部室のドアに近づき陽子ちゃんが震える手でドアノブに触れ、音をたてないようにゆっくりと回していきます。
静かにドアノブが回り、ゆっくりと少しだけドアを開きその隙間から廊下の様子を陽子ちゃんが窺っています。
「今なら…大丈夫です…誰もいません」
コクリと頷くと、私もドアに近づきます。
陽子ちゃんが外を覗くために少しだけ開けていたドアをゆっくりと開けていきます。
私達の目の前に部室棟の廊下の光景が広がっていきます。
そこは普段は学生が歩く普通の空間、そこに靴すら履いていない完全な全裸で出ようとしているんです。
前にいる陽子ちゃんがゆっくりと一歩を廊下へと踏み出しました…
足がガクガクと震えているのわかります。
そしてそれは私も同じです。
ドアから流れ込んでくる外の空気が体を撫で上げ、恐怖と快感で感じてしまいビクビクと痙攣してしまっています。
そして陽子ちゃんの裸体が完全に廊下に出ると、私もそれに続いて廊下に出ました…
「巴先輩…じゃあ…やっちゃいますね…」
「うん…私達をもっと、もっと…気持ちよくして…」
陽子ちゃんが部室側のドアノブについたつまみでロックをかけ、ゴクリと唾を飲み込み強めにドアを閉めました。
そして再度開けようとしてみると鍵が掛かって開かなくなっていました。
この扉が以前から壊れていて、俗にいうインキーでロックできてしまうという事を知っていた陽子ちゃんは、最後の逃げ場所すら無くしてしまうことを思いつき、そして遂にそれを実行してしまいました。
ここの鍵も服をしまった鞄の鍵と同じ場所に隠してしまっています。
私達は全裸で大学の構内を歩るき、鍵を回収しない限り服どころか安全な部室に隠れることすらできない極限の状況に追い込まれてしまいました。
「はっ…はっ…ひぃ…巴先輩…閉めちゃった…閉めちゃったよぉ…」
「ひぃ…ひぐっ!…んぅ!!陽子ちゃん…私達…こんな状況なのに死ぬほど感じちゃって…るぅ。本当にどうしようもない露出マゾの変態…ィィ!」
自分達の手で部室から締め出され、安全地帯を放棄するというどうしよもなく危険で行為の筈なのに…その瞬間の互いの顔には引きつった淫靡な笑顔が張り付いていました。
そして視線をドアから通路に向けると、そこには見慣れた部室棟の廊下が広がっています。
「陽子ちゃん、私達…お昼の大学構内で全裸だよ…普段は皆が歩いている場所でこんな…ふぐっ!!」
「言わないで…そんな事言われたら感じちゃ…うぅん!!」
普段皆が普通の生活を送っている所でこんな格好を晒していると思うと感じてしまい、触りもせずに廊下の真ん中で全裸で悶えてしまいます。
「んっ…巴先輩…あっちの階段から下に降りましょう…何時までもここにいると…誰かが出てくるかもしれないです」
その言葉に露出の快感に煮えた頭に冷静さが戻ってきます。
確かにこのフロアの廊下に人がいないというだけで、フロア全ての部屋を確認したわけではありません。
今にも誰か出てきて見られてしまうかもしれません。
「う…ん!そう…だね…行こう…」
こうして逃げ場のない私達の恥辱に満ちた露出が始まりました。