NokiMo
London犬
London犬

fanbox


(おまけ)お嬢様はどHENTAI‼ -サディスティック・クイーン・バニー-

-サディスティック・クイーン・バニー-


※お嬢様はどHENTAI‼ -後編- を先にお読みいただくことをお勧めいたします。



久遠

「そう来ますか・・・」


 シャワールームを出た後、久遠様は自分の衣類が無くなっていることに気づきました。久遠様が逃げられない様にソフンが隠したのです。なんとも用心深い男です。


ソフン

「ヒューー♪

 やっぱり想像通りのエッチな身体!」


久遠

「・・・・・・」



ソフン

「さっそく、その体を堪能したいところだけど、まずは久遠ちゃんの処女喪失記念日として、前祝いの乾杯をしようか」


久遠

「・・・・・・」


 そう言って、ソフンが麻薬入りのドリンクを久遠様に差し向けます。


久遠

「お酒・・・ですか?」


ソフン

「そうそう。でも、かる~いお酒だよん♪」


 久遠様はそのドリンクを受け取り、一瞬何かを考えるようなしぐさを見せました。


ソフン

「ん、まさかお酒は初めてかい?」


久遠

「いえ・・・あ、ちょっと良いですか?」


ソフン

「ん?」


 久遠様は受け取ったグラスを一旦ソフンに返し、何やら鞄の中からゴソゴソと取り出します。


ソフン

「何やってるんだい?」


久遠

「・・・やっぱりあった」


 久遠様は何やら手に持って、ソフンの傍に近寄っていきます。久遠様がカバンから取り出したもの・・・それは。


ソフン

「お、おい!

 そのスタンガンで何をする気だ!」


久遠

「馬車馬さんからお借りしたままだったのを思い出しました。これ、活用させていただきますわね」


ソフン

「や、やめ」

《バチバチバチバチ!》


久遠

「うふふふふふ」


 死なない程度に気を失うソフン。10分か15分か・・・暫くして、意識を取り戻します。


ソフン

「う・・・ん・・・は!」

(いない・・・逃げられた?

 くそ・・・まさかスタンガンを持っていたなんて・・・迂闊だった)


 意識がはっきりしてくると、ソフンは自分の身に起きている異変に気が付きます。


ソフン

「・・・え?」



 両手をベッドに括り付けられ、身動きが取れません。さらに、衣服が全てはぎ取られ、なんとも小さくて醜い包茎のペニスを露出しておりました。


ソフン

「な・・・お、おい!

 一体どう言うつもりだ、おい、いるのかぁっ!?」


 ソフンの怒鳴り声のあと、シャワールームから久遠様が現れます。これはまた大変奇異な格好をしておられました。



久遠

「これ、貴方の趣味なんですのね?」


ソフン

「そ、それは・・・後で君に着せようと思ってたバニー衣装」



久遠

「もう着てしまいました・・・ウフフ」


ソフン

「俺の鞄の中を見たのか!」


久遠

「・・・ええ」


ソフン

「それでも逃げなかったということは・・・そ、そうか・・・じゃあ、俺と初夜を迎える気持ちは変わってないんだね」


久遠

「フフフフ」


ソフン

「良かった。

 それじゃあとりあえず、この縄を解いてくれ。

 君に危害を加えるようなことはしないから」


久遠

「それは・・・出来かねますわ。

 私は、生まれて初めて本気で怒っておりますの」


ソフン

「ちょ、ちょっと落ち着いて」


久遠

「ウマニさんが折角考えてくださった計画をぶち壊しにし、私から貴重な時間を奪いました。時間は取り戻すことが出来ません」


ソフン

「い、いや、でも、処女を喪失したいなら俺とすれば済む話で」


久遠

「私は、貴方に奪われてしまうつもりはございません!」


ソフン

「え?」


久遠

「私は怒っています。

 ですから、私が貴方から収奪するのです」


ソフン

「し、収奪・・・って・・・何をだよ!」


久遠

「何もかも・・・です」


ソフン

「・・・な、何を言って」


 久遠様の瞳が怪しく赤く光っておりました。その冷笑にソフンは大きく生唾を飲み込みます。何かが違う・・・何か普通ではないと思える久遠様の豹変に、ソフンは恐怖すら感じるのです。


久遠

「それにしても・・・鬼小島のマーラ様とはずいぶん違う・・・何とも歪な形ですのね」


ソフン

「は!」


 ソフンの短くて無様な包茎のペニスは、完ぺきに近いルックスを持つ彼の唯一のコンプレックスと言えるかもしれません。


ソフン

「ぼ、勃起さえすれば、なんの支障もないんだ!」


久遠

「ここを治すお金は無かったのかしら?」


ソフン

「治す・・・って・・・ええ?」


久遠

「随分と様変わりされたのですね。今の私のように・・・凄い変化です」


ソフン

「言ってる意味が・・・ま、まさか!?」


久遠

「ウフフフフ・・・ソフン・・・ソブン・・・曽文・・・」


ソフン

「!!!!」


久遠

「曽文 玄吾郎さん?」


 そう言って、久遠様は一枚の免許証をベッドに縛り付けられたソフンに投げました。



ソフン

「はぐぁぁぁ・・・うぐぅぅ・・・!」


久遠

「ウフフフ・・・少しづつ弄って、その度に女の子を金蔓にして、手にしたお金でまた弄って、また金蔓にして・・・。

 そうやって作り上げた紛い物の貴方が、今の貴方ですのね?」


 そう言って、久遠様はソフンのスマホをベッドに放り投げました。


久遠

「沢山の女の子の映像が入っていました。貴方との行為を心から喜んでいる女の子たちの映像。

 そんな女の子たちの無垢な心を、貴方はお金稼ぎの手段にして裏切ってきたのですね・・・。

 私との行為は、お幾らで売るつもりでしたの?」


ソフン

「く・・・くぅ」


久遠

「外国人が女の子受けするからって、名前や出身まで偽って・・・貴方、本当の貴方は一体どこにおりますの?」


ソフン

「お、俺は・・・俺は・・・」


久遠

「いえ、貴方は・・・存在しない人なのです。

 本当の貴方はもうどこにもおりません。

 そこにいる貴方は・・・外面だけ飾った空の箱」


ソフン

「き、聞いてくれ、俺だって、最初からこうなりたくてなった訳じゃないんだ・・・!

 でも、こうでもしなきゃ世の中の女どもは誰一人相手に」


久遠

「貴方より、ありのままで生きているウマニさんと馬車馬さんの方が素敵です」


ソフン

「あ、あんなクソ雑魚MOBと一緒にするな!

 俺は、俺はね、人生の勝利者になるために必死に」


久遠

「貴方の泣き言など聞くつもりはありません。

 私は怒ってしまったと言ったでしょう?」


ソフン

「・・・え」


久遠

「ウフフフフ・・・間もなくその偽物の箱すら消えてなくなってしまう貴方に色々と聞く必要もないのです。

 さぁ、やるべきことをいたしましょう?」


ソフン

「や、やるべきこと?」


久遠

「私、男性をイカせてあげたことがありませんの。ですから、貴方には実験台になってもらいます」


ソフン

「イ、イカせるって・・・」


久遠

「これもすべて、希人さんを喜ばせてあげるための修練です」


 こうして、久遠様の"いじめ"が始まったのです。


久遠

「それにしても・・・なんだか奇妙な形のおチンチンですのね」


ソフン

「や、やめろ・・・」


久遠

「クンクン・・・なんだかとても臭いですのね」


ソフン

「シャ、シャワーを浴びさせてくれ、電気を消してくれよぉ!」


久遠

「ごめんなさい、そんな悠長な時間はありませんの。しょうがありません、綺麗にお掃除しましょう」



 久遠様は両足を開いて、その足でソフンのペニスを絞り出すように擦り始めました。



ソフン

「うあ・・・うぁあ・・・あ・・・」


久遠

「ウフフフフ・・・私の足の裏に、貴方の悪臭がこびりついてしまいますの」


ソフン

「やめろぉ・・・う」


久遠

「あら・・・おかしいですのね・・・見る見るおチンチンが委縮してしまいますの・・・」


 緊張と恐怖、そして辱めにより、もともとサド気質だったソフンは拒絶反応を示してしまっているようです。ただでさえ小さかった包茎のペニスが、まるで真冬の外に裸でいるときのように、さらに小さく縮こまってしまいました。


久遠

「ん~・・・これでは、イカせることは不可能ですねぇ」


ソフン

「・・・イ、イッてあげる、何度でもイッてあげるから、だから縄を!」


久遠

「情けないおチンチン・・・困った子ですねぇ・・・。

 では、これではどうですか?」



 久遠様はバニースーツの胸を勢いよくズリ下げられました。豊満な胸がブルンブルンと零れ、その中から清楚とはかけ離れた卑猥すぎる乳輪と乳首が露出いたしました。

 そのドスケベすぎるギャップに、ソフンは再び生唾を飲み込みました。


久遠

「まぁ・・・ムクムクと・・・効果覿面ですのね?」


ソフン

「さ、触りたい、舐めたい!

 だから、自由に」


久遠

「それは出来ません。自由の意味すら知らない貴方に、自由を与えるなど勿体ないことです。

 不自由がどういうものなのか、じっくりと味わうがよろしくてよ」


ソフン

「く・・・う」


久遠

「さぁ・・・おイキなさい・・・この醜いおチンチンから恥ずかしい汁を飛ばしてごらんなさい」



ソフン

「う・・・うぁ・・・あああ」


久遠

「我慢しなくてよろしいのですよ?

 このみっともないおチンチンからさっさと汚物を吐き出せばいいのです」


ソフン

「うぁあああああああ!」



《ビク・・・ビクンビクンッ!》


ソフン

「うく・・・う・・・うぁ・・・うぁぁ・・・あぅ」



久遠

「ウフフフフ・・・随分出ましたのね?

 汚い汚い・・・貴方の汚らしい精液、私のおっぱいに沢山かかってしまいましたわ」


 久遠様のいじめはまだまだ続きます。

 次に、射精したばかりでシュルシュルと縮小したソフンのペニスに顔を近づけ、フーフーと吐息をかけ始めました。


久遠

「早く元気にな~れ・・・フ~~・・・早く元気にな~れ・・・フ~~」


ソフン

「そ、そんなことしたって、一度射精したチンコはすぐには」


久遠

「休憩なんて許しませんわ。私には時間がございませんの」


ソフン

「これは、女とは違う男の生理現象なんだ、無理を言うな!」


久遠

「いいえ、無理をしていただきますわ」


 そう言うと、久遠様の舌がペロリとソフンのペニスを揺らしました。



ソフン

「うあ・・・う」


久遠

「本当に醜くて情けないおチンチン・・・鬼小島のマーラ様と比べたら、アリと象・・・ウフフフフ♡」


ソフン

「しゅ、手術するんだ、どうせ見えないところだから後回しにしてただけなんだ!」


久遠

「見てくればかり気にしてるから、内面もこの汚チンチンも醜いままなのですね。

 でも、もう手術の必要はありませんのよ?

 すべて今日限りですもの」


ソフン

「・・・え?」


久遠

「ですから、すべての精液を絞り出してしまいましょうねぇ♡」


 久遠様の舌が上品に何度もソフンの亀頭を舐め上げます。すると、射精したばかりのペニスが徐々に逞しくなってきました。



久遠

「まぁ・・・ウフフフフ♡

 ・・・元気になってきた」


ソフン

「く・・・ううう」


久遠

「こんなに醜い汚チンチンなのに・・・なんだかかわいく思えてきましたの。

 私のおまんこに入りたいがために、一生懸命に勃起しているんですもの」


ソフン

「い、入れたい・・・その通りだ。

 君の処女が欲しい、だから自由に」


久遠

「残念ですが、私の中には入れません。

 貴方にもこの汚ちんちんにも、この先そんな自由は訪れないのです。

 それに、貴方はもう十分に自由を謳歌されたでしょう、間違った自由を。

 多くの罪のない人々の悲しみを糧にして」


ソフン

「・・・く・・・」


 久遠様の唇がソフンの亀頭を包み込みます。



ソフン

「あう!」


 そして、音を鳴らしながら精液を吸い出します。


《ヂューー・・・ズヂューーー》


ソフン

「う・・・んぁぁ・・・あああ」


《ヂューー・・・ズヂューーー》


ソフン

「ふぁぁあああ!」


 普段は皮に隠れて刺激から保護されている亀頭が、久遠様のバキュームによって強烈な刺激となります。ソフンの身体がくねくねと情けなく捩れるのです。


ソフン

「うぁぁああ・・・つ、強すぎる・・・そんな吸い方したら・・・あああ」


 久遠様はお構いなしで亀頭を吸い続けます。


《ヂューーーーー!》


ソフン

「うぁああああ」


 強烈な刺激、ソフンは激しく悶えます。

 その様子に薄笑いを浮かべる久遠様。

 今度は、ペニスの根元まで吸い込みます。



ソフン

「う・・・はぁぁああ・・・」


 激しかった亀頭の刺激が、一転して今度は温かい口内で包まれる。久遠様の唾液が絡み合い、自分のペニスが自分の意志の届かないところで滑らかにスライドします。

 初めてとは思えない久遠様の舌使い。ソフンは溜まらずに喘ぎ声を発してしまいます。


《チュ・・・チュパ・・・チュルルル・・・チュパッ》


ソフン

「う・・・うぁ・・・あああ・・・うぁぁあああ」


 久遠様の首の動きが徐々にスピードを上げていきます。先端から根本へ、根元から先端へ・・・ペニスの全面が久遠様の唾液でヌルヌルと滑ります。



 ソフンは耐えられず声を出して悶えました。


ソフン

「あふ、あふぅぅ!」


《チュ・・・チュパ・・・チュルルル・・・チュパッ》


ソフン

「イ・・・イク・・・イクゥ・・・」


 ソフンの情けない声、久遠様の含み笑い。

《ドビューーー!》



久遠

「恥ずかしい人・・・またこんなにいっぱい出してしまって」


 ソフンの精液を味わうように飲み込むと、久遠様はまた執拗に繰り返すのです。本当にソフンから全てを搾り取ってしまう勢いです。



ソフン

「ふぁ・・・あが・・・うぐ・・・」


 ソフンの身体から力が消え失せ、目も虚ろになっていました。もはや生気を失った屍のようです。空っぽの箱。まさに久遠様の言葉のように、ソフンの中身は何もなくなってしまいました。


 しかし、久遠様はまだお許しになられません。


 久遠様の浮かべる愉悦に満ちた表情。快感、興奮。

 その表情は、ソフンの全てを吸い取ったとしても、まだ欲してやまないという雰囲気です。


ソフン

「ぐ・・・く・・・ぅ・・・う」


 すでに正常な思考能力を失ったソフン。久遠様はソフンの股に入り込み、今度はその豊満な胸でソフンの疲れ切ったペニスを弄ぶかのように絞り始めます。まるで少女が人形を悪戯に扱うように。



ソフン

「もう・・・やめて・・・くれ・・・助けて・・・くれ」


久遠

「全てを奪うと言いましたでしょう?

 言葉を発せるということは自我が残っているということ、まだ吸い足らないということです」



ソフン

「う・・・あ・・・ぁぁ・・・あ」


久遠

「ウフフフ♪

 観てください、貴方の情けない汚チンチン、私の胸の中で隠れんぼしてますのよ」



久遠

「さあ出ておいで~♡

 こんなところに隠れてないでぇ♡」


ソフン

「ぁ・・・ぅ・・・ぁ・・・」


 もう何も残っていないはずのソフンのペニスから、まるで魂を吐き出すがごとく精液が飛び出します。



久遠

「あは♡

 まだまだ、吐き出せそうですわね♡」


久遠様の拷問は続きます。ソフンはついに意識を失いました。



《シャー・・・キュッキュッ・・・》


 バスルームから出てきた久遠様は、体を拭き身だしなみを整えます。


久遠

「そうだ・・・、鬼小島のことを忘れていました。すぐにメールを送らなければ」


 久遠様は衣服を整えながら部屋へ戻ります。ベッドには意識が昏倒してまるで廃人のようにパクパクと口を動かすだけのソフンが仰向けに縛られたままです。


久遠

「制服は返してもらいました・・・でも、その下着は差し上げますわ。

 貴方の人生の、最後の贈り物」


 久遠様はそう言い残すと、ソフンをそのままにして部屋を後にしました。



 ところで・・・彼を忘れてはいけません。久遠様と希人さんを結んだ最高の功労

者・・・。



馬車馬

「クゥォオォォ・・・ォォォオ・・・ォォォオ」


鬼小島

「フォォ・・・ォォ・・・ォォオオオ・・・ォォ」


 まるで動きの鈍いゾンビの追いかけっこのように、二人は夜の街をほぼ歩いていました。そして遂に、鬼小島の厳つい手が馬車馬の肩を捉えたのです。


馬車馬

「・・・クォォ・・・ォォオオ・・・」


鬼小島

「フォォォ・・・ハァーー・・・フォォォ・・・ハァーー・・・」


 馬車馬はストンとその場に尻もちをつき、完全に観念した様子でした。鬼小島も中々息が整わず、両ひざに手をついて何も言わずに肩を大きく揺らしています。


馬車馬

「ば・・・ば~か・・・僕は・・・久遠さま・・・じゃねーよ・・・」


鬼小島

「ハァハァハァハァ・・・ハァハァハァハァ・・・」


馬車馬

「お前・・・アホだろ・・・ずっと・・・久遠様だと思って・・・追ってた・・・のか?」


鬼小島

「ハァハァハァハァ・・・ハァハァハァハァ・・・」


馬車馬

「お笑い・・・だな」


鬼小島

「ハァハァハァハァ・・・ハァハァハァハァ・・・」


馬車馬

「・・・・・・」


鬼小島

「ハァハァハァハァ・・・ハァハァハァハァ・・・」


馬車馬

「ろせ・・・さっさと・・・ころ・・・せ」


鬼小島

「ハァハァハァハァ・・・ハァハァハァハァ・・・」


馬車馬

「忠義・・・の為に・・・果てて・・・本望・・・」


鬼小島

「・・・ハァハァ・・・ハァハァ・・・」


 大分呼吸が落ち着いてきた鬼小島は、ムクっと身を起こし、当たりを見まわします。周囲に人影が無いことを確認したのです。


馬車馬

「ウマニ・・・さん・・・久遠・・・さま・・・サウヨウナラ・・・」


鬼小島

「・・・忠義・・・」


馬車馬

「・・・・・・」


鬼小島

「俺も・・・久遠様のために・・・テメェ―を追った」


馬車馬

「・・・へ・・・」


鬼小島

「テメェが、久遠様だと信じて・・・疑わなかった。忠義の思いで、その一つだけの為に、テメェを無我夢中で追った」


馬車馬

「そ、そっか・・・お前も・・・忠臣か・・・」


鬼小島

「それ以上だ・・・愛・・・愛だ」


馬車馬

「け・・・愛だって・・・おめぇは・・・ただの警護だろ・・・」


鬼小島

「だから何だ・・・誰を愛するか・・・それは誰もが等しく自由だ」


馬車馬

「・・・僕だって・・・久遠様を・・・愛してる」


鬼小島

「・・・そうか」


馬車馬

「・・・フフフ・・・でも、久遠様の心は、希人さん一筋だぜ」


鬼小島

「それでいい・・・希人を愛するそのお気持ちも含めて、俺は久遠様を愛する」


馬車馬

「カッコつけやがって・・・ケッ」


鬼小島

「さて・・・約束したな・・・お前をどうするか」


馬車馬

「ああ・・・分かってる。

 ・・・殺せ」


鬼小島

「・・・アバヨ」


 鬼小島の厳つい拳が大きく振り上げられます。まるで鉄鎚のような巨大な拳。華奢な馬車馬ならその一撃で絶命することでしょう。


《ティロン♪》


 その時、鬼小島のポケットから音が鳴りました。スマホを取り出しメールを確認します。


鬼小島

「・・・久遠様・・・」


馬車馬

「く、久遠様?」


鬼小島

「そうか・・・なるほど。ソフンというクソが・・・とにかく無事で何よりだ」


馬車馬

「な、なんだよ、ソフンがどうしたんだ!

 久遠様に何かあったのか!?」

鬼小島

「うるせーーーぞ!」


馬車馬

「ヒィッ!」


鬼小島

「久遠様からテメェらを丁重に扱えと指示があった。もう一人の豚はどこだ」


馬車馬

「・・・へ?」


 ウマニは、息も絶え絶えにビルの隅で座り込んでいました。ソフンから受けた暴行は思いのほか深刻だったようです。

 それでも、スマホを片手に、何かを一生懸命操作しているのです。


ウマニ

「最後の・・・保険・・・これだけは、やっておかないと・・・だよ」


 ウマニは久遠様のスマホをハッキングして、GPS情報や久遠様のパソコンのデータを盗み見ています。


ウマニ

「これこれ・・・あったぞ・・・んふふふ。

 乗り掛かった舟、例え難破しても、最後の最後まで僕はその船員なんだ・・・」


 そして、何か大きなことをやり遂げたような満足に満ちた顔で、空を見上げます。ビルの合間の小さな夜空が、美しい星々を映し出していました。


ウマニ

「久遠様は僕らのような鼻つまみ者にも、一人の女性として優しく接してくださった。僕は、そんな久遠様へ少しでもご恩返しができたかな・・・男としてじゃなく、人としての愛・・・受け取ってほしいな」


 そう言うと、ウマニの瞼が緩やかに閉じていくのです。

《キキィ!》


 車のブレーキ音。


《ダッダッダッダッダッダ!》


 誰かが走ってくる足音。


ウマニ

「・・・ん」


 うっすらと瞼を開くウマニの視界には、あの鬼小島が映っていました。


ウマニ

「ゲェェェェッ!」



 次の瞬間、鬼小島の張り手がウマニの傷だらけの顔面を右に左に殴打いたします。

《バキィッ!バキィッ!》


ウマニ

「ギョェェェェッ!」


鬼小島

「おいテメェ、大丈夫か!死ぬんじゃねぇ!おい!目を醒ませ!」


ウマニ

「い、生きて、生きてますって・・・と言うか、今の張り手で死に」


鬼小島

「よし!じゃあ景気づけだ!もらっとけ!」

《バキィッ!バキィッ!》


ウマニ

「グヴァァァァッ!」


馬車馬

「鬼小島の兄貴!

 それ以上やったらウマニさんが死んじまいますよぉ!」


 こうして三人は合流し、鬼小島の車で病院へ運ばれます。幸い、ウマニの傷も軽い怪我で済み、馬車馬も点滴を打つ程度で元気を取り戻しました。



ウマニ

「しかし、君が無事で本当に良かったよぉ」


馬車馬

「ええ、死を覚悟しましたけど、案外人生って上手くいくもんなんスねぇ」


ウマニ

「よし、最後の保険もバッチリ準備完了なのだ。もしお二人が上手くいかなかったら、あの映像で必ず」


馬車馬

「お二人、上手くいくと良いっスねぇ・・・本当に、そう思うんス」


ウマニ

「そうだね・・・。

 久遠様の喜びは、僕たちの喜びなのさ」


馬車馬

「まったくっス!

 ね、鬼小島の兄貴、って、あれ、兄貴は?」


ウマニ

「あ、いつの間にかいない・・・」


 暫くして、鬼小島のベンツがソフンのいるホテルの前に止まりました。

 車を降りる鬼小島の静かながらも寒気すら覚える怒りのオーラは、その後ろ姿から伝わってきました。




 この後、一体何があったのか、ソフンがどうなったのか・・・我々には知る由もないのです。ただ、今日を境に、ソフン・・・いえ、曽文玄吾郎をこの世で見かけたものは誰一人いないそうです。その名前も、あらゆるリストに存在しておりません。


一か月後――


馬車馬

「ウマニさん、見てくださいよぉ!

 『久遠様親愛隊』の隊員が遂に10万人を突破しましたよぉっ!」


ウマニ

「こ、これは凄い速さだぞ!

 この勢いで行けば、今年中に100万人突破も夢じゃないよ!」


馬車馬

「100万人スかぁ!年間会費が一人2000円だから・・・」


ウマニ

「ふふふふ」


馬車馬

「年20億スかぁあああああああああ!」


ウマニ

「馬車馬君・・・僕はね、100万人どころか、1000万人を目指しているのだよ!」


馬車馬

「に、200億・・・はがががががががが」


ウマニ

「そうさ!

 でも、久遠様あっての会だからね、その殆どは鷺ノ宮家へ寄付するつもりなんだよ!」


馬車馬

「え・・・き、寄付・・・スか?」


ウマニ

「うむ!それこそが忠臣の務めであるのだよ!」


馬車馬

「・・・も、勿体ないなぁ・・・」


ウマニ

「ところで、気づいていたかい?」


馬車馬

「何がっスか?」


ウマニ

「会員番号14235番」


馬車馬

「142・・・5・・・おぁぁぁぁあああ!」


ウマニ

「鬼小島の兄貴も入ってくれたんだ!」


馬車馬

「兄貴までもっスかぁ」


ウマニ

「そして会員番号2022番・・・」


馬車馬

「ま、まさか」


ウマニ

「フフフフフフ・・・」


馬車馬

「久遠様は本当に愛されてるっスねぇ」


ウマニ

「うむ!

 そして、久遠様が愛してくださるから、我々も頑張り続けられるのだよ!」


馬車馬

「その通りっス!」


ウマニ

「この会は、いずれ本物の軍隊に変わるかもしれないよ」


馬車馬

「久遠様万歳!」


ウマニ

「久遠様万歳!」


「万歳!万歳!」


希人

「・・・・・・」

(彼女との待ち合わせ。

 こうやって待っている間が、僕は楽しくてたまらないんだ。

 彼女がどっちの方角からやってくるのか、そんなことを予想してね。


 彼女は、歩く道を自分で決めてやってくるんだ。それは誰の指示でもない。誰の威光も関係ない。

 だから、どこからやってくるのか分からない。

 僕は、彼女が歩いてくる方角を予想する。そして、その予想はいつも当たるんだ。


 今日はきっと・・・。


 さぁ、そろそろ彼女が来る頃だろう。

 フフフ・・・ほらね)


希人

「待ってたよ!

 金曜日の夜は始まったばっかり!

 さぁ、今日は目いっぱい遊ぼう!」 



終わり

セリフ液体無しバージョン

立ち絵


後編1


後編2



(おまけ)お嬢様はどHENTAI‼ -サディスティック・クイーン・バニー- (おまけ)お嬢様はどHENTAI‼ -サディスティック・クイーン・バニー- (おまけ)お嬢様はどHENTAI‼ -サディスティック・クイーン・バニー- (おまけ)お嬢様はどHENTAI‼ -サディスティック・クイーン・バニー- (おまけ)お嬢様はどHENTAI‼ -サディスティック・クイーン・バニー- (おまけ)お嬢様はどHENTAI‼ -サディスティック・クイーン・バニー- (おまけ)お嬢様はどHENTAI‼ -サディスティック・クイーン・バニー- (おまけ)お嬢様はどHENTAI‼ -サディスティック・クイーン・バニー- (おまけ)お嬢様はどHENTAI‼ -サディスティック・クイーン・バニー- (おまけ)お嬢様はどHENTAI‼ -サディスティック・クイーン・バニー- (おまけ)お嬢様はどHENTAI‼ -サディスティック・クイーン・バニー- (おまけ)お嬢様はどHENTAI‼ -サディスティック・クイーン・バニー- (おまけ)お嬢様はどHENTAI‼ -サディスティック・クイーン・バニー- (おまけ)お嬢様はどHENTAI‼ -サディスティック・クイーン・バニー- (おまけ)お嬢様はどHENTAI‼ -サディスティック・クイーン・バニー- (おまけ)お嬢様はどHENTAI‼ -サディスティック・クイーン・バニー- (おまけ)お嬢様はどHENTAI‼ -サディスティック・クイーン・バニー- (おまけ)お嬢様はどHENTAI‼ -サディスティック・クイーン・バニー- (おまけ)お嬢様はどHENTAI‼ -サディスティック・クイーン・バニー- (おまけ)お嬢様はどHENTAI‼ -サディスティック・クイーン・バニー- (おまけ)お嬢様はどHENTAI‼ -サディスティック・クイーン・バニー- (おまけ)お嬢様はどHENTAI‼ -サディスティック・クイーン・バニー- (おまけ)お嬢様はどHENTAI‼ -サディスティック・クイーン・バニー- (おまけ)お嬢様はどHENTAI‼ -サディスティック・クイーン・バニー- (おまけ)お嬢様はどHENTAI‼ -サディスティック・クイーン・バニー- (おまけ)お嬢様はどHENTAI‼ -サディスティック・クイーン・バニー- (おまけ)お嬢様はどHENTAI‼ -サディスティック・クイーン・バニー- (おまけ)お嬢様はどHENTAI‼ -サディスティック・クイーン・バニー- (おまけ)お嬢様はどHENTAI‼ -サディスティック・クイーン・バニー-

Related Creators