G.O.E~番外編5【逃れられない挟撃の悦楽】~
爽やかな風が、二人の間を通り抜けた。 学校の屋上には他に人は見当たらない。 若々しく、生命力にあふれた青年たちが蠢いているのを眼下に望...
2021-10-27 05:54:34 +0000 UTC View Post
爽やかな風が、二人の間を通り抜けた。 学校の屋上には他に人は見当たらない。 若々しく、生命力にあふれた青年たちが蠢いているのを眼下に望...
2021-10-27 05:54:34 +0000 UTC View Post「蓮の様子が変?」 談話室でテーブルを囲んで話す涼、育也、奏多の三人。 訝し気に眉を吊り上げて、涼は他二人の顔を見た。 「絶対変だよ。だ...
2021-09-30 04:50:05 +0000 UTC View Post白い煙が立ち込めるシャワールーム。 絶え間ない水音が響き渡るその空間には、一人の男しかいなかった。 涼は壁に片手をついて、うなだれるよ...
2021-08-31 05:53:39 +0000 UTC View Post「わぁ、海だぁ!」 人目も気にせず叫ぶと、奏多は一目散に走り出した。 躊躇なく海に踏み込むと、振り返って眩しい笑顔を俺たちに見せる。 「...
2021-07-31 08:21:55 +0000 UTC View Post玉座に腰掛けたウィルの目の前に、突如として瘴気のゲートが開いた。 瘴気をゲートとして開けるのはある程度の瘴気を持つ者だけ。 この空間に...
2021-06-21 22:59:32 +0000 UTC View Post共に戦う者を失うということに喪失感を覚えることはない。 だがそれでも…胸の内にモヤモヤとした何かを感じはするものだ。 オウンがどこかへ...
2021-06-05 05:39:12 +0000 UTC View Post耳鳴りが聞こえてしまうほどに、この沈黙は不快だった。 目の前で今まで見せたことのない神妙な顔をして、オウンは俺を見た。 「僕はしばらく...
2021-05-31 04:26:42 +0000 UTC View Postこのお話は、とある3人が恐ろしい目にあっていた時の、2階でのお話……。 ✳︎ ココアを両手に持って2階に上がり、俺と蓮の部屋の扉をノック...
2021-04-29 03:54:12 +0000 UTC View Post「あぁ、眠い」 大型バスの1番後ろ。 横に伸びた後部座席には、5人の男が座っていた。 窓の外には山肌と空だけが広がっている。 そんな殺風景...
2021-03-07 00:36:39 +0000 UTC View Post用水路を歩いていたオウンの足が、不意に止まった。 「おいおい、嘘だろ」 呆然として空間を見つめ、信じられないといったように首を振る。 ...
2021-02-28 05:41:32 +0000 UTC View Post5月。 春もそろそろ終わりを迎え、雨の季節へと変わろうとしている時だった。 俺がG.O.Eという組織と出会ったのは......。 ・ それはよ...
2021-01-31 23:11:30 +0000 UTC View Post「この基地は東京の地下にある。ここに通じる道は他にも幾つかあるが、基本的に俺達は転送を使う」 「転送?」 「あぁ。説明は難しいから省...
2021-01-31 23:08:37 +0000 UTC View Post漂う瘴気は...... そこに踏み入った者の心を惑わせる。 かつては厳格な面持ちと、荘厳な雰囲気を兼ね備えていたこの場所は 今となっては柱も...
2021-01-31 23:03:27 +0000 UTC View Post玉座の前では ライトとレフトが跪き、己の主の参上を待っていた。 すると、玉座の周囲に漂う瘴気が1つに集まり 黒髪の青年の姿を作り出す...
2021-01-31 23:00:38 +0000 UTC View Post瘴気の中を歩くライト将軍は玉座の前に立つ同胞である女の姿を見つけた。 黒いローブを身に纏い、素肌を見せることのない彼女は、ライトに気...
2021-01-31 22:54:37 +0000 UTC View Post「なぁライト。俺はイマイチ理解できないんだが......お前の計画は失敗したのか?」 「失敗......と言われれば否定はできません。当初の予定とは違...
2021-01-31 22:47:16 +0000 UTC View Postガーディアンレッド......。 人間でありながら俺に剣を抜かせた、面白い男だ。 剣の腕は俺の足元にも及ばないが、鍛えれば必ず強くなる。 .........
2021-01-31 22:36:09 +0000 UTC View Post目が覚めた時、目の前にいたのはオウンだけではなかった。 その横には、黒いスーツに身を包んだ奴が一人。 右手には柄の長い黒のハンマーを持...
2021-01-25 00:56:34 +0000 UTC View Post漂う瘴気はいつも以上に濃く、足取りは鉛のように重い。 玉座に集結する瘴気は人の形を象り、実体化してもなお集まっていく。 主は......ウィ...
2020-10-02 11:53:58 +0000 UTC View Post「それで、エナジーはどれだけ集まった?」 腕を組んで眼前に広がる奇妙な光景を見つめながら、ライトは背後で跪く怪人に尋ねた。 「レフト...
2020-10-02 11:41:03 +0000 UTC View Post......それは恐れていたことだったが、何となく予想していたものでもあった。 何体もの怪人と自分の部下を倒した奴らならば......。 だから今回...
2020-10-02 10:44:23 +0000 UTC View Post「くそッ‼︎」 自らが作り出した怪人の消滅を感じ取り、ウィルは玉座の肘掛けに拳を叩きつけた。 「やっぱり俺の怪人じゃダメか......」 ウ...
2020-10-02 10:35:22 +0000 UTC View Post傷だらけの赤いスーツが遠くに消えて 視界が一瞬にして黒く染め上げられた。 ーーこれで終わりか。 そう思った瞬間、目の前には見慣れた光景...
2020-10-02 10:27:49 +0000 UTC View Post頬杖をつき、目を閉じながら、ただ座っていた。 静寂なこの空間でただ1人 自分の部下が向こうの世界で暴れているのを、膨大な瘴気によって感じ...
2020-10-02 10:17:05 +0000 UTC View Post床に胡座をかいて座るオウンが、自分が創り出した怪人が負けたのを感じ取り、呑気に呟いた。 普通なら罰を与えるところだ。 こいつは俺の前...
2020-10-02 09:54:18 +0000 UTC View Post薄暗い部屋の中で 一人イスに座り、机の上の携帯を見ていた。 淡く輝くその画面には 俺と肩を組んで笑う蓮くんの姿があった。 もう何回…...
2020-10-02 09:35:02 +0000 UTC View Postこの前向こうの世界に行ってから どれくらいの日がたったのだろうか。 薄暗い空間 朽ちた石柱に、空の玉座。 変わり映えのない景色だ。 ...
2020-10-02 09:17:50 +0000 UTC View Post