って作業が早くなった気がします!作品のテイストに合わせて配色は調整していくものなので、これが正解と言うわけではないですが、ある程度の指針があると判断する時間が減るので助かりますね。

みなさんも配色で悩んでいるなら、このようにルール化してみるのも一つの手だと思うので、ぜひ試してみてください!

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